結婚詐欺師の手口解説！狙われやすい女性の特徴とは？【要チェック】

世の中を時折賑わせる「結婚詐欺師」逮捕のニュース
最近では女の結婚詐欺師（殺人で逮捕起訴）の実例もありました。

男女問わず結婚詐欺師はいるのです。
そして結婚詐欺師がいるという事は、結婚詐欺師に騙される人がいる。
騙されたと気づいてから返金請求・慰謝料請求をしても遅いのです。

結婚詐欺師逮捕のニュースで見る結婚詐欺師はほんの一部にすぎません。
私たちはニュースを見ている側で、時折見かけるくらいのニュースだとまるで「対岸の火事」

逮捕立件される件数だけで言えば全国で年におよそ10件程度。
でも、実際事件として逮捕立件されていないだけで、本当のところこんな数字ではないはずです。

あなたもいつ標的になるかわかりません。
結婚詐欺師はどんな手口を使うのか、両目をしっかり開いて実例とともに見ていきましょう。

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実例の結婚詐欺師はいたって「普通の外見」が基本です。
女性を騙す時にあまりカッコいい男性はかえって女性を警戒させてしまいます。
ブサメンでも、女性と知り合う時に圧倒的に不利。

結婚詐欺師はつまり「いたって普通」、「近くに一人はいそうよね？」

くらい普通の男性が適しています。
だから、「カッコいいとは思わないけど、いい人」のような絶妙な立ち位置に落ち着けます。
普通の人だと、疑うスピードがどうしても遅くなってしまうのです。

結婚詐欺師はとても優しい。
当然ですね、結婚詐欺師にとってデート相手は金づる。
フラットに言ってしまえば、彼らにとってデート中は「勤務時間」
女性はクライアントであり、取引先なのです。

少しくらい面倒くさい女性の相手だって優しく接することができるのは仕事だからの一言に尽きます。
だから結婚詐欺師は「優しい」
LINEも電話もマメ。
女性の深夜の愚痴にだって穏やかに付き合ってくれるまさに完璧マン。
普通の見た目だから、優しさに真実味があるところもポイントです。

彼が考えるデートプランはスタンダード。
恋愛に慣れすぎている雰囲気を出してしまうとやはり「遊び慣れているのかな？」という印象。
だからスタンダードなデートプランだけど、スムーズなエスコートがテッパン。

素敵なレストランでディナー。
昼間に会って水族館。

そんなちょっと女性をその気にさせてくれるデートがお得意の手口です。

結婚詐欺師は褒め上手。
女性の話をよく聞いて、ちょうど良いところで相槌。
穏やかに話を聞いてくれます。

もう2-3回このようなデートをすると女性は完全に落ちてしまいます。
なぜならこんなに女性の話に耳を傾けてくれる男性って普通はいないからですよね。
話を真剣に聞いてくれてとても優しい男性には女性はとことん弱いのです。

だいたい結婚詐欺師との出会いは婚活の場。
だから、早い段階でプロポーズされてもおかしくはないのですが。
まず結婚詐欺師は、結婚の話を早い段階でして交際に真剣な所をみせるのが手口。

普通の出会いなら会って数回でプロポーズされたら「おかしい」と疑ってしまいますが、結婚詐欺師との出会いは大抵婚活の場なので、いくら早めにプロポーズしてもおかしく思われるどころか、かえって「真剣交際」をアピールすることができるのです。

結婚詐欺師の手口はこのように、婚活の場を最大限に利用しているところが特徴です。

真剣交際を前面に押し出して、結婚を夢見る女子の乙女心を利用するのが詐欺師の手口なら、当然何事もないかのように交際女性の両親にも会います。
結婚詐欺師なら、両親に会うのを嫌がるだろう...
と思っている人は危険です。

彼らにとって両親に会うことなんか何ともないのです。
それよりも交際相手に信用してもらう、結婚の意思を固めてもらうのが先決。
そして順風満帆の交際中に少しずつ事件が起こってきます。

結婚詐欺師は順風満帆、交際が順調になってプロポーズにＯＫもらったころから少しずつい「忙しく」なり、「落ち込む」「弱っている」素振りを見せ始めます。
あんなに楽しかったデートも少し回数が減り、

「どうしたの？」と男性に聞いてもはぐらかされるばかり。

ここまでくると、女性は交際相手の男性の事を好きになっているので気になって仕方がありません。
この弱っている一面を見せるのもうまい手口。

女性が心配　→　（男）大丈夫だから　→　（男）ため息　→　（女）心配

こうしてどんどん結婚詐欺師の手口にはまっていきます。
そして最終的に、「実は...」と女性の話を聞きだすという形で、両親が事故にあっただの、病気だの、仕事がうまくいっていないだのという理由を口にします。
そして決定打が

