記事の目次
- 1.ホワイトグレージュとは、どんな色?
- 2.ホワイトグレージュに染めるのは至難の技!?
- 3.ホワイトグレージュの作り方をご紹介
- 4.ホワイトグレージュの作り方(1)ブリーチして髪色を整える
- 5.ホワイトグレージュの使い方(2)ヘアカラーを入れていく
- 6.ホワイトグレージュの完成!
- 7.ホワイトグレージュは「ブリーチなし」でもできる?
- 8.【ブリーチなし】ホワイトグレージュの仕上がりは?
- 9.【ブリーチなし】では、ホワイトグレージュは作れない!
- 10.ホワイトグレージュに限らず本格グレージュにはブリーチ必須!
- 11.グレージュは、ブリーチなしで暗めの色も楽しめる
- 12.ホワイトグレージュか、グレージュか、アナタはどっち?
- 13.まとめ:ホワイトグレージュは念入りなブリーチが必要!
そのため、スタイリストはブリーチの固さを調整して塗布していくことが多いそうです。ホワイトグレージュにする人の髪質を一人ひとり見極め、その人にピッタリなブリーチの強度、粘度を使い分けるのです。
ブリーチをすればするほどキレイなホワイトグレージュになりますが、その分髪のダメージが進み、色持ちが悪く傷んだヘアスタイルになってしまいます。
そのため、暗めの部分だけに必要最低限のブリーチをする必要があります。本格的にホワイトグレージュにしたい人は、やはりプロのスタイリストの手を借りたほうがいいでしょう。
ホワイトグレージュの使い方(2)ヘアカラーを入れていく
もしも、ホワイトグレージュを「グラデーション」で楽しみたいときは、ブリーチの段階でグラデーション状のベースを作っておかなくてはいけません。そして、ヘアカラーもそのグラデーションに合わせて薬を調整し、塗布していきます。
髪の根元を全体と同じ明るさにするのか、それとも暗めにしてグラデーションにするのか、見極めが必要です。ブリーチした根元の黄色の濃度に合わせて、その黄色を抑えるカラー剤を調合します。
ここで、無理に根元のブリーチを同じ明るさにしようとすると、髪の境目が明るめになってしまったり、根元にカラーが入らなかったり、ビビットになりすぎてしまったり・・・色々問題が起きてきます。
そのため、無理に根元までブリーチをしっかり入れるよりも、根元は暗めにしてグラデーションにしたほうが似合わせの幅が広くなります。グラデーションなら、ブリーチを使う量も減ってダメージも抑えられますし、一石二鳥です。
ホワイトグレージュの調合は本当に難しい!
本来であれば、ホワイトグレージュの薬剤の調整方法も掲載したいのですが、「その場の髪の状態に合わせて調整する」としか言えないのが本当のところです。
一つの決まった答えがあるわけではなく、髪質やブリーチの入り方、そしてシャンプーの洗い度合いなどで、ホワイトグレージュのカラー剤は微妙に調整されます。
プロのスタイリストさんでも、テクニックを伝授できるのは直接の講習のみ、と言われているそうです。それだけ、ホワイトグレージュのヘアカラーは高難易度なのです。
ホワイトグレージュの完成!
ヘアカラー剤を入れて、ホワイトグレージュが完成します。写真のモデルさんの場合、濃い目の色味で、髪の根元はしっかりとグラデーションになじませてあります。
まるで内側から輝いているかのようなキラメキと、髪表面のやわらかでツヤやかな質感が伝わるかと思います。これが、イルミナカラー・ホワイトグレージュの魅力です。
ホワイトグレージュは「ブリーチなし」でもできる?
一般的に、ホワイトグレージュにするにはブリーチが必須です。
しかし、ブリーチの手間や費用が惜しい人や、髪のダメージが気になる人もいるでしょう。ブリーチなしで、ホワイトグレージュを楽しむことはできないのでしょうか?
【ブリーチなし】ホワイトグレージュの仕上がりは?
ブリーチなしでホワイトグレージュにした場合の仕上がりは、どのようなものになるのでしょう。
まず、暗めなベースの髪色に、前の項と同じようなグラデーションのホワイトグレージュを入れた場合を例に挙げましょう。根元の髪色を、ほぼ黒に近い色になるように仕上げて行きます。