「バトルクリーク・ブロー The Big Brawl」(1980年)
ジャッキー・チェンさん初のハリウッド進出作品!…ですが、ハリウッドでのスタントマンがレベルが低く、ジャッキー・チェンさんのアクションが死んでしまっている残念極まりない作品となっています。
やりたいことがやれず、ジャッキー・チェンさんのフラストレーションが溜まるだけ溜まった作品になったらしく、ジャッキー・チェンさん自身「二度とハリウッドで撮りたくない」と言ったのだとか。
「キャノンボール The Cannonball Run」(1981年)
こちらはカーアクション映画。といっても、カーアクションを期待するとなかなかレースが始まらないという展開。非合法5000キロレースというだけあって、かなりコミカルに仕上がっています。
ちなみにジャッキー・チェンさんの出番は少なく日本人役…なのに中国語を話すという突っ込みどころも!
「ドラゴンロード 龍少爺」(1981年)
ドラゴンロード <新録日本語吹替収録版/インターナショナル版> [ マース ]
カンフーアクションではありますが、純粋なカンフーというよりは現代的なアクション、喧嘩といった部類に分けられるかもしれません。
まだ20代のジャッキー・チェンさんのキレが強く感じられる作品となっています。
「ドラゴン特攻隊 迷你特攻隊」(1982年)
ジミー・ウォングへの義理主演と言われていて、ジャッキー・チェンさんの出番は少ないです。ストーリーも設定もB級ではありますが、B級映画の楽しさは”何でもアリ”なところ。ある意味、そのくだらなさが面白い!見どころと言えるところが無いのも香港B級映画っぽい作品となっています。
「ジャッキー・チェンの醒拳 龍騰虎躍」(1983年)
知る人ぞ知るいわくつきの映画がこの醒拳。カメラワークが滅茶苦茶で、背景がコロコロ変わる違和感!そして、ジャッキー・チェンさんと監督との間で起こったトラブルのためか、バレバレなそっくりさんを起用しての撮影もある意味楽しめます。
そしてジャッキー・チェンさんの映画にはありがちな、ほかの映画からの寄せ集めシーンも健在。さあ、どこに重点を置いて鑑賞しますか?!
「五福星 奇謀妙計 五福星」(1983年)
この作品はくだらない笑いと滅茶苦茶なカークラッシュが目を引く、実に香港コメディらしい作品です。ちなみにジャッキー・チェンさんの出番は少ないものの、ローラースケート超絶スタントは必見です!