逆に乾燥肌を促進してしまう食べ物は?
肌の乾燥を改善する食べ物もあれば、当然悪化させてしまう食べ物もあります。
香辛料を多く使っている食べ物は発汗を促し、身体を冷やしてしまうため控えた方がいいでしょう。
脂質・糖質の多いファストフードやスイーツといった食べ物は、体内の水分と油分のバランスを崩してしまうため摂り過ぎには十分注意するようにしましょう。
コーヒーや緑茶に含まれるカフェイン、アルコールにも利尿作用があります。乾燥肌体質の改善に水分補給は大切ですが、コーヒーなどをたくさん摂るとかえって症状が悪化してしまう可能性があります。
また体を冷やす作用もあるため、血流が悪くなり必要な栄養素が体全体に行き渡りにくくなるので摂り過ぎないように心がけましょう。
乾燥肌の改善にはストレス発散が大切
ストレスは乾燥肌の大敵です。ストレスが溜まると、肌のバリア機能や代謝機能が低下してしまいます。ホルモンバランスも崩れやすくなるため、ニキビは肌荒れなどのトラブルも起こりやすくなってしまいます。
更にストレスはビタミンを大量に消費してしまいます。いくらビタミンを多く摂り入れてもこれでは意味がありません。
ストレスを溜めないようにすることは難しいことかもしれませんが、こまめに発散するように心がけていきましょう。
質の良い睡眠で乾燥肌を改善させよう
睡眠不足になると顔にニキビや吹き出物が出てくる方、多いですよね。肌のターンオーバーを促進させるための成長ホルモンは、睡眠中に最も活発になります。肌の保湿効果を高めるセラミドの生成も睡眠中に行われるので、睡眠不足はお肌の大敵です。
長く寝ればいいというわけでなく、質の良い睡眠が大切です。
睡眠の質を上げるためには、まず体を温めることが大切です。軽いストレッチなどで体を動かすのもおすすめです。ただしやり過ぎは禁物ですよ。汗をかかない程度にとどめておきましょう。
就寝前にスマホやPCを使うと脳が刺激され、睡眠の質が低下します。就寝30分前の使用は控えましょう。
間接照明やアロマなどでリラックスするのもおすすめですよ。
最後に
色々な工夫をしても、何故か症状が改善されないという時には、医師の診断を仰ぐのがベストです。乾燥肌を引き起こす原因は生活習慣やスキンケア不足だけとは限らないのです。
乾燥肌は、アレルギーやアトピーが原因になっていることがあります。アレルギーなどは原因となる物質を特定し身の回りから避けるか、抗アレルギー薬などで症状を緩和させなければいつまでたっても治まりません。
皮膚科やアレルギー科、内科に行けばアレルギー検査も出来ますし、必要な処方薬も出してもらえます。
もちろん、アレルギーやアトピー以外のものが原因になっている可能性も十分ありますので、一度詳しく検査してもらうのもおすすめですよ。
病院で処方されるものには、内服薬だけでなく副腎皮質ホルモン薬や、保湿クリームなどがあります。
いずれも使用量・用法は指示された通りきちんと守って使用するようにしましょう。
Related article /
関連記事