だから芯が強い人は言動に一貫性があるため、周りの人もそういう風に受け入れてくれます。
コロコロと変わる人よりもよっぽど信頼がおけるというわけ。
例え人と意見が違っても、一貫性があることで周りからはある一定の尊敬をされることになり、無理に意見を通す必要もなくなります。
一貫性があることで、一見頑なな性格にも見えてしまうところが逆に長所となり、周りの人が信用してくれるようになるのです。
芯が強い人の特徴⑧自分の非を認めることができる
芯が強い人の長所は自分の事をよく理解しているところ。
自分の事を分からない人はどことなく自信がなく、ふらふらと人に流される傾向がありますが、自分の事をよく理解していると、自分のどこが悪かったのか、なぜ間違えたのか、冷静に心理分析することができるのです。
冷静に考えることができるという事は、自分の目を曇らせることなく、自分の行いが間違っている事にもきちんと気づくことができます。
間違いに気づけば、修正することができる。
修正することができれば、より良い状況に導くこともできる。
そうですよね?
人間、間違いのない人なんていません。
成功した人も必ず過去に失敗を繰り返しています。
失敗は悪い事ではなく、失敗を心理的に認められないことが悪いのです。
失敗をしたことを認め、そこからさらに上を目指す。
そんな事ができる人は本当に芯が強い人だと言えるでしょう。
パナソニック創始者の松下幸之助の名言にこんな一言があります。
そうか、なるほど私が失敗していたのは、途中で投げ出したからなんだ…と心に響く一言です。
強い人は素敵ですね。
失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる
芯が強い人の特徴⑨競う相手は自分
芯が強い人は周りの人と争ったり競ったりすることはあまりありません。
そもそも競ってどうにかなるものだと思っていないフシがあります。
現代は競争社会と言われ、ある意味、人を蹴落とすことで自分が成功する、人を出し抜くことで出世する…なんてことがまかり通っていますが、そんな競争自体に興味がないのも芯が強い人の特共通点です。
自分の意見をしっかり持っていて目標に向かって突き進む人なら、その周りの人と競争する事は必要ありません。
よくスポーツ選手がインタビューの時にこう答えているのを聞いたことはありませんか?
「ライバルは自分です」
「自分と闘って勝ちたいと思っています」
なんて。
自分と戦える人は強いですよね。
自分と闘うという事は、自分の欠点と対峙することです。
弱い人間は自分の欠点から目をそらします。
見ないふりをするのです。
でもそれではいつまでたっても、嫌いな自分でしかありません。
自分の欠点と向かい合って自分と闘う、そんな生き方が芯が強い人の生き方です。
芯が強い人の特徴⑩一人でも大丈夫
芯が強い人は「おひとりさま行動」が共通点。
人が嫌いな意味でも、非社交的という意味でもありません。
人と群れる意味が見当たらないからです。
もちろん友達がいないという意味ではないので、友達と遊ぶときはその時間を楽しみます。
ここで「おひとりさま」とあえて言っているのは、いつも誰かと一緒に行動したがる人とは違うという事です。
例えば女性によくありがちな
「一緒にトイレに行く心理」
トイレでそんな大した話をするわけでもないのに(稀にありますが)一緒に行く。
自分がトイレに行きたいときも
「誰かついてきて」
という。
そんな事は芯が強い人にはありえません。
芯が強い人はある意味合理的な人でもあります。
明確に自分のするべき事、自分が楽しいと思っている事、好きな事が分かっているので、女性と一緒にトイレに行く行動の意味が逆に分かりません。
そこで例え同僚の女性から
「付き合いにくい人だなぁ」
と思われたとしても、当人にはどこ吹く風。
だって、トイレに行かないというだけで嫌な顔をするような女性とは最初から心理的に合わないと分かっていますから。
それよりももっと自分の中身を見てくれる人と友達になる方がよっぽど有意義なのです。
だから一人でも平気…という生き方になるのですね。