ここ数年で女性にも人気の「チェスターコート」は黒やネイビーなどの落ち着いた色がベーシックでエレガントな印象を与えることができます。
通勤にはもちろんフォーマルな場所でも着ることができるので「チェスターコート」が一枚あると様々なシーンで活躍します。
「チェスターコート」は着こなしが難しそうというイメージがありますが、デニムのパンツやスニーカーなどにも「チェスターコート」を合わせることができるので、カジュアルな服装をしたいときでも「チェスターコート」はおすすめのコートです。
「ワンピース」の上に「チェスターコート」を合わせればフォーマルな印象になり、セーターやスキニーパンツなどを合わせればカジュアルな印象になります。
タートルネックのインナーを合わせると首元の寒さをカバーしてくれます。
ロング丈の「チェスターコート」は身長が高めの人に合わせやすいコートですが、ミディアム丈の「チェスターコート」は身長が低い人にも合わせやすくなっています。
モッズコートはいつから着ればいいの?
カジュアルな服装に合わせるなら「モッズコート」
「モッズコート」は米軍が採用した寒冷地用のパーカ「M-51」が原型になっています。
大きめのコートでジャケットなどの上着の上からも羽織ることができるようになっています。
「モッズコート」色々な種類があり11月頃から本格的な冬にも着ることができるコートです。
薄手の「モッズコート」は11月頃から着始める人が多く、厚手の「モッズコート」は11月の下旬頃から着ることができ、インナー付きの「モッズコート」は本格的な冬まで着ることができます。
ファッションとして定着したのは1960年代からで、イギリスの若い世代の人たちが着用したのが始まりと言われています。
軍用コートとして開発されたので防寒性に優れていて、襟元を閉めると口元までカバーしてくれます。
ファーが付いたフードはボリューム感があり顔を小さく見せてくれる効果があります
「モッズコート」を上に羽織るだけでとてもおしゃれに見え、機能性があるのでアウトドアなどにも大活躍してくれます。
モッズコートに合う服装は?
カジュアルな「モッズコート」はスキニーパンツやスニーカーなどに合わせやすく、ニット帽やマフラーなどのアイテムにもよく合います。
ミニ丈のニットワンピースに大きめの「モッズコート」を合わせると可愛らしい印象になります。
カーキ色の「モッズコート」が定番ですが、ファー付きの黒やネイビーの「モッズコート」も人気があります。
Pコートはいつから着ればいいの?
大きな襟とダブルのボタンが特徴の「Pコート」
元々は海軍が冬の演習のときに着用できるように開発された軍用コートで、
別名を「パイロットコート」とも言います。
ボタンに「錨」のマークがあるのが特徴で、並んで付いているダブルのボタンは風向きが変わる海上で左右どちらでもボタンをかけられるように考案されました。
大きな襟元にも意味があり、風が強い海上で音が聞き取れないときに襟元を立てると収音効果があります。
日本では学生服の冬用の上着として着用されることも多い「Pコート」です。
高密度のウール素材の「Pコート」は冷たい風を通さないので最高気温が10度以下になる11月の後半から12月の初め頃から着始める人が多いようです。
本来の「Pコート」は丈が長めのコートですが、現在の「Pコート」は丈が短くファッション性が強くなっています。
Pコートに合う服装は?
丈が長めの「Pコート」は通勤などのビジネスシーンにも着ることができます。
男性が着ることが多い「Pコート」ですが、丈の短い「Pコート」は女性に人気があり豊富なカラーバリエーションがあります。
スキニーパンツやチノパンにもよく合い、ニットやロングスカートのアウターとしても着ることができます。