妊婦が温泉に入るのは大丈夫?妊娠初期・妊娠中の注意点は?

寒くなってくると温泉が恋しくなります。大きな湯船で暖まると心も体もリラックスできます。しかし、妊娠初期の妊婦や妊娠中に温泉に入っていいのかよく判りません。そこで妊娠初期の妊婦が温泉に入れるのか?妊娠中に温泉に入る注意点と合わせてご説明します。

妊婦が温泉に入るのは大丈夫?妊娠初期・妊娠中の注意点は?のイメージ

目次

  1. 妊娠初期の温泉はタブー?温泉法を確認しよう!
  2. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】流産の危険
  3. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】血圧上昇の危険
  4. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】感染症の危険
  5. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊娠中のいつ頃がベスト?
  6. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊婦に合う温度は?
  7. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊婦に合う泉質は?
  8. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】湯冷め対策は?
  9. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】温泉卵はダメ?
  10. 【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】スーパー銭湯は?
  11. まとめ

妊娠初期の温泉はタブー?温泉法を確認しよう!

体を温めることは胎児の成長と流産のリスクを減らしてくれるので、妊娠中は入浴したほうがよいと言われます。
入浴が通常のお湯ではなく温泉の場合はどうなのでしょうか?

そこで環境省のサイトから「温泉法」というものを調べてみました。
温泉法には温泉の保護基準や温泉を利用するためのルールが載っています。

sokennakaharaさんの投稿
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実は、1948年に公布された当時は妊娠初期の妊婦や妊娠中の入浴が禁忌とされていて推奨されていませんでした。
2014年になって医学的に根拠のない基準であるとされ、禁忌項目から削除されたのです。

もちろん、現在も禁忌項目から削除されたままです。
妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉入浴が温泉法でも容認されていることになり、温泉に入って大丈夫ということになります。

【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】流産の危険

妊娠初期の妊婦や妊娠中でも温泉に入浴することが大丈夫であるとはわかりましたが、十分に注意しなければ流産の危険性があります。

流産を回避するためには、危険なリスクを理解して温泉に入りましょう。
代表的なリスクに対する注意点を3つご紹介します。

【注意点1】滑らないように!
温泉は岩や木でできる浴槽が多いです。
夕方や夜は明かりが少ないことも多いです。
滑りやすくお腹が大きいと足元を確認しにくいので危険です。

手すりをつかって、ゆっくり歩き、滑らないように注意しましょう。

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【注意点2】ひとりにはならないように!
妊娠中は貧血に陥りやすいですし、のぼせてしまう可能性もあります。
意識を失って倒れてしまっては流産の危険があります。

ひとりでも大丈夫など言わないで、家族や友人と入浴するようにしましょう。

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【注意点3】長湯はしないように!
1948年の温泉法で妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉が禁忌とされた要因と言われているのは長湯です。

妊娠中の温泉は禁忌ではないですが、長湯をするとのぼせや体調不良を引き起こす原因となります。
入浴時間は10分以内に決めて温泉を楽しみましょう。

もしも長湯でのぼせてしまった場合は、風通しの良いところで休みながら顔や頭、首筋を冷やすようにしましょう。

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【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】血圧上昇の危険

妊娠初期の妊婦や妊娠中は女性ホルモンの影響で血流量が増加しています。
血圧が上がりやすい時期なので、高温の温泉につかることや、入浴後に冷水につかってクールダウンさせることで血圧上昇を引き起こしてしまします。

また、温泉の効果で発汗して血液の濃さが増していると、ドロドロ血となって血圧が上がりやすくなってしまいます。
入浴前に水分補給を必ず行うようにしましょう。

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冬場の温泉施設は脱衣所や浴室、露天風呂で急激な温度変化が起こり血圧上昇の引き金となります。
冬場は温度差の激しい露天風呂は避けるようにしたほうが無難ですよ。

【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】感染症の危険

温泉では大勢の人が共同のお湯につかる環境であるため、人についている原虫や昆虫がお湯に移って、同じお湯につかることで感染症にかかるリスクがあります。

温泉で感染しやすいものは「膣トリコモナス症」や「毛じらみ症」、「性器ヘルペス」です。

特に妊娠後期に性器ヘルペスに感染すると胎児に感染してしまう可能性があります。
これは「新生児ヘルペス」と呼ばれ血液を通して全身にまわり発病してしまい、しっかり治療を行わないと命を落とす危険があります。
また、抗ウイルス剤で治療を行ったとしても全発症数の30%が命を落としている恐ろしい感染症です。

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妊娠初期の妊婦や妊娠中は免疫力が低下するため感染しやすい体質に変わっています。
温泉を利用するのであれば、体を洗う時に使う椅子や洗面器、湯上りの足ふきマットなどできるだけ他人と同じものを共有することは避けて、シャワーを使って体をあらって清潔な自分専用のタオルを用意するようにしましょう。

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【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊娠中のいつ頃がベスト?

妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉が禁忌でないとわかったので、いつ温泉に入っても問題ありませんが、入浴に適した時期があります。
なぜなら、妊娠状態を考えると注意点があるからです。

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妊娠初期に妊婦全体の流産の約15%が発生しています。
安定期になる前の妊婦は貧血、血圧変動、出血、肌トラブルなどが起きやすく生活全般で注意が必要な時期なので温泉は禁忌と思っていたほうが無難です。

また、妊娠初期の遠出は体の負担にもなるので、遠出をして温泉に行くということは避けましょう。
妊娠後期になるとお腹が大きく体のバランスが取りづらくなります。
転倒の恐れがあるので温泉に行くことは避けておきましょう。

これらの注意点を考慮すると、妊娠中に温泉へ行くのは「安定期後から妊娠後期になる前」が安心して大丈夫なベストな時期と言えます。

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【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊婦に合う温度は?

