いつの時代も「男は度胸、女は愛嬌」?
「男は度胸、女は愛嬌」。なんとなく聞いているぶんにはウンウンと思えても、いざ自分に置き換えてみるとどう思いますか?今のこの時代も、女は愛嬌だけで世の中を渡り歩けるのでしょうか。
周りを見ても、度胸のある男なんてゴロゴロ転がっているわけでもないし、この言葉は現代にも通用する言葉なのか…。
あなたは今、この言葉をどう受け止めていますか?
今は真逆?その背景には草食系男子の影
男は度胸、女は愛嬌、それさえあれば幸せになれる!そういう時代があったのは事実ですよね。古き良き日本といわれた時代は、女性は義務教育が終わったら働き早めに結婚をし子供を産み育てるのが「仕事」だったわけです。
しかし今、女性も生きがいを見つけスキルを高め、生き方そのものが昔とは大きく変貌しています。
かたや男性は、昔のような強く逞しい男性像から、穏やかで優しいいわゆる草食系男子が多くなりました。この男女の生きる姿が「男は度胸、女は愛嬌」という観点からズレてきているわけです。
草食系男子と、生きる力を付けた女子。時代は確実に変化してきているようです。
「愛嬌」と「愛想」は違うの?
「愛嬌」も「愛想」も似た意味で使っている人も多いことでしょう。でも、意味は当然異なります。
「愛嬌」とは、明るくひょうきんで憎めない様子をいい、「愛想」は人当たりがよい態度のことです。
どちらも顔立ちの良さには関係なく、内面から滲み出るものですよね。ということは、誰にでも当てはまる要素があるのです。
「女は愛嬌」どう思う?【女性の意見、集めました】
昔から言われている「女は愛嬌」という言葉。実際に女性はどう思っているのでしょう。女性蔑視と感じる女性もいるかもしれません。男性から見れば「女は愛嬌」であってほしいと心のどこかにはあるでしょう。
しかしシビアな現代女性!主な5つの意見をまとめています。
①仕方のないこと!
愛嬌があって損をすることはありません。やり過ぎはしたたかさが見えてきますが、そうでもなければ愛嬌のある女性は性別問わず、年上からも年下からも愛されるキャラですよね。
「美人でも愛嬌なくて損してる人多いし、愛嬌かなぁ。でも、愛嬌ありすぎてもウザがられるし……でも愛嬌かなぁ」
愛嬌のある女性は「可愛い」分野に入りますよね。顔立ちの可愛らしさではない、内面の可愛らしさが周囲の空気を柔らかくしてくれます。
愛嬌があることに越したことはない、ということですが、性格にもよるのでハードルが高いと感じる女性も多いことでしょう。
②顔より愛嬌!
クラブのママなんて、そう簡単になれるものではないですよね。幅広い人脈、ひとを惹きつける能力、どの方面でも「魅力」が大事!
「クラブホステスをやってましたが、いわゆる『ママ』になる人は、そんなに美人じゃないんですよね。やっぱり人柄」
ママになる人は「美人」より「愛嬌」というのは納得できるのではないでしょうか。美人はその綺麗さが「近寄りがたさ」になる場合もありますよね。でも、美人ではないけど愛嬌のある人はみんなから慕われる人気者が多いです。
私は美人じゃないから・・・と悲観することなんてこれっぽっちもないのです!
③愛嬌だけじゃ恋愛成就しない!
これもまた耳の痛い内容ですよね。愛嬌のあるブスと、愛嬌の無い美人・・・男性はどっちを選ぶかという究極の選択です。でも、悲しいことに、美人が優勢であることは否めませんよね。