産後ヨガの効果
産後ヨガがいつからできるのか頭に入れたところで、続いては産後ヨガの効果について見ていきましょう。
妊娠中には、脂肪がつきやすくなりますが、それは「流動性脂肪」と呼ばれる脂肪であり、軽い運動を行うことで、徐々に身体から取り除いていくことができます。
その流動性脂肪は、ヨガでも十分に取り除くことが可能で、1日15分~30分程度のヨガを毎日継続していくことで、3ヶ月から半年ほどで、妊娠前のスタイルに戻していくことができます。
産後ヨガの効果を実感するためには、とにかく毎日コツコツと続けていくことが大切で、三日坊主にならないように注意が必要です。
産後ヨガは、脂肪を落としてくれると同時に新陳代謝を活性化させる働きももたらしてくれます。
新陳代謝を活性化することで、汗をかきやすくなり、無駄な脂肪がつきにくくなるという効果を期待することができます。
また、お腹も空きやすくなるので、運動して食べてという良い食習慣を身につけることもできます。
産後ヨガで骨盤矯正
産後ヨガを行うことで、妊娠・出産を経てゆがんでしまった骨盤を矯正することもできます。
出産をすると、骨盤が広がりやすくなり、その骨盤の広がりが体型を崩してしまう原因にもつながります。
そういった意味で、骨盤矯正を行うことで、妊娠前のスタイルに戻していくことも可能です。
出産を経ると骨盤が不安定になり、ぐらぐらに緩んでしまうこともありますが、それも産後1ヶ月程度で収まっていきます。
そういった点もあって、産後1ヶ月程度からヨガを開始するのが良いとされていると考えることができます。
骨盤がぐらぐらの状態でヨガを行うのはリスキーなので、骨盤のぐらつきが収まるまで待っておきましょう。
産後ヨガを行って骨盤の位置を戻していくことで、姿勢も良くなり、立ったり歩いたりするのも楽になっていきます。
産後直後は立ち上がるのも大変という時期がありますが、骨盤を整えていくことで、そういったこともなくなり、妊娠前の普段通りの生活を行うことができるようになっていきます。
産後ヨガにおすすめのポーズ
ここからは、産後ヨガにおすすめのポーズについてご紹介していきます。
産後ヨガでは、普通のヨガと比べて簡単なポーズから取り組み始めることがポイントと言えます。
それは、難しいポーズに挑戦して挫折してしまうよりも、簡単なポーズを継続していくことで効果を見出すことができるからです。
産後ヨガにおすすめのポーズとしては、一番シンプルな「合掌のポーズ」を挙げることができます。
あぐらをかきながら胸の前で手を合わせて、目を閉じるというシンプルなポーズです。
そうすることで、骨盤のゆがみを矯正するだけでなく、全身の引き締めやバストアップ効果にも期待することができます。
また、上記の画像のように寝たままあぐらを組み、両手をおでこの前で合わせるポーズもおすすめです。
実際にやってみればわかりますが、下半身から上半身にいたるまで、引き締め効果を実感することができます。
このポーズをキープし続けるのは意外と難しいので、無理をしない程度にゆっくりと時間をかけて行っていくと効果的です。
産後ヨガにおすすめの赤ちゃんポーズ
産後ヨガには赤ちゃんのポーズもおすすめです。
赤ちゃんのように丸まった姿勢をキープすることで、産後にゆがんだ骨盤に柔軟性を持たせることができます。
同時にリラックス効果を得ることもできて、心身共に癒されるポーズです。