海外の研究では深部体温と呼ばれる体の内部の温度が2度以上上昇すると流産の危険性や胎児異常発生のリスクが高まるという報告があります。

妊婦は高温期であるため一般的には平均して体温が37℃前後と考えられます。
そこで、深部体温の上昇を抑えるためには温泉の湯温は38℃から40℃までのぬるめの温泉をオススメします。
湯温が42℃以上になる温泉は暖まりすぎてしまうので避けるようにしましょう。

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血液が体全身を回るのにかかる時間は20分と言われています。
ぬるめのお湯でも芯から暖まると深部体温が上昇してしまいます、10分以内の入浴も必ず守りましょうね。

【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊婦に合う泉質は?

現在、泉質が胎児に影響を与える根拠は発見されていません。

放射能の問題が多く取り上げられている時期、ラジウム温泉に入ると被曝するのではないかと心配する人もいましたが、少しの入浴であれば気に留める必要はなく大丈夫です。

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注意する必要があるのは、ぬめりがあって滑りやすく転倒の恐れのある泉質の温泉です。
アルカリ性の温泉は特にヌルヌルしていることが多いので注意しましょう。

また、酸性の強い温泉は殺菌効果が高く肌への刺激が強いので、妊娠中肌の弱くなっている時期は入浴後にシャワーで流す対策を行いましょう。

稀ですが、効能が書いてある欄に「妊娠初期または妊娠後期の入浴は禁忌」と明記されている温泉もあります。
せっかくの温泉に入浴できないなんて悲しいので、泉質を確認してから行くようにして下さいね。

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【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】湯冷め対策は?

せっかく温泉で温まっても湯冷めしてしまっては風邪の原因になってしまいます。
妊婦は免疫力が低下しているので注意が必要です。

湯冷めとはウイルスや細菌が活性化しやすくなる状態です。
風邪の原因ウイルスは低温を好むのでまさに湯冷めの状態は大好物なのですよ。

湯冷めの原因は温まった体の体温を元に戻そうとする働きです。
汗をかき、血管を拡張させて熱を冷まそうとするために必要以上に体温を下げてしまうのです。

また、お湯から出た後にきちんと髪の毛や体を拭かないと気化熱の働きで水が蒸発するときに熱を奪ってゆきます。
そのため、必要以上に体温を下げてしまうのです。

そこで、温泉から上がったらしっかりとこれら2つの湯冷め対策を試してみて下さいね。

【対策1】体の水気をしっかりとる!
髪はタオルドライだけでなくきちんとドライヤーで乾かしましょう。
体の隅々まで清潔なタオルでしっかり水気を拭き取りましょう。
きちんと水気を拭き取っておけば、気化熱によって熱が奪われる心配がなくなります。

【対策2】湯上りに手か足に水をかける!
湯上りにひざ下の足か手に水シャワーをかけて下さい。
末端を冷やすことで体が水の冷たさに反応し、血管の拡張を抑えることができます。

【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】温泉卵はダメ?

温泉宿や温泉街では常に温泉まんじゅうと温泉卵の旗が目に入ります。
食べたくなってしまいますが、妊娠初期の妊婦や妊娠中には注意点があります。

「サルモネラ菌」による食中毒の可能性です。
妊婦は免疫力が低下しているので食中毒になりやすいです。
サルモネラ菌は加熱が十分に行われていないと感染して、高熱や下痢に嘔吐などの症状を引き起こします。

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サルモネラ菌は75℃以上で1分、または65℃以上で5分加熱することで死滅します。
温泉卵は通常、70℃の温泉に30分以上入れて作るので問題がなさそうですが、卵は半熟のままです。
半熟玉子は2時間以内に食べることが望ましいとされていますが、お店で売られている卵は作られてからの経過時間がわかりません。

どうしても食べたいときはできたての温泉卵をなら大丈夫ですが、妊娠中はあらゆる危険を避けたいものです。
ちょっと我慢して、妊婦にとっては禁忌と考えておいたほうが無難ですよ。

【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】スーパー銭湯は?

基本的には大丈夫です。
注意点として感染症のリスクは温泉と同じだけあるので気をつけて下さい。

スーパー温泉などの共同銭湯では妊婦さんの入浴を禁忌としている場所も多いので確認してから行くようにしましょう。
入浴自体に悪影響はなくてもお店側としては、妊婦さんが滑って怪我をする可能性が高いことから禁忌としていることもあります。

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まとめ

妊娠初期の妊婦や妊娠中でも注意点を守れば温泉も大丈夫、禁忌なことではありませんよ。

しかし、いつどこでどんなトラブルに遭遇するかはわかりません。
妊娠中は長距離移動を避けてください、体には負担がかかり赤ちゃんが苦しい思いをすると流産の危険性があります。

また、妊娠中は何かあってもかかりつけ病院へ向かえる距離の移動に抑えましょう。
どうしても遠くに行きたい場合は、きちんと医師に相談してから許可をもらっていきましょう。

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宿泊を考えるのであれば妊婦専用の段差の少ない部屋や、ベットの抱き枕や、妊娠中の食事を用意している宿泊施設もあるのでオススメです。
「マタニティプラン」で検索してみてくださいね。

おなかの赤ちゃんと一緒に温泉で暖まってリラックスしてくださいね。

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