「君を困らせたくないから、もう少し結婚を待ってくれないか？」

の一言。
私もやっと人並みに結婚できると思ったのに！どうして？
2人で解決しよう！

なーんて...結婚詐欺師の手口にまんまとはまるパターンです。
もう、お金を貸すどころか、女性には「結婚を延期するなんて精神的ダメージで慰謝料請求します！」とこのくらい言ってほしいものです。

結婚詐欺師の手口の実例は

「男性からお金の無心をしない」事です。

お金をくれと男性側から一言も言っていないのに、女性の方が自分からお金を使ってくれと言ってくれた。
そう言ってしまえば逮捕されても、確実な証拠がない限り結婚詐欺で立件することは難しいでしょう。

だから、男性の口から出る言葉は

「困った」
「お金が必要だ」
「今は会う回数を減らしたい」

など。
「会わないなんて言わないで！少しの額なら私が何とかするから」
と言わせてしまえば男性の思う壺。
でも、大好きな人に会えない...なんて恋に悶える女子には耐えられないのです。
自分から「好きで」貸している、しかも「恋人間で」というなら逮捕も慰謝料も請求もできません。

結婚詐欺師がだましているのは恐らく交際中の女性一人ではありません。
過去にも被害者はいるでしょうし、下手すれば二股をかけられていることだって考えられます。

そして結婚詐欺師がせしめるお金はだいたい100万円以下の少額。
あまり大きな額だとさすがに逮捕につながるリスクが高まりますし、50万円前後なら「高い授業料だった」と逮捕どころか被害届けも慰謝料請求もせずに泣き寝入りする女性も多いからです。

欲を出しすぎないところからも、賢い事が分かります。

・懐から出しやすい額
・自分からはお金をせびらない
・結婚したいのにできない状態を作る

そしてお金が手に入ると、音信不通に...
これが結婚詐欺師の手口です。音信不通になればもはやお金も返ってこない...慰謝料請求どころではありません。

手口のポイントは、「恋しちゃってるから騙される」ところ。
これが普通の状態なら絶対に騙されていないはず。恋しちゃうと好きな人に関しては判断力が鈍るのですよね。

結婚詐欺師がターゲットにしたがる女性がいます。
結婚詐欺師には彼らが経験から培ったノウハウで、騙しやすい女と、騙しにくい女にを見極めることができます。
男性から騙されやすい女性には、共通点があるのです。

どんな女性が結婚詐欺師の手口にうっかりはまってしまうのか、実例をもとに自分と照らし合わせながら見ていきましょう。

結婚詐欺師の男性がターゲットを絞るときには、なるべく大人しそうで口下手。
友達が少なそうな女性を選びます。
友達が多い女性は社交的で、人間関係の経験値が高めです。

それでは結婚詐欺師がだましづらい。

また、友達が少ない女性だと、友達に相談することもできず、結婚詐欺がばれにくいというメリットがあります。
友達となんでも話してしまうような女性は、自分では騙されている事に気づかなくても、友達の方が話に違和感を感じて忠告されたりするので、いくら恋しちゃってても、バレる可能性が高いのです。

あなただって友達が急に知り合った男性と早速婚約して、しかも結婚式の日取りをお金の事情で伸ばさないといけないなんて聞かされると、「変だよなんか、そんな男辞めといた方がいいよ」なんて忠告するのではないですか？
同じことです。

■参考記事：友達が少ない人の特徴とその悩み、コチラもチェック！

いわゆる喪女は騙しやすい。

これはもう定説です。
「喪女＝地味でモテない女」
人生でモテたことがなので、彼氏ができると浮かれる...
ここがつけ込まれるポイントです。

喪女はまず褒められて慣れてないので、喜ばせることがとっても簡単で、普通の事をしても喜んでくれます。
モテない女性に対して

「きれいだね」

は嘘くさくてひっかからないのですが、「○○ちゃんといると癒される」というセリフには弱い。
あまり言われたことがないけど、嘘くない言葉で巧みに女性の懐に入ってきますよ。

真面目な女性は結婚詐欺にあいやすい。
真面目でしかも責任感が強いのなら、結婚詐欺に引っかかるどころか、すぐに見破って

「こんな人とは付き合いません」

となりそうですが、真面目で責任感が強いから、一度付き合うと交際男性に何かあったとき（お金が必要な状況になったとき）なんとかしてあげなくては...と自分が背負おうとするのです。

