朝ドラ平均視聴率ランキングまとめ！人気TOPやワーストは？【2020年】

朝ドラは、NHKで朝の時間帯に放送されている帯ドラマ、朝の連続テレビ小説の通称です。1961年（昭和36年）から放送が始まった朝ドラは、現在放送されているものまでで実に101作。すごい作品数ですね。

これら放送作品の中から、平均視聴率の高かった10作品をランキング形式でご紹介していきます！

第10位は、熊谷真実さん主演『マー姉ちゃん』（第23作）。

原作は長谷川町子さんの自伝で、主人公・マリ子は長谷川町子さんの姉・毬子さん。『サザエさん』誕生までをこぼれ話を交えながら描いた作品です。

マリ子役の熊谷真実さんと、マチ子役の田中裕子さんのコミカルなやり取りが人気で、今でも再放送を望む声も多いようです。

第9位は、友里千賀子さん主演『おていちゃん』（第21作）。

女優・沢村貞子さんの自伝エッセイが原作。次第に芝居の世界にのめり込んでいく大沢てい子（友里千賀子）が、大正から昭和の激動の時代に夢と希望を捨てずに生きた、下町人情と家族の関係を描いた作品です。

悩み、苦しみながら大きく成長していくヒロインに、感動の声がたくさん上がりました。ちなみに、大沢てい子の父役を演じた長門裕之さんは、沢村貞子さんの実の甥にあたるそうです。

第8位は、藤田弓子さん主演『あしたこそ』（第8作）。

大学入学、卒業、就職、結婚。女性の色々な転機を、摂（藤田弓子）と、彼女を理解しようとする両親を中心に、周囲の人々の姿を明るく描いた作品です。

人一倍のファイトと行動力をもって切り開いていく摂に、多くの人が勇気をもらったと、視聴率も好調でした。

第7位は、樫山文枝さん主演『おはなはん』（第6作）。

底抜けの明るさとユーモアを持った女性・はな（樫山文枝）が、軍人とお見合い結婚。子どもを授かりますが夫は病死、女手一つで二人の子どもを育てながら助産師を目指し、震災や戦争を乗り越えて生きたはなの生涯を描いた作品です。

当時新人女優だった樫山文枝さんが、はなの10代から80代までを一人で演じたことも話題になりました。『おはなはん』の放送時間になると、各家庭の水道使用量が激減したり、ロケ地が観光スポットになるなど大反響を呼びました。

第6位は、日色ともゑさん主演『旅路』（第7作）。

国鉄職員とその妻・有里（日色ともゑ）を中心に、大正から昭和にかけての激動の時代を素朴に平凡に、そして力強く生きた夫婦の物語です。

ヒロイン・有里の初出産の放送回には、視聴者から祝電が寄せられるほどドラマの人気は高かったようです。

第5位は、高橋洋子さん主演『北の家族』（第13作）。

父の起こした事件により父が失踪し、函館で育った佐々木志津(高橋洋子)は、母と残された家族とともに母の実家の金沢に身を寄せますが、そこでも辛い現実が待っています。たくさんの試練を乗り越え、摂が懸命に生きていく姿を描いた作品です。

志津に様々な苦難が降りかかるたび、視聴者から「苦しめないで」とたくさんの声が届いたほど惹きつけられた人が多かったようです。

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