美人の定義って?
美人の定義ってなんでしょう。美人は目が綺麗?モデル体型?モテる女子はみんな美人?たとえば何人かで集まって思いつく美人の定義をあげてみると、頷けるものもあれば「それは個人的な趣味でしょう」と思うものもあったり、なんだか曖昧に感じてしまうことでしょう。
美しい人たちが美しいと言われる共通点、誰もが納得する美人の定義を知りたくありませんか?
美人の定義って男女で違う?
まず女性が挙げる美人の定義は「顔が整っている」「スタイルが良い」の他に「性格が良い」など内面も重視しています。トータルした人物像を思い浮かべて美人の定義を決める傾向にあります。モテる女子はどんなタイプかと聞いた時も同じような答えが返ってきます。
それに対して男性はどうでしょう。性格の良さなど内面の部分は意識せず、とにかく外見の美しさや雰囲気を重視しています。
異性が「あのコは美人だよね」または「美人でモテる女子を紹介するよ」と言ったときに「え?あの人のどこが?」と不思議に思うことってありますよね。もしかしたら、それは美人の定義やモテる女子のイメージに男女でズレがあるからかもしれません。
美人の定義は歴史で違う?日本と世界の差はある?
実は日本の歴史のなかでも美人と呼ばれるタイプは変化しています。
平安時代の美人な化粧といえは歯を黒くして肌は真っ白に塗り、眉毛を剃って高い位置にまん丸に描いています。現代でこれを美人メイクだと思う人はまずいません。江戸時代の美人画を見ても、美しい絵だなと思っても美人だなと惚れ惚れするかといえば別の問題です。
現在、世界中で行われている美人コンテストでも、国によってメイクや体型維持の対策と傾向が違うんだそうです。
けっきょく美人の定義なんて人それぞれで、自分の思う美人に変身できたとしてもモテる女子になるわけではないよね…。なんて思ってしまいそうです。
だけど美人の共通点は、ある!
性別や国や歴史で違うように見える美人の定義ですが、実はちゃんと共通点もあるんです。
広い世界、長く続く歴史のなかで、変わらず挙げられる美人の定義。その中の9つの共通点をこれから紹介しますね。
美人の定義の共通点1、瞳の魅力
たとえば平安時代の日本では、大きな瞳よりも横にスッと切れ長な瞳が美人の象徴でした。今の日本はどうでしょう?大きな瞳と二重まぶたがもてはやされていますね。
海外でも瞳の色は鮮やかなブルーが美しいと言われているなど、目の美しさには美人の共通点が無さそうに見えますが、ここでいう瞳の魅力というのはちょっと違います。
どんなに口元が笑顔でも目が笑っていては魅力よりも違和感や不気味さを感じますね。感情豊かに弧を描いて笑う目の方が人は強く惹かれます。ジッと見つめられた時も、人はその視線を嫌でも意識してしまうものです。目は顔の中でも一番内面を表しているパーツです。力強くて生き生きとした瞳には自然と美しさを感じ、人を魅了するものです
美人の定義の共通点2、美肌
肌の美しさは歴史の中でも世界の中でもわかりやすい美人の定義の一つですね。日本の舞妓さんが真っ白に化粧するのは、電気のない時代にロウソクの明かりのなかでも美しく見えるようにするための名残りで、肌が白く美しいことは平安時代から変わらない美人の定義です。
また世界の歴史を見ると、世界三大美人のひとりであるクレオパトラは美肌にとても気を使っていました。お肌のために真珠の粉を飲んだり、はちみつを肌に塗ったり、バラのお風呂に入ったり。他にも様々な方法で美肌を保っていたそうです。
肌が美しいだけでも清潔で健康的な魅力につながって、その人の日ごろのお手入れや生活習慣がわかる気がしますね。