真面目で責任感が強い女性は、必要のないところまで何とかしてあげようと頑張ってくれるので、結婚詐欺師がお金ないアピール最小限でも、お金を出してくれるところがあります。

格好のカモですね。

責任感が強く真面目なところは長所ですが、相手の男性の人生まで背負う事はできません。
本当に優しさは、相手の男性が窮地を「自分の力で」切り抜けるまでそばで見守ってあげる事です。
一時的な救済策を提示することとは違います。

真面目に次いで格好のカモになるのは「負けず嫌い」な女性。
負けず嫌いな人ってとことん、「負け」を認めたくないのです。
そしてギリギリのところまで我慢する。

結構我慢強いというか、意地っ張りです。

こういうタイプは途中で「騙されてるかも」とモヤモヤしても100％認めません。
頭では分かっていても、真実を見ようとせず、ズルズルと引きずって泥沼化。

「騙された」なんて認めたくない一心で、彼の事を信じようとします。

最後に男性が音信不通になって初めて泣き崩れるタイプです。

■参考記事：強がりな人、負けず嫌いな人の特徴って？コチラも参照！

男性経験が少ない女性も騙しやすいですね。
喪女もそうですが、男性経験が少ないと、何が普通で、何が普通じゃないのかがまず分かりません。
だから、「おかしいな」と思っても、「こんなものなのかなぁ...」となんとなく飲み込んでしまう所があります。

毎日会って電話してLINEして...

そんな事をしなくても、付き合っているという免罪符があれば結構放置されてても「付き合うってこんな事かぁ」と納得してくれます。
ある意味とても騙しやすく、手のかからない女性だといえるでしょう。

結婚を焦っている女性は

「プロポーズ」

に弱い！結婚を鼻先にぶら下げれば、簡単に騙せる。
もちろん皆がそうではありませんが、結婚に焦っていれば「この人を逃したら...」と恐怖と不安が頭をよぎって、「ちょっと我慢したら結婚できるんだし」という心理状態に変わります。

30代後半になると、周りからも独身の事をネタにされ、友達に会えば

「最近出会いどう？」と聞かれ、親からも「誰かいい人いないの？」と言われ...
周りは独身が少なくなっていくし、子供ができる体内時計は止まることなく進んでいくし、周りからも追い詰められ、自分も焦ってきます。
彼氏ができたら「もう最後よ！」「離したらダメだよ！」なんて。
そんな心理状態でプロポーズされたら...それは騙されます。
まさに心のスキをつくプロポーズ。

周りの声など余計なお世話だとデーンと構えていられれば良いのですが、30代後半独身女性には乗り越えないといけない波が次から次へと押し寄せてくるので、疲労困憊。
プロポーズされれば、結婚詐欺師にだって騙されます。

騙されやすい女性と詐欺師の手口を紹介していきました。
これでも「私は大丈夫」と思っている人に逮捕された結婚詐欺の実例を紹介しましょう。
手口の実例、そして騙された女性の実例を見ると、日常に潜む「騙されるかもしれない」という危険がより身近なものだと認識できるのではないでしょうか？

平成28年に発覚逮捕されたニセ医師の実例を見ていきましょう。

ニセ医師逮捕。しかも女医2人を同時に結婚詐欺。
一人のニセ医師が二人の女医を同時にだましていたというのだから驚きです。

女医といえば、「頭が良い人」
ならば女医が騙されるなんてよっぽど！と思いがちですが、騙すことは実はそこまで難しくなかったようです。
頭の良い女医が騙されるなんて実例から逮捕されるまでの手口を簡単に見ていきましょう。

～実例～
女医2人がニセ医師と出会ったのは平成28年。
インターネットの「合コンサイト」です。
逮捕に至るまでの実例を時系列にしてみました。

1月 女医Aに知り合ってすぐ結婚を餌に同居スタート。

5月 女医の運転免許証で女医名義のキャッシュカードを作る。
　　 この頃女医Bと知り合い、女医Bとも同居生活を始める。

8月 女医Aのカードをだまし取る
　　 女医Bと住む家に金庫を持ちこみ、現金を金庫で管理するようにする

9月　女医Aのカードから計500万円を引き出す
　
10月　女医Bとマンション投資の話を持ち掛け、現金2000万円を振り込ませる

11月　金庫に現金がない事に女医Bが気づき、結婚詐欺が発覚。その後逮捕

実例から分かる通り、ここでのポイントは「女医」です。

女医は女医に見合う職業の男性と結婚したい、そうでなければ周りにどんな目で見られるか...と
「周りの目」「世間体」を気にする。
そして、女医は頭が良く、ステータスも高いので、普通の男性がしり込みしてしまい結果「出会いが少ない」という現状も。

