ローファーを生かした冬のメンズコーデ②定番ローファー
冬のコーディネートに生かすローファーとして特にデニムパンツを履く際におすすめしたいのが定番デザインのローファーです。20代や30代前半のまだ学生スタイルがそこかしこに残っているメンズの場合、ともすれば冬のデニムスタイルにもスニーカーやブーツなどを組み合わせがち。
しかし、品のある大人カジュアルを無理なく完成したい場合には定番ローファーとの組み合わせがおすすめ。もちろん定番といっても高校生などがよく履いているデザインのローファーの場合は悪目立ちしてしまう可能性もあるので避けた方が無難です。
誰にでも無理なく履きこなせる定番ローファーとしてはトラッド感のあるキルトローファーやタッセルローファーなどがおすすめ。ロールアップデニムにも自然にフィットしながら、程よいキチンと感が演出できます。
また冬場の雨や雪などの天候が悪い日の外出の場合に備えて、防水加工の施されたローファーや撥水機能のあるローファー、また滑りやすくなる足元に備えて防滑機能のある靴底タイプのローファーなども販売されているので、そちらもおすすめです。
ローファーを生かした冬のメンズコーデ③クラシカルローファー
秋のローファーコーディネートでも取り上げましたが、上質カーフ素材などのローファーは冬のキレイめ大人カジュアルスタイルにも必須アイテム。靴下などのレッグアイテムの色や、チーフ、ネクタイなどの差し色で遊ぶ場合も、上質ローファーで足元をビシッとキメておけば、「くだけ過ぎ」と見られる懸念もナシ。
アウトドアではなく屋内で過ごす機会がますます増える冬に、キレイに整えられたローファーの足元はカフェのソファでくつろぐときにもレストランなどでの会食の際にも、室内の照明に映えてキチンと感を全体のコーディネートへと与えてくれます。
ビジネスの場においてローファーを履くのは失礼にあたる、ということはセオリーとなっています。実際にカジュアルすぎるとして職場NGな場合も多いためローファーを仕事場で履くということを積極的におすすめはしませんが、アパレルやデザインなどの業種やドレスコードが一般企業よりもファジーな職場などの場合は、上質ローファーでのスーツもアリです。
また普段はNGな職場であっても、ウォームビズを積極的に取り入れている会社などでは社外の人と会う予定のない日などでは比較的ドレスコードが緩やかな場合などもあるので、そうした機会にはスエード素材などのローファーをコーディネートに取り入れるのもおすすめです。