記事の目次
- 1.ニット帽を手作りしてみたい!
- 2.手作りニット帽に必要な道具と材料
- 3.手作りニット帽に向いている毛糸は?
- 4.棒針編みで手作りニット帽
- 5.輪針を使った棒針編みで簡単手作りニット帽
- 6.かぎ針編みで簡単手作りニット帽
- 7.手作りニット帽に必要なその他の道具
- 8.手作りニット帽は、アレンジ自由自在!
- 9.編み図の読み方(棒針編み・かぎ針編み共通)
- 10.ニット帽を編むための基本の編み方(棒針編み)
- 11.基本の編み方⑬ 棒針編みの糸始末など
- 12.ニット帽を編むための基本の編み方(かぎ針編み)
- 13.初心者向けニット帽の編み図の探し方
- 14.初心者が挫折しないで楽しく編むためのコツ
- 15.棒針編み・かぎ針編みニット帽無料編み図リンク集
- 16.棒針編みのニット帽無料編み図
- 17.棒針編みでふんわりベレー帽【無料編み図】
- 18.簡単に編めるかぎ針編みニット帽【無料編み図】
- 19.初心者向け簡単!かぎ針編みのベレー帽無料編み図
- 20.かぎ針編みのリブ編み風ニット帽【無料編み図】
- 21.かぎ針で手作りカラフルニット帽【無料】
- 22.簡単に編める子供用とんがり帽子【無料】
- 23.簡単に編める大人用どんぐり帽子【無料】
- 24.ベビー用ニット帽子の無料編み図リンク
- 25.かぎ針で簡単に編めるりんごニット帽【無料編み図】
- 26.ちょっと変わった無料編み図リンク
- 27.手作りニット帽番外編(ペット用)
- 28.ニット帽の編み方・無料編み図まとめ
ニット帽を手作りしてみたい!
防寒に、おしゃれのアクセントに重宝するニット帽。自分で編んでみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
今回は、編み物初心者の方のために、編み物の基本的なテクニックや、初心者でも比較的簡単に編めるニット帽の編み方、簡単に編めるニット帽の無料編み図などについてご紹介したいと思います。
手作りニット帽に必要な道具と材料
ニット帽を編むために必要な材料は、大まかに言うと次のとおりです。
◎ 毛糸(編みたいデザインにあった材質、色のもの)
◎ 編み針(棒針、輪針、かぎ針など編むものに合わせて)
◎ ハサミ、とじ針など、仕上げに必要な道具
そして、どのようなニット帽を編みたいかによって揃える道具が少しずつ違ってきますので、続けて説明します。
手作りニット帽に向いている毛糸は?
好きな色やデザインを自由に選んで編むことができるのも、手作りニット帽の大きな魅力のひとつです。
しかし、毛糸なら何でもよいわけではなく、編みたいもののデザインなどに合わせて選ぶ必要があります。でも、毛糸にはいろいろな種類があるので、どれを買おうか、色はどうしようか…と迷ってしまいますね。
編み物初心者の方に向いている毛糸、逆に避けたほうがよい毛糸は次のとおりです。
○ 手作りニット帽に向いている毛糸
○ 適度な太さがある(並太~極太くらい)
○ すべりがよく、引っかかりが少ない
○ 毛足が短く、からまりにくい
○ 明るい色合い
暖かさを重視する帽子には、少し太めの糸がよいと思います。使う糸と針が太いほど、ざっくりとした仕上がりの厚い編み地になります。
また、太い糸と針を使うと、比較的早く編みあがりますが、編みたい帽子のサイズやデザインに合った糸を選びましょう。
下の写真のようにモコモコ、フワフワとした毛糸は、手触りはいいのですが、何度も編み直しをしていると風合いが変わってしまうこともあるので気をつけましょう。
自分で選ぶのが難しい場合は、手芸店の店員さんなどに聞いてみてもいいでしょう。また、編み物に詳しい人と一緒に材料を選ぶのもいいと思います。
また、作品に使う量よりも少し多めに買っておくと、練習用にも使えますので便利です。
練習用の糸と本番用の糸を別々に買っておくのもよいでしょう。
また、近ごろは「段染め糸」や「マルチカラー」と呼ばれる糸も多くあります。こうした糸を使うと、ただ編むだけでさまざまな色合いを楽しむことができます。
また、初心者はどうしても編み目が不揃いになりがちですが、マルチカラーの糸を使うことでそれをカバーすることもでき、一石二鳥です。
× 手作りニット帽には不向きな毛糸
× 細すぎる糸(編み上がりまでに時間がかかる)
× ギシギシして編むときに引っかかりやすい糸(特にアクリルは避けるべき)
× モヘアなどの毛足の長い糸(からまりやすく、ほどくのも大変)
× 色の濃い糸、または色合いの暗い糸(黒や濃紺は編み目が見えにくく、意外と編みにくい)
今日は追加のモヘアも仕入れて来た pic.twitter.com/QswqVkx3N4
— おばにアイドール仙台B27.28 (@auntoba) January 27, 2018
細い糸を使うと繊細な仕上がりになりますが、編み目が小さくなるので、編み上がりは遅くなります。
また、モヘアのように毛足の長い糸は、見た目はよいのですが、からまりやすい上にほどきにくいので、初心者にはおすすめできません。
また、アクリル毛糸は発色がよくて値段も安いのですが、肌に触れるとチクチクするので、帽子などの小物には不向きです。
さらに、黒や濃紺といった濃いめの色も、編み目を数えにくいという欠点があるので、避けたほうが無難でしょう。
今日の練習成果。
— Futaba (@Futaba77522395) January 12, 2018
初めて並太毛糸で平編みと円編みをやってみた。
濃い色の毛糸は、編み目が見えにくいね。 pic.twitter.com/Hmg8c1WWwS
棒針編みで手作りニット帽
棒針と毛糸を使って編むのが棒針編みです。
帽子を編むためには作り目を輪にして編む必要があるので、針の両端が使えるタイプの棒針を複数使って輪に編みます。片側に玉がついて目が落ちないようになっているタイプは、輪にして編むには不向きです。
「表編み」「裏編み」「増し目」「減らし目」などの編み方を組み合わせて、さまざまな模様を作ることもできます。
また、輪針を使って輪に編む方法もあります。