またズボンやスカート、シャツを濡れた状態でズボンプレッサーにかけるとズボンプレッサーが壊れてしまうため、ズボンに霧吹きをかけるのはNGです。きちんと衣類を乾かしてからズボンプレッサーにかけるようにしてください。
ウール素材のズボンやスカート、シャツはデリケートな素材のため、ズボンプレッサーにかけると生地が傷みやすくなってしまいます。ウール素材の衣類はズボンプレッサーでなくスチームアイロンをかけるようにしてください。
ズボンプレッサーは衣類に折り目を付けたり、幅の広い面のしわを伸ばすには最適の家電ですが、ズボンをかける場合は股下やお尻の部分のしわは取れにくいため、しわのつきやすい部分はアイロンで伸ばします。
■参考記事:アイロン台がない時、代用できるものは?
縦型ズボンプレッサーの使い方は?
縦型ズボンプレッサーはビジネスホテルによく設置されているズボンプレッサーです。まずは縦型ズボンスプレッサーの使い方をご説明したいと思います。
①ズボンプレッサーをかける前に、ズボンの折り目を確認します。折り目を確認しないと折り目がずれて二重線になってしまったり、衣類の形が崩れてしまいます。
②ズボンプレッサーを開くとプレスシートというシートがあります。プレスシートが1枚の場合はズボンの両足の間にプレスシートを挟み、2枚の場合はプレスシートの間にズボンを挟みます。
③ズボンにたるみがない状態を確認したら、ズボンプレッサーの電源を入れて時間を設定します。ズボンプレッサーの時間設定の目安は、ズボンは薄手のもので15分、厚手のもので30分程度になります。
④時間になったらズボンプレッサーからズボンを取り出せば終了です。ズボンプレッサーのプレス板が高温になっているため、やけどに注意してください。
横型ズボンプレッサーの使い方は?
横型ズボンプレッサーは家庭で押入れで収納しやすいタイプの家電です。横型ズボンプレッサーの使い方は、基本的に縦型ズボンプレッサーと同じです。
①ズボンプレッサーを開けて、縦型プレスシートと同じようにズボンをプレスシートに挟みます。
②プレス板を閉じてズボンプレッサーの電源を入れて時間設定をします。
③時間になったらズボンプレッサーからズボンを取り出せば終了です。
ズボンプレッサーの種類は?
日本製のズボンプレッサーとしては、主に東芝のズボンプレッサーが販売されています。東芝のズボンプレッサーはビジネスホテルに設置されていることが多いですが、家庭用家電としても使いやすい横型のズボンプレッサーも販売されています。