くせ毛にはトリートメントで立ち向かおう!
あともう5分寝たい…
バタバタと忙しい朝、これがなければあと5分ベッドの中でのんびりしていられるのに、と思わず恨めしく思ってしまうものに、くせ毛でバサッと広がってしまう髪の毛がありますよね。
バサバサ広がってしまうくせ毛の髪の毛を何とか落ち着かせて、ヘアスタイルを整えようと思うのに、うねりがひどくて、なかなかヘアスタイルが決まりません。これさえなければ、あと5分は眠れるのに…
くせ毛の人の朝というのは、本当に大変なものですよね!でも、実はそんな厄介なくせ毛も、トリートメントの選び方でかなり落ち着き方が違ってくるってご存知ですか。
髪に栄養や油分を補って、髪の毛の状態を整えていくのがトリートメントですが、くせ毛を治すことはできないまでも、髪の毛の水分や油分のバランスが崩れてうねりが出て広がりやすくなっている髪の毛を、落ち着かせてうねりを抑えて広がりにくくしてヘアスタイルを整えやすくする効果はあるのです。
この記事では、くせ毛の人におすすめのトリートメントについていろいろとお伝えしていきたいと思います。
くせ毛にはどうしてなってしまうの?!その原因は?!
忙しい朝に、なかなかヘアスタイルを決めることが出来ずにイライラしてしまうくせ毛ですが、どうしてくせ毛になってしまうのでしょうか。生まれつきくせ毛という人も沢山いますが、中には子供の頃はキレイなストレートヘアだったのに、成長するにつれて癖毛がひどくなっていったという人もいます。くせ毛になってしまう原因にはいったいどのようなものがあるのか、ここから見ていきたいと思います。
【くせ毛の原因1】遺伝によるもの
くせ毛になってしまう原因の1つ目には、遺伝によるものがあります。くせ毛の人の子供はくせ毛のことが多いですよね。
くせ毛になってしまう大元の原因は、髪の毛の毛根の毛穴の形がキレイな丸ではなくて、形がゆがんでいるために、そこから生えてくる髪の毛の形に歪みが生じて、縮んでいる方に丸まってしまいます。
背の高さや脚の大きさ、体質がどうしても遺伝によって似てしまうのと同じように、どうやら髪の毛の毛根の毛穴の形というのも、遺伝によって親から子へ伝わってしまうもののようです。
遺伝によるくせ毛はどうしても防止することができません。シャンプーやトリートメントの選び方や、ヘアスタイルの作り方などを親子で研究して、うまく付き合っていく方法を考えるしかありません。
【くせ毛の原因2】加齢による頭皮の毛穴の形状変化
くせ毛になってしまう原因には、加齢によって毛穴の形状が変化してしまうから、というものもあります。
年齢を重ねると、どうしても肌にはたるみが生じてきます。それは頭皮も同じことです。それまでは張りがあって、毛穴もピンと張っていたのに、加齢による肌のたるみが生じると、毛穴の形が歪んでしまいます。毛穴の形が歪んでしまうと、髪の毛の形にもゆがみが生じてしまい、くせ毛になってしまうのです。
年齢を重ねることは避けることが出来ませんが、スキンケアにエイジングケアが必要なのと同じで、頭皮のケアにもエイジングケアをすることで、くせ毛を完全に治すことは出来なくても、改善させたり、髪の毛を落ち着かせて、ヘアスタイルを整えやすくすることは出来ます。
顔や手の肌と同じように、頭皮も年齢を重ねるのだ、ということをよく頭に入れて、毎日のヘアケアを行っていくようにしましょう。
【くせ毛の原因3】ダメージによって
くせ毛になってしまう原因には、髪の毛のダメージによるものがあります。カラーやパーマ、ブリーチなどをファッションのために繰り返している人は多いのですが、これらは全て髪の毛や頭皮に大きな負担をかけて、ダメージを負わせるものになります。
半年に一度程度の頻度で行うのなら、髪の毛や頭皮が回復できるので大丈夫なのですが、毎月行っていると、前回のダメージが回復しないうちに、次のダメージを与えることになってしまうので、どうしてもダメージが蓄積していってしまいます。
髪の毛に傷がついてしまったり、水分量や油分量のバランスが悪くなったことで縮れてしまったり、頭皮のダメージによって毛穴の形が変化してしまったことで、縮れてくせ毛になってしまったりします。
このダメージによるくせ毛は、ダメージからしっかりと髪の毛と頭皮を回復させれば治すことができます。ダメージが原因のくせ毛を治したいときには、パーマやブリーチなどに頼らないヘアスタイルの研究をしてみるのも大切かもしれませんね。