無償の愛ってどういう意味?
無償の愛とは、どういう意味の言葉なのでしょうか。今回は無償の愛をくれる人の特徴などを紹介させていただきます。どんな人が無償の愛情を与えることができるのかを確認する前に、無償の愛について、少しまとめておきましょう。
無償の愛とは、「love that asks nothing in return」と言う英語が使われるようです。「free love」と訳されることもありますが、意味から考えると前者が正しいと言えるでしょう。
「無償の愛」の花言葉を持つ花で有名なのは、スイカズラというつる科の黄色い花です。また博愛という花言葉の意味を持つチューリップも無償の愛の花と言われることがあります。
無償の愛はスピリチュアルに関係している?
無償の愛を調べていると、スピリチュアルと関係しているという表記をよく見かけます。無償の愛というのは、母親が子に与える愛であったり、ソウルメイトという魂の繋がりがある人からの愛であると言われているからです。
母親が子に与える愛というのは、「親の心子知らず」ということわざで表現されることもあります。親が与える子への愛情が子供に伝わらないということから、無償の愛も受け取るほうは気が付かないという意味のことわざです。
スピリチュアルにも関係しているという無償の愛とは、具体的にはどんなものなのかを確認していきましょう。
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無償の愛とは①見返りを期待しないこと
無償の愛の大前提として、見返りを期待しない愛であるということがあります。
人はどうしても損得勘定で動いてしまいます。仕事をしているのは、仕事が好きだからだと言いながらお給料がいい会社を選ぶというのは、なんだかんだ言っても見返りを求めているからです。
愛情に関しても、自分がこれだけ愛しているのだから同じように愛して欲しい、それ以上に愛して欲しいと思ってしまうものです。しかし無償の愛というのは、見返りを期待していない愛です。
相手に愛されることがなくても、相手を愛することができるという愛になります。
無償の愛とは②自分を犠牲にできること
自分を犠牲にできるというのも、無償の愛になります。例えば何かの事故に遭ってしまったとき、自分の身を顧みずに誰かを助けることができるというのも、無償の愛になります。
自分を犠牲にできるのは、相手のことを自分のことのように考えることができるからです。または自分のことよりも大切に考えることができるのです。
自分の時間や、場合によっては自分の命さえもその人のためであれば投げ出せる覚悟があるというのが、無償の愛と言うことができます。
無償の愛とは③一途に愛すること
一途に愛することができるというのも、無償の愛になります。恋愛であれば、愛している相手のことだけを考えています。浮気心がない状態です。
「一途」とは他のことを考えないで、その一つのことに打ち込む様子です。他のことを考えないで相手を愛することが無償の愛なのです。
一途に愛するのは、恋愛相手だけとは限りません。友達や家族、子供やペットを一途に愛するというのも、無償の愛のカタチになります。
無償の愛とは④いつでも味方でいること
「もし世界中が敵になっても、あなたの味方でいる」というセリフがありますが、まさにそんな状態でも、相手の味方になれるというのが無償の愛になります。
世界中が敵になるという、あなたにとって不利益な状態になったとしても、相手の味方でいようという強い気持ちを持つことができるのが、無償の愛ということです。
無償の愛を与えている相手を、裏切ることなく、ずっと味方でいられる愛なのです。
無償の愛とは⑤全てを受け入れること
人には良い面もあれば悪い面もあります。外見や性格など、好きなところもあれば嫌いなところもあります。どんなに好きになった人でも、「これだけはやめて欲しい」というようなこともあるものです。
しかし無償の愛とは、良いところも悪いところも、全てを受け入れることができるものなのです。親が子に対する愛情が、まさにこの無償の愛と言うことができるでしょう。
手がかかる子ほどかわいいと感じるのは、全てを受け入れて無償の愛を注いでいるからなのです。
無償の愛とは⑥エネルギーをもらえるもの
無償の愛とは、エネルギーをもらうことができるものです。全てを受け入れてくれるという無償の愛を与えられると、甘えてしまうのではないかと思う人もいるでしょう。
愛を与えることで、その人が甘やかされてしまったり、依存をしてしまうようなら、それは無償の愛ではないのかもしれません。
無償の愛とは「もっと自分で頑張らなくては」「自分も負けないくらい頑張ろう」という前向きになるエネルギーをもらうことができるものなのです。