妊娠26週目の頃になると、ママの中には動悸や息切れに苦しむようになる人も少なくありません。
動悸や息切れ起こすようになると、肺や心臓などの循環器系の病気を心配する人もいますが、この頃に動悸や息切れをしやすくなる原因というのは、お腹が大きくなりすぎて、横隔膜を圧迫することで、息が上手に出来なくなることが原因になります。
心配であれば妊婦健診の時に心電図で検査をしてもらうといいのですが、特に循環器系に問題がなくても、お腹が大きくなり過ぎることで、この時期には動悸や息切れを起こしやすくなるものです。
心電図に問題がなければ特に心配する必要はありませんが、ママが苦しいと赤ちゃんにもそのストレスが伝わってしまいます。
息苦しくなるほどの激しい運動を無理してやることはやめておきましょう。
【妊娠26週目のママの様子⑥】髪の毛が汚れがちに!
妊娠26週目の頃になると、髪の毛が脂っぽくなったり、フケが出やすくなって、汚れやすくなるという人が増えてきます。
これは、ホルモンの影響によって、頭皮の性質が変わってしまうことが原因となります。
髪の毛は女性の命ですから、突然脂っぽくなったり、毎日シャンプーをしているのにフケが出やすくなってしまったら、ショックを受けてしまうママもいるようですね。
シャンプー剤を変えてみると、脂っぽさやフケが軽減されることもあるようです。
特にこの時期は全身が敏感肌になりがちなので、敏感なデリケート肌用のシャンプー剤に変えてみるといいかもしれません。
【妊娠26週目のママの様子⑦】妊婦健診が2週に1度に!
妊娠初期には2週間に1回だった妊婦健診が、妊娠12週目頃になるといったん4週間に1回に間隔があいて、回数が減ってしまいます。
ところが26週目の頃になると、再び2週間に1回のペースに戻ります。
今まで、4週間ごとにしかエコーで赤ちゃんの様子を確認することが出来なかったのが、今度から2週間ごとにエコー写真をもらえるようになるので、嬉しいですよね!
妊婦健診は保険が適用されないので、ちょっと経済的に大変だという人もいますが、赤ちゃんとママの健康を守るためにとても大切なものです。
ぜひ、どんな赤ちゃんの姿をエコーで確認することができるのか楽しみにして、検診に通いましょう!
妊娠26週目のママに気を付けて欲しいこと!
妊娠期間中で、比較的体調が安定している妊娠26週目ですが、体調が安定しているからこそ、いろいろと気をつけて欲しいこともあります。
ここから、妊娠26週目のママに気をつけて欲しいことについていろいろと見ていきたいと思います。
【妊娠26週目のママに!①】体重管理
妊娠糖尿病のところでもお伝えしましたが、この頃というのは食欲も旺盛になるために、ついつい食べ過ぎてしまい、体重オーバーになってしまう人が少なくありません。
体重が増えすぎてしまうと、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群になりやすくなるほか、出産の時に産道に脂肪が付きすぎて、赤ちゃんの通り道が狭くなり、難産になりやすい危険性が高くなります。
厳密に体重管理をし過ぎると、栄養やカロリーが足りなくて低体重児になってしまうこともありますが、カロリーオーバーで体重が増えすぎてしまってもいいことはありません。
食欲旺盛で、とにかく量を食べたい時には、栄養のバランスを考えながら、ローカロリーなこんにゃくや寒天を多用したおやつや食事を工夫するようにしましょう。