反対に男女の友情は成立しない!と考える男性のホンネはどうでしょう?なぜ成立しないと思うのか実際に聞いてみました。
「どこかしらに下心なり恋愛感情が芽生えてくると思う」(38歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
男女の友情は成立しない!という男性の意見のほとんどはこのタイプです。いくら友人として接していても所詮は男女。
必ずどちらかが恋愛感情を持ってしまうというものです。また男性の場合、下心ありきであわよくば...のケースも多く、友達として付き合っていてもチャンスがあればいつでもOK!なんて強者な意見もあります。
こういうタイプの男性は女性を常に「女」として見ているので男女間の友情を想像できないのでしょう。
「やっぱり“男女の友情”は難しいですね。最初はそう思っていなくても、自分が寂しいときに一緒に飲んでかまってくれると魅力を感じることもあります。1度、女性として意識してしまったら、もう後戻り出来ないです。」(30代・会社員)
最初は女性として意識せずに友達として付き合っていてもやっぱり異性。遊んでいるうちに女性と意識してしまうこともありますよね。
この男性のように特に自分が寂しいときなど、気持ち的に落ちている時には友達を異性として魅力的に感じることが多いようです。
寂しいとき以外にも仕事で失敗して落ち込んでいる時や風邪で一人で寝込んでいる時などもそう。男性側に心の隙ができたときに女性を感じてしまうようです。
「男女の友情は成り立つ時もある」男性のホンネ
男女の友情は成り立つ時もあるという条件付きの男性のホンネはどんなものなのでしょう?
「場合によっては成り立つと思います。堂々と恋人に紹介出来る人は“女友達”と言えるけど、紹介するのを躊躇ってしまうような存在なら友達とは言えないと思うな~。」(30代・会社員)
男女の友情は成り立つ場合もある、という条件付きの肯定派の意見もあります。
この男性の意見はひどく現実的で具体的ですよね。良い友人関係を保っていてもどちらかに恋人ができた場合、自分たちの気持ちよりも恋人の気持ちによって友人関係が壊れてしまうというケースもあります。
恋人が焼きもちを焼いてしまうからなのですが、恋人が嫉妬してしまうような友人なら純粋な友達とは言えないということでしょう。
そしてこの男性が言うように恋人が嫉妬もしないような異性の友達ならずっと友達として付き合っていけるというわけ。
「雰囲気や状況によって崩壊すると思う」(29歳/その他/その他)
男女間の友情は基本的に成立すると思うけど、何かのきっかけで壊れてしまうという意見ですね。
この意見は「成立しない」派の意見と同じなのです。
けれど成立しない派は壊れてしまうことを考えて「男女の友情は成立しない」と言っているのに対して、きっかけがなければ友情は成立するという受け取り方の違う意見です。
確かに好きになるかならないかは実際その当事者次第。
そして最初から好きになるかどうか分からないのだから、先を見越して「成立しない」「友達は無理」という必要もないのかもしれません。
【経験者に聞いた】男女の友情が成立した時
実際に男女の友情が成立した!または成立してる!という人の体験談を聞いてみましょう。男女の友情ってどんなものなのか、今異性の友達がいない人は参考にしたいところです。
経験談①全く恋愛感情が芽生えない
女友達と全く同じスタンスで付き合える男の友達がいるという25歳の女性。
人としては好きだけど恋愛感情が芽生えないというのは男女の友情を保つためには必須条件ですよね。性格は好きだけど異性としての魅力は感じない。
これ、好きな人に言われるとかなりショックですが友達がそう思っているのなら友達関係が壊れないので安心する言葉でもありますね。
「女友達とまったく変わらない接し方・過ごし方・相談などができる人が実際にいるので。男友達に対しては、人としては好きだけど、恋愛感情はまったく芽生えないし想像もできない」(25歳・会社員)
経験談②趣味の友達は異性を感じない
趣味が一緒でとことん好きなことを突き詰めていくとき、同じことに打ち込める人と仲良くなるのは当然のことです。
もう同じ世界で楽しんでいる仲間という事なのでしょう。趣味が同じだから話も当然合うし、他の人にはわかってもらえない趣味の話を延々とできる貴重な友人です。
好きなことに熱中していると恋愛よりもそっちを優先してしまうのかもしれませんね。
「趣味で知り合った異性の友達は、男も女も関係なく同士って感じです。
話してても盛り上がるから、学生時代の友達といるよりも同じ趣味の友達と一緒の時の方が圧倒的に多いんですよね。」(20代・自営業)