相性は匂いで決まる！本能に忠実な恋はいかが？

人にはそれぞれ独特の匂いってありますよね。洗剤や柔軟剤の匂いもありますが、それだってその人の体臭に混じって同じ匂いの人はいないものです。

本能である匂いと恋愛は切り離すことが出来ません。好きや嫌いの感情が理屈無しに感じられるように、匂いで本能的に良い相性もあるのです。

無条件で好きなのは本能から？！違和感を感じるのも本能から？！匂いの謎を解いていきましょう。

そのそも、何故匂いで相性がわかるのでしょう。

匂いのメカニズムは、嗅細胞から発せられた信号が嗅神経⇒嗅球⇒脳へと伝達され、「匂い」となって感じるものです。学術的なことはそうであっても、匂いの持つ力って偉大なのです。

匂いが持つ偉大な力、それは男女の相性というよりも、生物のオスとメスにとって大事な役割です。その役割について見ていきましょう。

この記事を読めばあなたと彼との相性がどのくらいいいのか、わかるようになるはずです。

例えばライオンなどの「強い動物」のメスは、強いオスとの間に強い子供を産もうとする･･･これはなるほどと納得できますよね。人間だって「動物」。女性の本能は、よりよい遺伝子を求めているのです。

女性も自分の持つ遺伝子があります。その遺伝子から遠ければ遠い遺伝子ほど優秀な子孫を残せることがわかっています。その遺伝子を女性は匂いで嗅ぎ分けているのです。

理屈ではない「好き」と「嫌い」。生理的に受け付けるとか受け付けないといった、理不尽に思えても実は本当的に見ると理に適っているのです。

匂いで本能が見極めているのは、最終目的である結婚や出産。自分の生む子にとってふさわしい父親、より良い遺伝子を持つ男性選び。自分の意志とかけ離れ、本能が選ぶ遺伝子に興味を持てませんか？

自分とは遠い遺伝子情報に「優秀な子孫」への道があるのですから、女性は自分とは真逆の匂いに惹かれ求めます。

優秀な子供よりも、明るくて元気で健康なのが一番！と思っていても、本能は「優秀な子孫」を求めているというわけですね。元気で健康、これも優秀な子孫。頭がいいとか、それだけが優秀ではないのです。

女性自身が持っている遺伝子、丈夫な良い子を生むためには足りない遺伝子を補わなくてはいけません。免疫的に弱い部分を補ってくれる男性こそが、本能で求める相手。そしてそれが「いい匂い」と感じる男性なわけです。

そして、匂いに関しては、男性の方が女性より惹かれやすいという傾向も。女性が優秀な遺伝子を求めているならば、男性は自分の遺伝子を残してくれる女性を求めています。

人間は高尚な動物と考えられていても、遺伝子を残すことが本能に備わっている点では、世界の「生き物」の一部なんだと思わされるのではないでしょうか。

匂いの持つ効果や感情は、思い込みではなく本能が発する信号だったわけですね。

匂いに関しては、よく聞くのが『思春期の女の子が父親を臭いという』パターン。あなたにも身に覚えがないでしょうか？これが、親子ということで、遺伝子の型が近い異性だからです。つまり、思春期の時点でその本能はしっかりと発揮されているのです。

いい匂いと感じる男性は、強い生命力を持った子孫を残してくれる相手と本能が見分けています。では、男性のどの部分がより嗅ぎ分けられるのかというと、それは耳元と首筋。

抱きしめられた時、心地いいと感じるか違和感があるか、それは鼻先で感じ取っているのです。相性は匂いに左右されるので、理想の男性とは言えないのになぜか惹かれてしまうという事態が起こるわけですね。

この人、生理的に無理！ということがありますよね。嫌われている当事者からすると身もふたもない拒絶に感じられますが、生理的に無理というのは本能が発する信号からきているのです。

勿論、言動に不信感があったり不潔感があったりという理由がある場合もあります。でも、いわゆる「普通の人」が生理的に受け付けない場合、本能が判断しているということになります。

その人が発する匂いを受け付けず、なんとか仲良くなるべき相手だとしても、それこそストレスが溜まるだけでしょう。適度に距離感を保って付き合っていくしかないですね。

外見や優しさに触れ、気になる男性ができ、デートまでこぎつけたものの匂いが気になる･･･！やっとの思いで成就しそうな恋も、匂いによって二の足を踏む場合があるかもしれません。

恋愛は相手を思う気持ちが何よりも大事ですよね。でも、理想を求めても本能は正直です。本能を押し殺したうえで理想を求めても、いつか我慢の限界に達する日がくることでしょう。

その日まで我慢しながら付き合うも良し、本能に従って諦めるも良し。どちらにするかはあなた次第ですが、我慢しながらの恋愛は楽しいでしょうか？

自分の幸せは自分の行動から始まります。あなたの幸せの在りかに我慢は必要ないのではないでしょうか。