記事の目次
- 1.受精卵が着床するまでにかかる日数は?
- 2.高温期はなぜ起きる?妊娠の成立はいつ?
- 3.高温期12日目に陰性!妊娠超初期かも?
- 4.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!胸の張り
- 5.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!腰の痛み
- 6.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!頭痛
- 7.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!下腹部痛
- 8.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!吐き気
- 9.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!出血
- 10.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!体温が下がる
- 11.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!おりものの変化
- 12.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!便秘や下痢
- 13.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!頻尿
- 14.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!夜中に目覚める
- 15.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!眠気が続く
- 16.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!臭いに敏感
- 17.高温期12日目に陰性!体の変化と症状!味が変わる
- 18.高温期12日目でも使える妊娠検査薬は?
- 19.陰性から陽性!病院に行くタイミングは?
- 20.まとめ
受精卵が着床するまでにかかる日数は?
受精卵は着床するまでに7日間かかります。個人差がありますが、排卵は生理開始予定日から約14日前に起こることが多いです。
このとき、タイミング良く精子と卵子が出会うことができれば受精卵が誕生し、一週間程度の時間をかけて卵管を進んで子宮に到着します。子宮に到着すると、受精卵が子宮内膜にもぐり込んで張り付こうとします。これが着床です。
着床に成功すれば子宮の中に定着して妊娠へ向かうのですが、着床に失敗すると子宮内膜と共に体の外に流されて生理が訪れます。
高温期はなぜ起きる?妊娠の成立はいつ?
女性の体は排卵が起きると、受精卵になったことを想定して動き出します。フカフカの布団に卵を寝かせるために、受精卵が細胞分裂をしながら子宮に到着するまでの間に子宮内膜を厚みのある柔らかい状態へ仕上げるのです。
この準備には、排卵後に体温が上昇することが関わっています。この期間が高温期と呼ばれ、受精卵の到着に備えて子宮内膜をサポートする大切な時期なのです。
高温期の発生は、プロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンの分泌によって引き起こされます。このホルモンの働きにより、体温が上昇し、子宮内膜の適切な発育が促進されます。高温期の体温上昇により、子宮内膜の厚みが増し、受精卵の着床の可能性が高まるのです。
また、高温期には流産のリスクを軽減し、異常な出血を防ぐ役割も果たします。子宮に到着した受精卵が子宮内膜に張り付くことができた時点で「妊娠の成立」となります。
高温期12日目に陰性!妊娠超初期かも?
高温期が12日目に入って、早めにフライング検査を試した結果が陰性でも、まだ希望は捨てる必要はありません。
この時期はまだ妊娠超初期と呼ばれる期間。妊娠超初期には検査薬で反応が出るほどホルモンの分泌が進んでいないため、陰性という結果が出ている可能性があるのです。
もし、妊娠しているのであれば早く妊娠に気づいて、胎児のためになる食事や生活を心がけてお腹の中で無事に育てたいですよね。妊娠期間はあっという間に過ぎて赤ちゃんが誕生します。すぐにお腹が大きくなってしまうので、体を動かせるうちに仕事の調整や生活環境を整えておかないといけません。
そこで、妊娠超初期に早く気付くための方法として、体の変化や症状を自分で確かめることをオススメします。体温以外にも体の変化や症状をチェックして、妊娠状態であるか判断してみましょう。
高温期12日目に陰性!体の変化と症状!胸の張り
生理前にも胸が張る症状がでる方には紛らわしいかもしれませんが、胸の張り方に違いがあるのでよく確かめると変化に気づくことができますよ。
生理前の胸の張りは排卵直後から現れます。もし、張る状態が生理予定日を過ぎていて1週間以上続く場合は、妊娠超初期の可能性が高いです。
また、妊娠超初期の胸の張りは乳首の痛みを伴うことも特徴です。チリチリとした痛みがある場合は妊娠の可能性がより高いでしょう。
張り方にも違いを感じる方が多く、生理前の堅いパンパンな張り方よりは柔らかく膨らんでいくことが多いです。乳腺や乳管に沿って脇の近くに痛みを感じることもあります。
高温期12日目に陰性!体の変化と症状!腰の痛み
妊娠中に腰の痛みを感じる人は多いです。この症状は子宮の大きさが変化し、骨盤や関節を緩める働きを持つ「リラキシン」というホルモンの分泌によるものです。
この作用で骨盤が開きやすくなるので、出産のとき赤ちゃんが産道を無事に通過しやすくなります。普段の生理で腰の痛みの症状が出ないのであれば、妊娠超初期の症状である可能性が高いでしょう。
妊娠超初期を過ぎても、妊娠中に腰痛に悩まされることはよくあります。おなかが大きくなると重心も変わって姿勢にも影響し、特に妊娠後期になると増加した体重に腰が悲鳴を上げます。
妊娠がわかり次第、しっかりと腰サポーターを用意して備えておきましょう。
高温期12日目に陰性!体の変化と症状!頭痛
プロゲステロンというホルモンには、子宮内膜をフカフカの布団のようにするために血管を拡張する効果があります。
妊娠超初期はプロゲステロンの分泌が増加していく途中です。ホルモンの分泌量が増すことで、子宮以外の血管も広がるので頭がズキズキ痛むといった症状が発生します。
生理前にも頭痛の症状が出る方もいますが、妊娠超初期の可能性もあります。市販の痛み止めは赤ちゃんにとって悪い影響を与える場合があります。自己判断で痛み止めを飲むことは避けるようにしましょう。