記事の目次
- 1.高温期10日目、突然体温が下がる!?
- 2.高温期10日目に体温が下がる理由とは?
- 3.【基礎知識】高温期10日目に体温が下がる理由
- 4.高温期10日目に体温が下がる理由(1)着床
- 5.高温期10日目に体温が下がる原因は、本当に着床?
- 6.高温期10日目に体温が下がる=妊娠!?
- 7.高温期10日目に体温が下がる、他の理由
- 8.高温期10日目に体温が下がる理由(2)測定ミス
- 9.高温期10日目に体温が下がる理由(3)体調不良
- 10.高温期10日目に体温が下がる理由(4)ホルモンの乱れ
- 11.高温期10日目に起こる、体温が下がる以外の変化
- 12.高温期10日目に起こる腹痛の原因とは?
- 13.高温期10日目、腹痛や出血があったら要注意
- 14.まとめ:高温期10日目に体温が下がる理由
高温期10日目に体温が下がる現象は、妊娠したすべての女性に起こりうるものなのでしょうか?一般的知名度が高くないことからも推測されるように、インプランテーション・ディップは、着床したことによって必ず起こるというわけではありません。
一説には、妊娠した女性の2割がインプランテーション・ディップを体験したそうです。それはつまり、残りの8割の女性は、ずっと高温期が続くまま、体温の大きな変動は見られなかったということです。
したがって、高温期10日目に体温が下がるからと言って、妊娠したと確信するのは誤りです。高温期が21日を過ぎるまで待ち、妊娠検査薬を使って陽性・陰性を調べるのが最も確かな妊娠検査法です。
高温期10日目に体温が下がる、他の理由
高温期に体温が下がる理由として、着床以外にも考えられるものがあります。実際のところは、着床以外の原因が体温変動の原因になっている場合がほとんどです。次から順番に見ていきましょう。
高温期10日目に体温が下がる理由(2)測定ミス
測定中、うたた寝してしまって体温計から口を離してしまうことがあると思います。それが無意識のうちに行われた場合、測定結果が大きく変わることがあるようです。
これは、再び測定し直すことによって、誤差を発見することができます。
高温期10日目に体温が下がる理由(3)体調不良
基礎体温と女性の体調は、切っても切れない関係性にあります。基礎体温が不安定になる際は、自分の体調を見直すことが不可欠です。
インプランテーション・ディップによって体温が下がるのは、たった1日です。その後も基礎体温の変動が見られるときは、妊娠以前の体の不調が原因です。風邪を引いていないか、肉体疲労が溜まっていないか、よくよく確認しましょう。
高温期10日目に体温が下がる理由(4)ホルモンの乱れ
疲労や睡眠不足から、女性のホルモンに異常が生じる場合があります。過度なストレスから生理不順になったり、不正出血したりする現象はよく知られていますが、基礎体温がガクッと下がる現象も、ホルモンバランスの乱れが原因です。
予防策は、規則正しい生活をして、精神安定を図ることです。体に変動が起きるまでにストレスが溜まっていることを自覚して、早急な治療や安息を心がけましょう。
基礎体温は、自分の体の異常を知るためにとても重要なデータとなります。日々の変化を見逃さずに、体調管理に役立てましょう。
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高温期10日目に起こる、体温が下がる以外の変化
高温期10日目という節目には、体温が下がるという現象のほかにも、女性を悩ませる様々なことが起きやすいそうです。
その内の一つが「腹痛」。それも子宮を取り巻くような「下腹部痛」が起きることが多々あります。あるデータでは、高温期3・5・6・7・9・10日目のあたりに腹痛を感じる女性が多いとの報告があります。
この腹痛は、果たして妊娠の前兆として見てよいのでしょうか?詳しく原因を見ていきましょう。