妊娠初期にうつ伏せで寝るのは大丈夫?体勢の注意点を解説!

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眠る時の体勢というのは、長い年月をかけて身についたくせといえます。

うつ伏せで寝ることがくせになってしまっている人にとっては、妊娠5ヶ月になったからといって突然、仰向けで寝るように言われてもなかなかうまく眠れないのは当然ですよね。

そんな時には、いったいどうしたらいいのかというと、妊娠中におすすめの眠る体制である、シムス体勢という姿勢で眠るとよく眠ることができます。

シムス体勢とは一体どのようなものなのでしょうか。ここからみていきましょう。

妊娠初期のうつ伏せ寝 シムス体勢とは?

妊娠5ヶ月を過ぎて、お腹が大きくなってくると、うつ伏せで普段寝ている人だけではなくて、仰向けで寝ている人も、大きくなったお腹に体が圧迫されて、寝苦しくなってくるものです。

妊娠中期に入ると、妊娠初期のような強烈な眠気は治まってくることが多いのです。

しかし日中の活動も妊娠前よりはお腹が大きい分負担が大きくなる妊婦さんにとっては、お腹の赤ちゃんを健全に育てるためにも、夜にしっかりと十分な質の良い睡眠をとる必要があります。

そんな妊婦さんにとっておすすめの眠りやすい姿勢が、シムス体勢になるのです。

シムス体勢というのは、アメリカで19世紀に考案された妊婦さんのための寝る時の体勢で、妊婦さんにとって最も楽でリラックスできる姿勢だと言われています。

寝つきもとても良くなるので、不眠気味の妊婦さんにもお勧めですね!!

妊娠初期のうつ伏せ寝 シムス体勢の利点とは?

お腹が大きくなった妊婦さんがシムス体勢で寝ることには大きなメリットがあります。

妊娠後期になると、お腹が苦しくてなかなか寝付けなくなる妊婦さんも多くなります。

この理由の一つには、寝る体制によっては、お腹の赤ちゃんや羊水が重くなってくることで、周囲の血管を圧迫して血流が悪くなることがあります。

血流が悪くなりすぎて、低血圧を起こしてしまい、目まいやショック症状を起こしてしまうこともあります。

シムス体勢というのは、妊婦さんにとって一番血流を妨げない寝る体勢になります。

体に無理をかけなくなるので、寝つきがよくなるだけではなく、血流が良くなることで体の代謝が良くなります。

血液循環が良くなることで、お腹の赤ちゃんにも栄養が行き届きやすくなったり、老廃物が排出されやすくなるなど、寝ること以外のメリットもとても多いものです。

妊娠初期のうつ伏せ寝 シムス体勢のやり方とは?

早速シムス体勢で寝てみたくなった人もいるかもしれませんね。寝るときにシムス体制をとるにはどうしたらいいのでしょうか。
見ていきましょう!

シムス体勢を取る時に必要なものとは?

寝るときにシムス体勢を取るためには、まず抱き枕が必要になります。抱き枕がなくても、シムス体勢をとることはできるのですが、抱き枕を使わずにシムス体勢を取ると、却ってしんどくなるという人も多いので、できるだけ抱き枕を使うようにしましょう。

最近では、抱き枕にもいろいろな種類のものがあります。妊婦さんのシムス体勢のために開発された抱き枕もいろいろと販売されているので、ご自分に合ったものを選んでみると良いでしょう。

抱き枕の中には、日中は腰痛対策のためのクッションとして使えるものや、赤ちゃんがお座りできるようになった時のクッションにできるように作られているものもあります。

ご自分の体調や、これからの生活の中でも活用できるかどうかといったことも考えながら選んでみると良いのではないでしょうか。

うつ伏せ寝の代わりのシムス体勢はどうやるの?

妊娠中の妊婦さんにとって、一番楽に寝られる姿勢である、シムス体勢というのは、どのようにすればいいのでしょうか。

シムス体勢で寝る時には、体の左側を下にして横になります。この時に少しうつ伏せ気味になるようにします。

下側にある左足は少し伸ばして、上にある右足を軽く曲げて前に出します。

抱き枕を使わない時には、上にある左腕を後ろに伸ばして、右腕を前に投げ出します。

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