奈良県を代表するパワースポット「天河神社」
奈良県にある天河神社は、日本では「厳島」「竹生島」と並ぶ日本三大弁財天のひとつです。この天河神社がパワースポットとして最強とまで言われているのには、もちろん数々の理由があります。
スピリチュアルを思う存分堪能できる天河神社には連日多くの人がご利益を求め訪れているわけですが、なにしろアクセスの面からくじけそうになるのです。それにも負けない人だけが天河神社を訪れ、最強のパワースポットでスピリチュアルな体験をすることが出来るわけです。
不便なアクセスを乗り越えて天河神社へ!
天河神社は「神に選ばれた人が行くところ」という言い伝えがあります。
アクセスの不便さからなかなか天河神社までたどり着かないことが由来となっていますが、それはそれで素敵な言われ方ですよね。それにすらスピリチュアルを感じてしまいますよね。
天河神社への交通アクセスですが、まず近鉄電車で下市口駅まで行き、そこから市営バスに乗り継ぎます。バスで天河神社まで1時間以上もかかるという天川村に着いて更に徒歩30分、そこに山奥に最強のパワースポットである天河神社があるのです。
遠いです、天河神社は遠いです。綺麗な景色は癒されますが、バスで1時間以上となると遠いです。歩くことも考えると季節や天候も考慮しなくてはいけませんよね。しかし、それだけに天河神社へたどり着いた方々の感慨はひとしおとなるわけなのです。
芸能の神・天河神社
天河神社は芸能の神と言われていて、芸能人なども多く参拝されています。奉納のための演奏会が開かれたり、芸を磨こうとする方にとっては一度は参拝したい神社でもあるようですね。
天河神社は、かの弘法大師が修行を積んだと言われています。古くから大事に祀られてきた神社であることが伺えますね。
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天河神社・五十鈴の言い伝え
天河神社で有名なのがこの五十鈴(いすず)です。見た目からも美しく、底知れないパワーを感じますよね。
御朱印は現在巷でブームとなっていますが、天河神社の御朱印にも登場するのが神器である五十鈴です。
古事記「天岩戸伝説」
天照大神が社に籠ってしまったことに困り果てた民と眷属の神。太陽の化身である天照大神が籠ってしまえば、太陽が顔を覗かせません。
そこで、天宇受売命が鈴を持って舞を披露します。それを見た神々の笑い声につられて、ようやく天照大神は社から出てきたのでした。
天河神社の神器である五十鈴は、天宇受売命が使った鈴と同じ形をしているのだそうです。天河神社の五十鈴の由来は古事記にあったのです。
以来、天河神社といえば五十鈴、とまで言われるほど有名になり、五十鈴を模した形のお守りも売られています。なんともご利益がありそうですね。