記事の目次
- 1.まつげエクステ(マツエク)を施術したい女性たち
- 2.まつげエクステ(マツエク)とは
- 3.まつげエクステ(マツエク)は資格が必要なの?
- 4.まつげエクステ(マツエク)は資格が必要なほど危険
- 5.①まつげエクステ(マツエク)の資格【美容師免許】
- 6.②まつげエクステ(マツエク)の資格【日本アイリスト協会】
- 7.③まつげエクステ(マツエク)の資格【アイラッシュ美容協会】
- 8.④まつげエクステ(マツエク)の資格【日本まつげエクステ協会】
- 9.⑤まつげエクステ(マツエク)の資格【エクステンション協会】
- 10.まつげエクステ(マツエク)は雇用でも開業でも美容師免許が必要
- 11.まつげエクステ(マツエク)資格取得の費用は?【スクール編】
- 12.まつげエクステ(マツエク)資格取得の費用は?【通信】
- 13.まつげエクステ(マツエク)資格取得の費用は?【受験費用】
- 14.まつげエクステ(マツエク)の資格取得後もスキルアップが可能
- 15.合った取り方でまつげエクステ(マツエク)の資格を取得しよう!
まつげエクステ(マツエク)を施術するに当たって必要となる資格はまず美容師免許です。むしろアイリストになってお金をもらうのであればこの美容師免許がなければお客に触ることさえ許されません。アイリストになるためになぜ美容師免許かと疑問に感じる人も多いようですが、過去にまつげエクステ(マツエク)の健康被害が多発したために専門の知識を持つことが義務化されたというわけです。
美容師免許を取得するということはアイリストだけではなく、やろうと思えば美容師にもなれるということです。美容師免許は「毛のスペシャリスト」のいわば証明を受けている証になるため、危険を伴うまつげエクステ(マツエク)にも必要と考えられました。厳密に言えばまつげエクステ(マツエク)を施術する場合、必要な資格になるのは美容師免許だけです。
他にも民間の資格がありますが、営業するためには取得してもしなくてもできます。しかし、この美容師免許を取得せず、民間の資格だけで営業をすることはできないのでアイリストになるためにはまず国家資格となる美容師免許を取得することが第一の課題であり、最大の難関です。しかし、民間の資格も実際に営業に入るとなるとお客の安心をもたらす武器となるため、アイリストとして食べていくためにはスキルアップの意味も込めて取得しておくに越したことはありません。
②まつげエクステ(マツエク)の資格【日本アイリスト協会】
まつげエクステ(マツエク)にあれば安心材料となる資格、日本アイリスト協会が実地している「まつ毛エクステンション技能検定試験」は日本で受けられるアイリストになるための試験として最も知名度の高い試験です。知名度が高いということはそれだけ受験する人が多いということですからアイリストになるための方法を調べている人はご存じかもしれません。
もともとの名前は「アイリスト技能検定試験」とされていましたが、2015年の1月から名前が変更され、試験内容や受験資格についても改正されました。この資格は民間ですが、試験に合格するとディプロマとライセンス証を受け取ることができます。
資格の内容については3級、2級、1級と分類されており、3級がアイリストとして基本となる衛生面などについての試験内容、2級が実際にお客に営業ができる試験内容、そして1級が高度で高い技術と知識を持つ試験内容となります。ちなみに3級の受験資格は満18歳以上であること、そして受験費用は会員で4000円、一般で6000円です。2級は営業ができるレベルになるため、受験資格が満18歳以上であることと、美容師免許取得者であること(または美容師養成課程の在学者・卒業者)のどれかに当てはまる者が受験資格を持つ人です。2級の試験を受けるために必要となる費用は会員で16000円、一般で22000円になります。
また、高度な技術及び知識が必要となる1級に至っては受験資格が現JEA個人正会員で2級の試験に合格した者となっています。1級の試験にかかる費用は会員が16000円ですが、一般は不可となっています。
③まつげエクステ(マツエク)の資格【アイラッシュ美容協会】
次の民間の資格となるところは一般社団法人日本アイラッシュ美容協会が開催している「アイスタイリスト資格検定試験」です。上記したまつ毛エクステンション技能検定試験と同様に知名度が高いのですが、公式のサイトはないようです。詳しいことは問い合わせをする必要がありますが、アイスタイリスト資格検定試験では筆記試験及び実技試験の両方が行われます。
階級は3級、2級、1級、そして認定インストラクターの計4つ存在し、認定インストラクターに至っては1級よりも高い知識と実技が必須になるようです。アイリストの試験では1級でも非常にレベルが高いものとなっていますが、そのさらに上をいく認定インストラクターがあるということはレベルアップしていく過程を辿れそうです。
④まつげエクステ(マツエク)の資格【日本まつげエクステ協会】
次にご紹介するのは一般社団法人NEA日本まつげエクステ協会が展開している「プロアイリスト検定」です。上記した検定を含めて日本で受けられるものなのですが、このプロアイリスト検定だけは内閣総理大臣認証法人職業技能評価機構認定を受けている検定でもあるため、いわば国から認められた検定でもあります。まつげエクステ(マツエク)の技術はまさにトップとも言える厳しい試験ですが、受験資格は基本的にありません。しかし、プロアイリスト認定講師だけは1級を合格していることが条件となるようです。
試験の階級はそれぞれ3級、2級、1級、そしてプロアイリスト認定講師があり、合格者には認定証が渡されます。受験にかかる費用は3級で8000円、3級以外の試験は総じて12000円になります。また、試験内容は実技と筆記なのですが、プロアイリスト認定講師の試験に至っては実技と筆記に加えて面接試験もあるようです。
⑤まつげエクステ(マツエク)の資格【エクステンション協会】
民間のアイリスト資格として最後にご紹介するのは日本まつ毛エクステンション認定機構が展開している「アイデザイナー技能検定」です。この民間の資格はサロンで使われる技術に沿ったアイデザイナーという資格とどこにでも通用するトップアイデザイナーの資格が存在します。受験資格はアイデザイナーが日本まつ毛エクステンション認定機構で開かれる安全、衛生管理士認定の資格が必要となり、トップアイデザイナーはアイデザイナー資格を取得している且つ、JLA個人正会員であることが前提となります。
受験費用についてもそれぞれに異なり、アイデザイナーは15000円で実技と筆記試験を受けることができます。一方でトップアイデザイナーは受験費用が20000円で実技試験、筆記試験、そしてカウンセリングの試験を受ける必要があるようです。このアイデザイナー技能試験に関しては非常に時間と労力がかかる試験と考えて良いでしょう。