記事の目次
- 1.新生児の微笑本当にかわいいですよね!
- 2.【新生児の微笑】生理的微笑とは?
- 3.【新生児の微笑】生理的微笑が起きる理由
- 4.【新生児の微笑】生理的微笑はいつまで?いつまで見られる?
- 5.【新生児の微笑】生理的微笑でも笑顔で接して!
- 6.【新生児の微笑】社会的微笑とは?
- 7.【新生児の微笑】社会的微笑が起きる理由
- 8.【新生児の微笑】社会的微笑はいつから始まる?
- 9.【新生児の微笑】社会的微笑はいつまで見られる?
- 10.【新生児の微笑】生理的微笑と社会的微笑の違いとは?
- 11.【新生児の微笑】生後6か月以降の笑いの発達!
- 12.【新生児の微笑】生後6か月以降は褒めて笑顔に!!
- 13.【新生児の微笑】ママの笑顔を模倣する!!
- 14.【新生児の微笑】赤ちゃんが笑わない!自閉症なの?
- 15.【新生児の微笑】自閉症とは?
- 16.【新生児の微笑】自閉症の原因とは?
- 17.【新生児の微笑】自閉症の診断は?いつまでにわかるの?
- 18.【新生児の微笑】赤ちゃんの笑い方にも個性が!
- 19.【新生児の微笑】笑顔が多い人はみんなの人気者に!!
- 20.【新生児の微笑】赤ちゃんには笑顔で接して笑顔にしましょう!
新生児の微笑本当にかわいいですよね!
赤ちゃんが生まれて、子育てが始まってみると、予想していた以上に日々の子育て生活が大変なことに、沢山のお母さんが驚くものですよね。
そんな、家事に子育てに毎日毎日目まぐるしく過ぎていく日々の中で、ふっと癒されるのが、新生児の赤ちゃんが見せる微笑みです。
新生児の赤ちゃんが見せる微笑みというのは、どうしてあれほどまでに愛らしくてかわいいものなのでしょうか。
欧米では、そのあまりにも愛らしくて可愛らしいことから「エンジェルスマイル(天使のほほえみ)」と呼ばれているそうです。
赤ちゃんが眠りながら微笑みを浮かべていると、どんな夢を見ているのかと想像を膨らませてしまいますが、実は心理学的に見ると、新生児の赤ちゃんの微笑みというのは、楽しかったりうれしかったりして笑っているわけではないといいます。
一体どういうことなのでしょうか?!
この記事では、子育てママの癒しとなる新生児の赤ちゃんの微笑みの意味と、心理学的な発達についていろいろと見ていきたいと思います。
【新生児の微笑】生理的微笑とは?
生まれたばかりの赤ちゃんの微笑みというのは、本当に愛らしくてすてきなものですよね。
生まれたばかりの赤ちゃんが浮かべる微笑みのことを「新生児微笑」といいます。
しかし、生まれたばかりの赤ちゃんというのは、うれしかったり楽しかったりするから微笑みを浮かべるわけではありません。
実は新生児の赤ちゃんの微笑みというのは、筋肉がつって起こる生理的な反射でしかないのです。
だから新生児微笑の事は別名「生理的微笑」ともいいます。
どんな夢を見ているのかと、子育ての中でワクワクしながら赤ちゃんの寝顔を見守っていた人には、ちょっとがっかりな話かもしれませんが、心理学的に見ると、生理的微笑には特に感情はこもっていないと言われています。
【新生児の微笑】生理的微笑が起きる理由
心理学的に見ると、特に楽しいとか面白いといった感情がこもっていないと言われている、新生児の生理的微笑ですが、生理的微笑が起こるのはどのような理由からなのでしょうか。
新生児の赤ちゃんに生理的微笑が起きる理由には2つあると言われています。
生理的微笑が起きる1つ目の理由は、子育て中のお母さんにはちょっと残念かもしれませんが、単なる筋肉の反射だというものです。母乳やミルクが胃に入って膨らんだ刺激によって、脳の一部が興奮して顔の筋肉を引きつらせることで、生理的微笑が起きると言われています。
新生児微笑が起きるもう一つの理由というのは、赤ちゃんが周りの大人の愛情を獲得するための、本能的な戦略だというものです。
自分では生きるために何もすることができない新生児の赤ちゃんにとっては、周りの大人の愛情を獲得することが、生き延びるためにとても大切なことになります。
新生児微笑を浮かべることで、周りの大人の人たちが自分のことをかわいいと思ってくれて、沢山愛情を注いでくれるということを心理学的に本能で赤ちゃんがわかっているので、新生児微笑を浮かべるのだという説もあります。
何はともあれ、赤ちゃんの微笑みというのは、子育てをしているお母さんにとっては、全ての苦労を忘れさせてくれるほどの癒しの効果があることは間違いがありません。
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【新生児の微笑】生理的微笑はいつまで?いつまで見られる?
込まれたばかりの新生児の赤ちゃんが見せてくるです生理的微笑というのは、心理学的な感情がこもっていない、筋肉の反射でしかありませんが、いつまで続くものなのでしょうか。
生理的微笑というのは、いつまで、いつまで続くのかというのは、生後2ヵ月から3ヵ月ぐらいまで続くと言われています。
生後1ヵ月の間というのは、赤ちゃんは視力がほとんどないために、周りの様子を理解することができませんでした。
そのために、周囲の様子に反応して笑顔を浮かべるということができずに生理的微笑になってしまったのですが、いつまでも周りの様子が理解できないママでいるわけではありません。
生理的微笑がいつまで続くのかというと、生後2ヵ月ぐらいになると、徐々に自分をだっこしてくれているお父さんやお母さんの顔が認識できるようになってきて、生理的微笑から社会的微笑へと変化していきます。
【新生児の微笑】生理的微笑でも笑顔で接して!
生後1ヵ月というのは、お母さんが笑顔を浮かべても、赤ちゃんはほとんど目が見えていないので、お母さんの笑顔を認識することはできません。
生理的微笑というのは、心理的な感情が入っていない筋肉の反射だというと、赤ちゃんの生理的微笑に対して、笑顔を返す必要がないのかというと、決してそういうことはありません。
赤ちゃんは、いつまでもお母さんやお父さんの笑顔を認識できないわけではありません。
赤ちゃんの視力というのは、生まれてから徐々に発達をしていき、生後2ヵ月から3ヵ月に入る頃には、お父さんやお母さんの笑顔が理解できるようになっていきます。