赤文字系、青文字系とは？最近はもっと細分化されてきた？

おしゃれなファッションに興味がある、ファッションについては詳しいほうである。そのような人たちならご存知でしょう赤文字系や青文字系という言葉について。この赤文字系や青文字系というのは、馴染みのない人からすれば一体なんの事なのか…と思ってしまうかもしれませんね。

赤文字系や青文字系というのは、いわゆるファッションの系統を表すための言葉なのです。赤文字系コーディネート、青文字系コーディネート、それから赤文字系ブランドやモデル、青文字系ブランドやモデルといった使い方が一般的です。

このようにファッションの系統を表すために使われている赤文字系や青文字系という言葉ですが、現在ではこの二つの色だけでは収まらなくなってきているのです。様々なものが細分化されてきている現代では、多様化するファッションの世界でもその細分化が起きています。細分化されることで、より自分の好みに合うファッションが見つけやすくなるかもしれませんね。

今回は、そんな細分化されるファッションのスタイルの種類についてご紹介していきたいと思います。赤文字系、青文字系の二つのものさしでファッションを語るのはもう古い？！多様化する現代のファッションに特化した、もっと細かなファッションスタイルを知って、毎日のコーディネートやメイク、お気に入りのブランド探し、チェックするモデルなどの参考にしてみて下さいね。

では、そもそも赤文字系や青文字系って？という疑問から晴らしていきたいと思います。細分化される前のベースとなっていた赤文字系や青文字系について、まずはしっかりと理解しておきましょう。

まずは赤文字系についてです。赤文字系というのは、キレイめの大人なファッション系統のことを総称した言葉になります。シンプルでちょっとフォーマルな雰囲気のあるコーディネートや、クラシカルでお上品なコーディネート、コンサバ系のコーディネートなんかがこの赤文字系に属します。

この赤文字系という言葉の由来は、赤文字系に部類するファッションスタイルやモデルを起用しているファッション雑誌などの媒体のラベルが、赤色だったからというものです。赤文字系の雑誌の代表的なものとして、CanCam、ViVi、Ray、JJなどがありますね。

赤文字系のモデルは、清楚系な人が多く、メイクもナチュラル志向です。男ウケを狙うなら赤文字系！といったところでしょう。

赤文字系とともにかつてのファッションスタイルのベースとなっていた、青文字系についても理解していきましょう。キレイめでお上品な大人系女子に人気の赤文字系に対して、青文字系は主にストリートファッションやカジュアルなファッションなどがメインとなるファッションスタイルを総称した言葉です。

自分の思うがままに、発想のままにアレンジやアクセントを加えて、個性的なファッションを楽しむという人が青文字系ファッションを楽しむ人には多くみられます。

個性派な青文字系に部類するファッション雑誌などの媒体としては、Zipper、KERA、FRUiTS、mini、CHOKi CHOKi GiRLSなどがあげられます。

どの媒体も表紙から比較的カラフルで、パンチの効いたイメージがありますね。ヘアースタイルも黒髪や茶髪などではなく、金髪やカラフルな原色系をしたモデルが多くみられます。メイクもまた、つけまつげやチークなどをしっかり施した個性的なメイクが特徴です。

赤文字系、青文字系のファッションについてここまでご紹介させていただきましたが、かつてファッションスタイルのベースとなっていたこの二つのスタイルをよりイメージしやすくするために、各系統を代表するモデルについてみていきたいと思います。

まずは赤文字系を代表するモデルから！赤文字系を代表するモデルといえば、全盛期を全うした蛯原友里さんや、押切もえさんなどが赤文字系の先駆者と言えるでしょう。

キレイめなコーディネートで清楚系という言葉がよく似合う雰囲気のモデルさんですよね。清楚なだけでなく、大人女子としてのエレガントなイメージもあり、男性だけでなく女性からも憧れられるようなモデルです。

この二人のモデルのメイクを見てみると、やはりナチュラルでお上品なイメージ。つけまつげなどはあまり施している印象はありませんね。アイラインも仕込むように施し、清楚感を意識した仕上がりのメイクになっています。

赤文字系に対して、お次は青文字系を代表するモデルさんを見ていきましょう。青文字系を代表するモデルといえば、近年では歌手として世界へ羽ばたきはじめたきゃりーぱみゅぱみゅさんが挙げれられますね。

きゃりーぱみゅぱみゅさんといえば、その個性的でインパクトのあるファッションスタイルやコーディネートが全国に衝撃を与えましたね。ド派手なヘアースタイルに、バサバサつけまつげを施したメイクなど、全てが規格外のきゃりーぱみゅぱみゅさん。