機嫌が悪い人の特徴は、自己中心的である、と言う事です。
だいたい、「怒る」ではなく、「機嫌が悪くなる」と言うのは、自分の勝手な思い込みが原因です。
そもそも「機嫌が悪い」と言うのは、機嫌が悪くなった理由に対して、相手を攻撃する訳ではなく、言いたい事を我慢している状態ですよね。
そして、その心理は、自分を正当化しようとしています。
「勝手な事言うなよ」「いい加減にしてくれ」など、相手に対して腹が立っている事が多いです。
でも、それを言う訳にはいかない。
相手に気付かそうとしているんですね。
「自分が正しい」「あなたが間違っている」と言う事をアピールしているんです。
ただ、自分の考えが正しいと思っていながら、どこかで自信がなく、ハッキリ相手に伝える事が出来ないでいます。
心のどこかで、それを言ってはいけない、と思いながら、態度を抑えられないでいるのかもしれません。
つまり、精神的に未熟さが残っている現れなのでしょう。
でも、このような事は誰にでも起こりうることです。
立派な大人でも、心に余裕がなかったり、疲れが溜まっている時などは、そのような制御が利かず、つい感情的になったり、子供の様に機嫌が悪くなったりする事もあります。
誰でも、自分を中心に物事を考えるのが当然ですが、いつも自分の思い通りになる事はありません。
もしあなたが機嫌が悪い事を態度に表わしてしまっていると気付いた時、そのような態度を取ってしまうのは、大人としてどうなのか?を考えてみましょう。
【機嫌が悪い人の心理の特徴】②ネガティブ思考
機嫌が悪い人は、まずネガティブ思考であることが特徴です。
日々の出来事について、何でも疑ってかかるとか、素直に受け取れないなど、マイナスな受け取り方をする心理的傾向があります。
よく若いカップルで「彼女の機嫌を取るのが大変だ」と言っている彼氏の話を聞く事はありませんか?
いくら彼女を褒めても、なだめても、いつもネガティブな発想ばかりして、不機嫌になってしまう彼女に、彼氏が疲れてしまうパターンはよくあります。
彼女にして見れば、自分に自信がなく、彼氏の愛情を確かめたくて取っている言動かもしれませんが、余りにいつもいつもネガティブで不機嫌だと、彼氏の心も離れて行ってしまうかもしれませんよ。
彼氏は間違いなく、彼女の明るい笑顔が好きです!
【機嫌が悪い人の心理の特徴】③かまってちゃん
結局、機嫌が悪くなる人の心理の特徴は、「かまって欲しい」っていう事なんですよ。
私は機嫌が悪いんだ、って事をアピールして、周りの注目を浴びたい、と言う心理の表れなんですね。
更に、「どうしたの?」「なんかあったの?」とかまってもらいたいのですが、「どうしたの?」と聞かれると何にも言えなくなり「別に」などと言ってしまうのが特徴です。
その心理は複雑で、かまって欲しいのに、そこで自分の意見を言うと批難されそうで言えないんですよ。
もともと自己中でネガティブな考え方の人が多いので、気にはして貰いたいけど何で機嫌が悪いのかは知られたくないんです。
それで何をどう言っても、機嫌が良くなる事はありませんしね。
その為、周りの人は接し方に苦労しそうです。
【機嫌が悪い人の心理の特徴】④感情のコントロールが出来ない
機嫌が悪い人の心理の特徴をまとめると、感情のコントロールが出来ない、と言う事です。
大人になれば誰でも、自分の事だけを考えて行動はしなくなります。
会社の上司や同僚の前だけではなく、旦那様や彼氏彼女に対してでも、自分の感情だけで物事を動かす事はしないですよね?
自分が機嫌が悪い態度を醸し出す事で、周りの雰囲気も悪くなることは、大人なら誰でも理解できるはずです。
それが出来ずに、自分の感情に任せて機嫌が悪い態度を見せると言う事は、自分の感情のコントロールが出来ていないと言う事です。
つまり、「精神的に幼稚である」と言うことになるでしょうね。