イケボとはそもそも自分だけで評価するものではなく、他の人からも魅力的な声と判断された声をイケボと言うことができます。
自分で自分のことをイケメンやモテる男子、女子と思っているだけでは、それはただの自己満足になってしまいます。
本当のイケメンやイケボは、自他共に認められて初めてイケメンやイケボと呼ぶことができます。
そのためイケボの練習を始める前に、周りの人がどんな声や声の出し方をイケボと呼ぶのかをしっかり確認することが大切です。
自分がイケボだと思う人の声を参考にした場合、それは他の人からしてみればイケボではない可能性があるので、周りの人がイケボだと評価するモテる男子、女子のような人の声の出し方を参考にすることが大切です。
またイケボにも明るく華やかな声、さわやかな青年の声、落ち着いた声、ハスキーな声、というように様々な種類のイケボがあります。
全てのイケボの声の出し方をマスターするのは難しいので、まずは自分の声の高さも考えながら、どんなイケボの人を参考にしたいのかを決める必要があります。
イケボの練習で参考にしたい人の決め方は?
イケボになってモテたい、好きな人にアピールしたいという人は、自分がイケボになって「○○さんは声が素敵ですね!」と言われたら嬉しい相手をイメージすることも大切です。
またイケボと言われたら嬉しい人の好きなタイプや芸能人、声優などを知っておくことでイケボを練習するモデルとなる人を決めることもできます。
人によっては皆にイケボと呼ばれる声になりたいのに、イケボと呼ばれたい人をたった一人に絞ったら意味がないのでは?と思われるかもしれません。
しかし、そのたった一人の人にもイケボだと思わせられない声の出し方は、たとえ何百人の人が聞いてもイケボという評価は得られません。
それはイケボだと思われたい人のターゲットを絞らないと、イケボを練習するときに目標が明確にならないからです。
高い声が好き、低い声が好きというように、イケボの判断基準は人によって様々なため、ターゲットを絞らないと、自分がどのようなイケボを目指せばよいのか練習途中で分からなくなってしまい、そもそも皆からモテるイケボってどんな声なんだろう?というように自分の目指すイケボのイメージが漠然としてしまいます。
そのためイケボの人の評判は他の人の評価を知る必要がありますが、どのようなタイプのイケボを目指すのかは、自分の声の音域に近い俳優や声優を選び、自分がイケボと言われたら嬉しい人を決めて練習することが大切です。
イケボの話し方の練習方法は?
歌手、俳優、声優、アナウンサーなどの中から自分がどのようなイケボを目指すか決めたら、その人の話し方や歌声を1日10分ひたすら真似します。
イケボのモデルの声のトーンや喋るリズム、喋り方のクセなど、自分がモノマネ芸人になったつもりで声真似をします。
また自分の声と相手に聞こえる声は違うので、レコーダーを使って声を録音し、自分の声がイケボのモデルと似ているか、似ていないときはどこが違うのかを聞き直すことで話し方が変わってくるようになります。
イケボの出し方の発生練習は?
イケボの出し方の喋り方をマスターしたら、次は発声練習です。
イケボの声の出し方の練習は音楽の授業で行う発声練習と同じものですが、イケボの声の出し方には地声の出し方と裏声の出し方の2種類の練習方法があります。