記事の目次
- 1.高温期10日目、突然体温が下がる!?
- 2.高温期10日目に体温が下がる理由とは?
- 3.【基礎知識】高温期10日目に体温が下がる理由
- 4.高温期10日目に体温が下がる理由(1)着床
- 5.高温期10日目に体温が下がる原因は、本当に着床?
- 6.高温期10日目に体温が下がる=妊娠!?
- 7.高温期10日目に体温が下がる、他の理由
- 8.高温期10日目に体温が下がる理由(2)測定ミス
- 9.高温期10日目に体温が下がる理由(3)体調不良
- 10.高温期10日目に体温が下がる理由(4)ホルモンの乱れ
- 11.高温期10日目に起こる、体温が下がる以外の変化
- 12.高温期10日目に起こる腹痛の原因とは?
- 13.高温期10日目、腹痛や出血があったら要注意
- 14.まとめ:高温期10日目に体温が下がる理由
高温期10日目、突然体温が下がる!?
婦人体温計で毎日基礎体温を測っている方なら、高温期をご存知でしょう。高温期=高めの体温が続く期間が終わり、だんだんと体温が下がり始めると次の生理が来る、というのが、一般的な常識です。しかし、高温期が始まってから10日目、突然体温が下がる、という経験をしたことはありませんか?
急激な体温の変化に対し、不安を抱く人は多いことでしょう。特に、妊娠に関して悩みを持っている人にとっては、敏感にならざるを得ない事態です。中には、体温が下がるとともに腹痛を訴える女性もいるそうです。妊娠検査薬の結果の陽性・陰性を調べるときに、できるだけ不安要素は無くしておきたいですね。
実は、一時的に体温が下がる現象は、「着床」が原因だといわれることがあります。次から詳しく、高温期10日目に体温が下がる原因について見ていきましょう。
高温期10日目に体温が下がる理由とは?
妊娠を希望している人にとっては、排卵日に夫婦でタイミングを合わせ、その後に生理が来るまでの期間がとても長く感じられることでしょう。妊娠検査薬の結果が陰性でないよう祈るあまり、精神が不安定になる人も多いはずです。
排卵日の次に始まる高温期の体温について知るためには、まず、基礎体温に関する基礎知識を熟知しておかなければなりません。改めてまとめておきましょう。
【基礎知識】高温期10日目に体温が下がる理由
基礎体温と、女性の体の関係
排卵期が終わると、基礎体温は2週間=14日間くらいの間、高温の状態になります。その後、基礎体温が徐々に下がり始めると、次の生理が訪れる「月経期」になります。そして、生理が終わるとまた次の排卵期が訪れます。このサイクルが、女性の体に起こる変化の一巡です。
妊娠を希望している人にとっては、排卵後の「高温期」の長さが重要です。一般的には、高温期が16日以上続くと、妊娠の可能性が高いと言われています。そして、おおよそ21日以上高温期が続いた後に、妊娠検査薬を使うのが一般的です。陽性か陰性か、早めの段階で知っておくことは、女性と赤ちゃんの体を守るためにとても重要です。
14日以上高温期が続いたあとは、「今日も高温でありますように・・・」と強く願いながら基礎体温を測る女性が多いことでしょう。それほど、妊娠と高温期の関係性は大きいものなのです。
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高温期10日目に体温が下がる理由(1)着床
普通ならば2週間ほど続くはずの高温期に、突然体温が大きく下がる現象があります。月経前の不安定な時期にこういうことが起こると、心が落ち着きませんよね。体温が一時的に下がる現象が高温期10日目前後に起きた場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?
まず、1つ目の原因として考えられるのが「着床」です。これは、赤ちゃんのモトである受精卵が子宮に定着すること、つまりは妊娠の成立を意味します。実際に妊娠した女性の体験談を聞くと、高温期10日目に体温が1日だけ下がり、そのあとはまた高温期に戻った、というケースは少なからずあるようです。こういった現象が起きたあとは、妊娠検査薬で陽性か陰性か、すぐに測れるよう準備しておきましょう。
しかし、着床=高温期10日目の体温が下がる理由、という証明はまだ為されていません。むしろ、着床すると高温期がずっと続くことが一般的な常識です。では、なぜ高温期10日目に体温が下がる理由として、着床が第一に挙げられるのでしょうか。
高温期10日目に体温が下がる原因は、本当に着床?
着床によって高温期10日目に体温が下がるメカニズムとして、考えられる説が一つあります。それは「卵胞ホルモン」が関係しています。
「卵胞ホルモン」とは、赤ちゃんの発育に必要不可欠なホルモンの一つです。着床すると、女性の体内で卵胞ホルモンの分泌が増加します。すると、体温が一時的に変動することがあるようです。
着床により基礎体温が下がる現象は、「インプランテーション・ディップ」と呼ばれています。特にアメリカでは、着床や妊娠の前兆として知名度が高いようです。
しかし、この現象に関する知識は、日本ではそれほど広まっていません。科学的根拠がもう少しあれば、日本語に訳された名称が付けられるかもしれませんね。