夢占いを信じますか?
あなたは夢占いを信じますか?
夢を初めて医学的に研究したオーストリア人のフロイトは、「人間の行動は必ず無意識下の影響を受けている」と言いました。
意識的に行動をしているつもりでも、心理的な物が自分の無意識下の中で作用し、行動として表れる。
つまり夢はあなたの今の心を診断するうえで非常に有効な手段となり得るのです。
夢は現在も心理学の基礎分野で大きな役割を担っています。
そもそも夢とは一体何?
睡眠には2種類、レム睡眠とノンレム睡眠があります。
夢を見るのはレム睡眠の時。
一体レム睡眠中に、人間の脳内ではどのような事が起こっているのでしょうか?
レム睡眠中の脳内は、非常に活発に動いています。
人間が起きているときに脳が受け取る情報は膨大な量。
その情報を精査して、記憶にとどめるか、捨てるか(脳は全てを覚えていますが、意識下で覚えていないという意味です)を判断している状態が夢となって表れるのです。
つまり、自分が見たこと聞いたこと、経験したこと、あるいは自分が気づいてないことまで、プロセスしている状況なので、夢で自分の今の状態が診断できるという意味もまんざら嘘ではない、ということが分かります。
夢が暗示するあなたの運命
夢はあなたの未来を投影することがあります。
今の心理状況を診断すれば、自然とこれからのあなたの姿も浮かび上がってくるものです。
夢には「良い夢」と「悪い夢」があります。
夢を見たときのあなたの感情、気持ちに注目してください。
夢から覚めたとき、気持ちのよい目覚めなら「良い夢」であなたは今いい状態にいることが分かります。
ポジティブな心理状況はポジティブな結果を生みます。
未来は明るい、今の自分の方向で間違っていないという事です。
反対に「悪い夢」は夢の中の感情がネガティブな場合であり、あなたは今心理的にストレスを感じているということになります。
ストレスを抱えているという事は現状に満足していないのでしょう。
満足しない理由を探っていけば、必ず明るい未来に変えていく方法が浮かんできます。
あなたのこれからを支えるために、夢占いではあなたの夢を診断し、意味を探るのです。
正夢は存在する
正夢は存在します。
デジャヴもその一つ。
「あれ?どこかで見たような・・・」
初めて訪れた場所でそう感じたことは誰もがあるはず。
眠っているときに、脳内で精査、整理される情報は、スクリーニングを経て、今後の危険を予知するためのシミュレーションを行います。
例えば
酸っぱい匂いがする食べ物を食べた → お腹を壊した
→ 酸っぱい匂いがする食べ物を見た → お腹を壊すので回避する。
といった具合に。
脳は複雑でその機能は想像を超えます。
シミュレーションをいろいろ行い、夢として投影される中に、実際に起こり得る未来がシミュレーション下で予測されたものがあるため、人間は「正夢を見た」と思うのです。
政府や企業が躍起になって「10年後の日本経済」なんてコンピューターでシミュレーションしていますが、それと全く同じこと。
正夢を見たって、驚くことはないのです。
ますます夢の意味を知りたくなりますね!
夢占いで見るあなたの過去・現在・未来
夢はあなたの「今」の状態を外部からの影響のない眠りの中で投影するものです。
夢の内容によって、あなたの過去や、未来が見えてきます。
過去に起こった出来事を夢で見るときは、その記憶からあなたが今学ばなければいけないことがあるから。
もちろん、起きているときに目にしたもの、耳にしたことから過去の記憶が呼び戻されているだけということもあるので、慎重に診断する必要はありますが、夢の中の自分の感情を中心に夢の意味を紐解いていくと、過去のトラウマや、後悔、憧れといったものが見えてきます。
同時にあなたの現在の心理状況、進む道もおのずとはっきりしてきます。
夢の中の警告には耳を傾けましょう。
昔好きだった人が夢に出てくる意味
では、ずっと会っていなくて、思い出してもいないのに「昔好きだった人」が夢に出てくる意味は何なのでしょう?
「昔好きだった人」は今のあなたの心理状況をうまく反映しています。
「昔」は「現在」の裏表紙。
現在の恋人に対するあなたの想いや希望、また自分の将来について無意識に考えているのでしょう。
よく分析診断すると、今あなたが不安に思っている事、希望することが、その理由も含めてはっきりとしてくるはずです。