綺麗好きな人の性格・心理(4)細かいことが気になる
綺麗好きな人は、几帳面で真面目。仕事も効率よく進められて、いいことばかりのような気がしますが、時に、その性格が仇になることがあります。
それは「細かいことばかり気にして、大局を見失いがちになる」という特徴に現れます。
たとえば、部屋が少しでも汚れていると、その部分が気になって仕方ない。整理されていない場所を見つけると居てもたっても居られなくなる。こういった特徴が亢進し、日常生活に支障が出るようになると、強迫性障害や潔癖症という呼び名をされ、煙たがられてしまうこともあります。
また、こういった過度に几帳面な性格は、人間関係にも悪影響を及ぼしかねません。
たとえば、ある男性の言った一言が気がかりになって何も手に付かなくなる女性。もしくは、誰も気にしないような些細な失敗でひどく落ち込んでしまう人など・・・覚えはありませんか?
細かいところまで気を配れる綺麗好きな人だからこそ、しなくてもいい心配をして、他人を煩わせることがあるのです。
こういう人は時に、周りの人にも自分と同じような綺麗好きになるよう強要することさえあります。綺麗好きな性格が他人に悪影響を及ぼしては、その人の評判も悪くなる一方でしょう。
綺麗好きな人の性格・心理(5)ストレスを感じることが多い
綺麗好きになる方法を探して毎日努力している人にとっては、「綺麗好きでいることのストレス」なんて、贅沢な悩みと思われるかもしれません。
しかし、これが非常に深刻な問題なのです。
綺麗好きな人は、常に周囲が整っていないと気がおさまりません。そのため、たとえば部屋の床に髪の毛が一本落ちているだけでも、精神的に甚大なストレスを感じてしまうのです。たとえそれが恋人の男性のものであっても、汚れであることには変わりがありません。
それは日常生活でも同様です。電車に乗れば、電車の床の汚れが気になります。他人の人の仕事かばんの汚れや劣化が気になります。道を歩けば、吸殻のごみ一つで気分が一気に憂鬱になります。
綺麗好きな人は、こういった日常の些細なことにいちいちストレスを感じてしまうのです。
綺麗好きな人の性格・心理(6)手をよく洗う
潔癖症の一症状としても有名なのが、「手をよく洗う」という特徴です。
これは至極当然のことです。なぜなら、綺麗好きな人にとっては、触るものすべてに雑菌があると感じられるからです。
たとえばお金は、不特定多数の男女が手にしているから不潔です。電車のつり革やエスカレーターのつり革も同様です。レンタル本やCDなどはもってのほか。手に触れた途端、そのあとに手を洗うことしか考えられなくなります。
綺麗好きになる方法を探している人にとっては、このような綺麗好きのマイナス面など意識に上らないことでしょう。しかし、このような強迫性の手洗い衝動に悩まされている潔癖症の人が、社会にたくさんいることは事実です。重症になると、何十分もの間手を洗い続けていなければ気が済まなくなることもあります。
このような人は、むしろ「綺麗好きでなくなる方法」を探してもがいている、といってよいでしょう。綺麗好きにも、良い面と悪い面があるのです。
綺麗好きな人の性格・心理(7)人の話を最後まで聞いてくれる
綺麗好きな人は、怠け者や三日坊主の人とは正反対の性格・心理をしています。努力と継続の価値を知っていて、仕事も真面目に取り組む人でしょう。
こういった人は、他人の話を最後までしっかり聞いてくれる人が多いものです。白黒ハッキリ付けたい性格とも相まって、納得がいくまで他人と協議を重ねる、真面目な人が多いのです。
綺麗好きな人は、アナタの良い相談相手になってくれます。仕事の悩み・男女交際の悩みなどを話せば、真剣に解決方法を探ってくれるでしょう。
綺麗好きな人になる方法とは?
さて、ここまで綺麗好きな人の性格・心理を解説してきました。もし、アナタが綺麗好きになる方法を探しているのであれば、今挙げた性格・心理の(1)(2)(3)で紹介したような習慣を実践することです。つまり、
(1)モノを使うこととモノを片付けることを同義と考えること
(2)わずらわしい環境を排除すること
(3)モノの置き場所を決めること
このような習慣です。
綺麗好きになる方法で重要なのは、上に挙げた習慣を「気持ちが良いこと」と見なせるようになることです。整理整頓がストレスではなく、爽快なことと感じるようになれば、綺麗好きが当たり前のことになります。身近なことから、ストレスを感じないことから始めてみましょう。