妊娠10ヶ月の胎児と母体の症状!体重やお腹の大きさは?

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帝王切開になるケースには下のような理由が考えられます。

・逆子
・前置胎盤
・子宮筋腫など母体の持病
・妊娠高血圧症候群
・双子(多児妊娠)

こういった場合ははじめから帝王切開になる事を医師から伝えられ、計画的に日にちを決め、予定出産となります。
また、自然分娩だったのに、帝王切開に切り替わるケースには

・へその緒が巻き付いている
・胎児の心肺機能が低下
・微弱陣痛
・子宮口が開かない
・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんより先に胎盤が剥がれて出てしまう)

などがあります。
予定しない帝王切開はパニックをおこす妊婦さんもいますが、落ち着いて医師を信頼する事しかできないので、パニックを起こして帝王切開の邪魔にならないようにすることが大切です。

【妊娠10ヶ月】里帰り出産とは?

さて、妊娠10ヶ月目の過ごし方などあれこれ説明してきましたが、里帰り出産の場合はどうでしょう?
里帰り出産とは、出産する前に自分の実家に戻り、実家近くの産院でお産をすることを言います。
実家で出産することで、産後の体をゆっくり休めることができ、母親から子育てのアドバイスや、手伝いをしてもらうことができますし、何より両親に孫の顔を一番に見せてあげられるメリットがあります。

特に初めての出産は右も左も分からない状態で子育てがスタートします。
そんな中、経験者の母親がそばにいてくれることは大きな支えになりますし、出産後の体をゆっくりと休める過ごし方ができます。

実家が遠い場合、夫が出産に立ち会える可能性が低くなりますが、ゼロではありません。
夫の実家も、自分の実家も遠く頼れる人が近くにいない人には里帰り出産も一つの選択肢でしょう。

【妊娠10ヶ月】いつまでに里帰りするべき?

さて、里帰り出産は、当然のことながら、里帰りしないといけません。
問題はいつ帰るかということです。
里帰りする時期はいつと決まっているわけではないので、夫と話し合い、早めに帰っても問題はありません。
平均的には妊娠30週から34週ごろ(9ケ月)で帰省する形が多いようです。

あまり遅くなってしまうと、公共機関が使えなくなる恐れがあります。
飛行機や船、新幹線での移動は妊婦の体に負担がかかってしまうこともあるので、座席指定や同じ体勢を続けないように自分で気をつけることが大切です。

また、長時間の移動は体に負担がかかってしまうため、疲れないように日程や時間を組むことがとても大切です。
何かあるといけないので、母子手帳と健康保険証は必ず携帯しておきましょう。

【妊娠10ヶ月】飛行機に乗るために

妊婦が公共機関を使って移動する際、飛行機や長距離フェリーでは妊婦の申請が必要となります。
長距離フェリーの場合は、ルールが各会社で変わってきますから、予約する際に妊娠している事と妊娠何週目かを伝えて問い合わせましょう。
会社や航路によっては妊娠10ヶ月で(8ヵ月のところもあり)乗船を断られる場合があります。長時間船の上では病院に搬送することもできませんから、当然の事なのでしょう。

飛行機の場合は妊娠10ヶ月に入ると、医師の診断書を提出する必要があります。
搭乗予定日の1週間以内に病院で受診し、診断書を書いてもらいましょう。
それがないと搭乗できないので要注意です。

また、予定日の1週間前の移動になると医師の同伴なしに飛行機に乗ることはできません。
陣痛がいつ始まるか分かりませんから、予定日1週間前まで待たずに余裕をもって里帰りする方が良いでしょう。

【妊娠10ヶ月】里帰り出産の産院

里帰り出産をするには、出産する産院を決めなければいけません。
里帰り出産を決めたら早めに候補の産院に「里帰り出産」ができるかどうか問い合わせましょう。
多くの病院では、出産前に健診を受けることを求められますから、一次帰省して健診を受けるか、早めに里帰り出産するか、どちらかが良いでしょう。

34週までに一度健診をしないといけない産院や、里帰り出産を受け付けていない産院など、病院によってルールは様々。
また、帝王切開に切り替えるケースが多い産院、なるべく自然分娩をサポートしてくれる産院、エステ付き、食事が美味しいなど…
離れているとなかなか地元の情報が伝わりにくいため、親や友達、ネットから情報を集めると自分の理想のお産ができますね。

しっかりと下調べをして、電話で問いあわせ、今かかっている病院には里帰り出産の旨を伝えて紹介状を書いてもらいましょう。

【妊娠10ヶ月】今できることを楽しみましょう

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