また自分がまさか騙されるなんて...というプライドの高さが邪魔して、その疑念を打ち消すようにお金を貸した、振り込んだと話しているそうで、ここでも「プライド」「負けたくない」という意地が犯人逮捕を遅らせています。

■参考記事：「世間体」の意味と、それを気にせず生きていくには…、コチラも参照！

いろいろな出会いがありますが、結婚詐欺に騙されない場合はその人が「実在する人間なのか」が一番大切です。
名前・学歴・職業、一つでも？と思う事があれば、身分証明書を見せてもらうのが一番。

特にネットでの出会いなら余計です。

「なんで免許証の写真ってあんなに不細工に映るんだろう、もうヤダ！」
なんて言いながら自分の免許を見せ。
「○○君のも見せて」
と促す。

これなら結婚詐欺師でない人でも、「変な人」と思われなくて済みますし、結婚詐欺師なら当然口八丁で言い逃れして見せないでしょう。
「見せない」事は怪しいと思って、早い段階で「さようなら」するのが正解です。

プロポーズまでされて相手の家族に会えないのはおかしいと思いましょう。
百歩譲って本当に孤児の場合でも、お世話になっている人はいるはずです。
全く相手の家族・友人に会えないのはおかしいと判断。
ただ付き合っているわけではないのです、プロポーズされているのだからそこは当然。

ただ、結婚詐欺師グループという複数で犯罪行為を行っている場合、ニセ家族を作る実例も。
相手の家族に会う時は、「昔のアルバム」を見せてもらいましょう。
これは普通の流れですから、疑ってなくても「昔のアルバム見てみたいです」なんて当たり前の会話です。
でも、「奥にしまっているから、今度会う時に出しておくね」なんて言い訳したら疑う事。

金銭のやり取りはいくらプロポーズされても、結婚間近でもNG。
プロポーズされた後に、結婚できないかも...なんて言ってくる人は100％結婚詐欺師です。
プロポーズされて浮かれていてはいけません。

プロポーズされて結婚準備をしているからこそ、
それじゃあ「結婚は一旦中止して、今後の事を2人で真剣に話しましょう」と、寄り添う姿勢を見せることが本来の優しさ。

プロポーズされて結婚間近なのに、結婚できない！という事実だけに不安を覚えて
「じゃあ私が何とかする！」
というのは筋違いです。

これでは逮捕も慰謝料請求も難しい！
恋人間で金銭のやり取りをする場合は、いやらしいですか証拠を残すことは最低限必要です。
その後返金請求、慰謝料請求へとつなげることが可能になります。

結婚詐欺被害にあった人は、貸したお金の全額返金はもちろん、精神的な苦痛を味わったとして慰謝料請求をしたいと考える人もいます。
慰謝料は当然の権利ですが、まず、慰謝料がもらえるとは考えない方がいいでしょう。

慰謝料どころか貸したお金も帰ってこないという場合が多いのが事実です。

慰謝料はまず、相手の居場所を特定しなければいけません。
この場合探偵を雇うことになります。
そして返済能力があるのか？という事ですが、例えば1000万円貸したとして、結婚詐欺師が貯金しているわけありませんね。
慰謝料請求どころか、全くお金がない事の方が多いのです。

結婚詐欺師は働きたくないくせに派手な生活を好みますから、借りたお金はまず使います。
これでは慰謝料どころの騒ぎではありません。
例え裁判で勝つことができたとしても（これも借用書やメールのやり取りなど証拠がたくさん必要）弁護士費用・探偵費用で実際は自分の取り分はほんの少し。
慰謝料請求手続きよりも、貸したお金がどれだけ帰ってくるのかを心配することの方が先決です。

自分は「騙されない」

こういう思い込みが一番危険です。
自分でも騙されるかもしれないという気持ちが、あなたを一つ冷静にしてくれます。

出会い～プロポーズ～結婚

という一連の流れは、女性が思い描くステップですが、ここに固執していると騙されることになります。
結婚を焦る気持ちは分かりますが、相手の事をたくさん知ることがまず大切です。
今はネットでの出会いが多くなってきたので、なおさら。
ネット上で知り合ったのであれば、まずよく相手を見極めることが何より重要な事なのです。