記事の目次
- 1.【コートベルトの結び方】いろんな結び方を覚えよう
- 2.【ベルトの結び方】①ベルト止め
- 3.【コートベルトの結び方】②シンプルノット
- 4.【ベルトの結び方】③ひと結び
- 5.【トレンチコートベルトの結び方】④リボン結び
- 6.【トレンチコートベルトの結び方】⑤片リボン
- 7.【トレンチコートベルトの結び方】⑥ダブルテール
- 8.【トレンチコートベルトの結び方】⑦ワンテール
- 9.【トレンチコートベルトの結び方】⑧バックフロント結び
- 10.【トレンチコートベルトの結び方】⑨バックネクタイ結び
- 11.【トレンチコートベルトの結び方】⑩バックでひと結び
- 12.【トレンチコートベルトの結び方】⑪バックでリボン結び
- 13.【トレンチコートベルトの結び方】別売りベルトでアレンジ
- 14.【おわりに】コートはベルトの結び方でおしゃれに!
二つ折りにしたら、ループになっているところを指でおさえ(ループを崩さないように)端を下から上へベルトに通し、今作ったループに通せば完成です。
あとはきれいに形を調整すればできあがり。とくに結び目の部分をきれいに整えると品よく仕上がります。
【ベルトの結び方】③ひと結び
コートベルトの結び方で「ひと結び」はおそらく習わなくても一度はやったことがあるスタイルではないでしょうか?
無造作に軽く結ぶこのひと結びは厚手のウールコートでも薄手のトレンチコートでも活躍する一番簡単な結び方です。
ひと結びはベルトを留めずに結びます。まずは身体の前でベルトのバックルではない方を上にクロスさせます。クロスさせたらベルトの端を下から上へ引き抜き、端を垂らします。
これでひと結びは出来上がり。無造作にできる簡単な結び方ですが、垂らす長さやヨレに注意するときちんとした印象を引き出せるので仕上がりに気を使いましょう。
前をあけてひと結び
ウールコートでもトレンチコートでも、前のボタンをあけてひと結びすると優秀レディースコーディネートに変身です。
この時、前をどのくらい開けてベルトを留めるかによってかなりコーディネートに差がつきますから、スタンドミラーで全身のバランスをよく見て開け方を工夫すると素敵です。
ひと結びの端の処理
ウールコートでならひと結びできちんと仕上がりますが、トレンチコートは場合によってベルトがとても長いタイプがあります。
すごく長いタイプのトレンチコートベルトだとひと結びだけでは端が長すぎてだらしない印象に。そんな時は端をベルトに通して大きなループを作るとワンポイントのおしゃれになります。
メンズよりもレディースコーディネートにおすすめのワンポイントです。
応用して固結びに
ひと結びを応用すると堅結びになります。ひと結びではちょっと頼りない...と思うなら同じような印象でしっかりと結べる固結びはおすすめです。ウールコートでもトレンチコートでも使えるので便利です。
固結びの結びめの処理でコートの表情が変わるので覚えておきましょう。
固結びはひと結びを二回する感じで結びます。要するに紐の固結びと同じ要領です。全く難しくはありませんが、ひと結びよりもしっかり留められて着こなし感もアップします。
レディースコーディネートの場合、ひと結びだとしっかり留められないから女性らしいウエストを強調することはできませんが、トレンチコートのような薄手コートで固結びならウエストも絞れてかっこよく着こなせます。
■参考記事:トレンチコートはいつからいつまで着る?