ネイルトラブルのひとつ、『グリーンネイル』。ネイルアートを長く楽しまれている方なら、一度は聞いたことがあるワードだと思います。聞いたことはあっても、具体的な内容まで知っている方は多くないと思います。グリーンネイルにならないために。知っていただくために。この記事では、グリーンネイルについて、その原因や予防法、さらには実際に発症した時の対処法などを詳しく解説していきます。ネイルをする全ての人に知っておいていただきたい内容です◎ぜひご覧になってみてくださいね。
『グリーンネイル』って何?
via itnail.jp
グリーンネイルの症例写真です。
親指部分に注目してください。こちらはまだ早く気が付き、軽度な状態です。
グリーンネイルになると名前の通り、爪が緑色に変色します。
緑膿菌(りょくのうきん)などの菌が繁殖する事で、爪が緑色に変色します。
重度になると、爪全面が緑になり、匂いも感じるようになります。
ネイリストは、変色でグリーンネイルだと判断します。
緑膿菌は実はどこにでもある菌ですが、爪とジェルの隙間に水が入り、その湿気で菌が繁殖して発症します。
夏や梅雨時期の湿っぽい時期に患者さんが増えるので、それらの時期は特に気をつけてケアしたいところです。
ネイルをしている方は爪の上に発症しますが、ネイルをしていない方は、本来爪の中などで発症するネイルトラブルです。
ハンドに症状が出ることもありますが、爪の伸びが遅く、替え時期が長い傾向にあるフットが特に症状が出やすいです。
足は汗をかくと蒸れやすいので、特に清潔にするように心がけて下さい。
『グリーンネイル』を予防する
グリーンネイルを予防するのに気をつけたいのは以下の点。
☑︎ネイルの替え周期を守る
☑︎かけた爪、折れた爪をそのままほっておかない
☑︎伸びた爪を自分で切らない
☑︎手を清潔に保つ
そもそもネイルアートをしたら、マメなネイルサロンでのメンテナンスは欠かさずにいたいところです。
伸び伸びのネイルは見えない隙間がある可能性が高いです。
伸び伸びだったり、欠けたり、浮いたりしているネイルは可愛くないですよね。
清潔感を出すためや、身だしなみでもあるネイルが、逆に不潔に見えてしまいます。
ネイルの替え周期は長くても3〜4週の間です。
キチンと周期を守ったメンテナンスが大切です。
『グリーンネイル』になった時の対処法
もし『グリーンネイル』になってしまったときは、ネイルをオフし、手をきれいに洗浄してから、皮膚科に行きましょう!
グリーンネイルが治るまではネイルはできません。
完治が遅くなるので、サロンでは施術をお断りされるでしょう。
もし、『グリーンネイル』が軽度な場合は、緑色のところをファイルで削れば落とせるかもしれませんが、削りすぎると爪に穴が開いたり、爪がペラペラになる可能性があるので、決して自己判断ではせず、まずネイリストにご相談ください。
グリーンネイルは、ネイルアートを楽しんでいる皆さんに起こりうることです。
完治すればまたネイルを楽しめますが、したいのにできない期間は辛いものですよね。
グリーンネイルを予防する習慣をつけて、ネイルアートを楽しんでください。
Itnail編集部
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