記事の目次
- 1.【はじめに】妊娠5ヶ月目は油断しやすい時期
- 2.妊娠5ヶ月目の変化を知ろう
- 3.【妊娠5ヶ月目の変化①】安定期に入る
- 4.【妊娠5ヶ月目の変化②】体重が増加する
- 5.【妊娠5ヶ月目の変化③】胎動が増える
- 6.【妊娠5ヶ月目の変化④】性別は?
- 7.【妊娠5ヶ月目の変化⑤】出生前診断
- 8.【妊娠5ヶ月目の変化⑥】つわりが終わる
- 9.妊娠5ヶ月目の注意点を知ろう
- 10.【妊娠5ヶ月目の注意点①】腹痛
- 11.【妊娠5ヶ月目の注意点②】出血
- 12.【妊娠5ヶ月目の注意点③】妊娠線のケア
- 13.【妊娠5ヶ月目の注意点④】仰向けで寝ない練習
- 14.【妊娠5ヶ月目の注意点⑤】軽い運動を
- 15.【まとめ】妊娠5ヶ月目は油断しやすい時期
【はじめに】妊娠5ヶ月目は油断しやすい時期
妊娠5ヶ月目というと、様々な変化が起こる時期です。安定期に入ることでつわりも終わりますので、かなり活動的になる妊婦さんもいます。実際に安定期はある程度体を動かしたほうが良いので、それが間違っているということではないのですが、油断は禁物です。
安定期に入れば、赤ちゃんは流産しないということではありません。いきなり出血を伴う腹痛がして、病院に運ばれてすぐに流産をしてしまうという事例はいくつもあります。妊娠初期よりは、流産の可能性が低くなりますが、そのような可能性がないというわけではないため、注意が必要なのです。
お腹の張りは妊娠初期には感じないものですが、妊娠中期のこの時期からお腹の張りを感じるようになる妊婦さんも多いです。お腹の張りを感じるということはそれだけ胎児も大きくなっているということです。
お腹の張りや胎動というような変化も訪れる時期ですので、妊婦さんはお腹の張りや胎動によって、赤ちゃんの存在をより実感することができます。様々な幸せがいっぺんに訪れる時期ですので、油断して流産しないようにするということが大切になってきます。
妊娠5ヶ月目の変化を知ろう
妊娠5ヶ月目からお腹の張りを感じられるようになったりと、様々な変化があります。お腹の張りが感じられるということは赤ちゃんが大きくなっているということであり、そのことにより母体にも様々な変化が訪れるものです。
母体の変化は妊娠生活を送っていく上で、敏感に感じ取らなければならないことです。少しの母体の変化が、赤ちゃんの異常のシグナルになっていることもあるため、少しのお腹の張りであっても、敏感に察知する必要があります。
そのため、この時期に母体や赤ちゃんにどのような変化が起きるのかということを知っておかないと、いったいどれが異常でどれが正常なことなのかわからないでしょう。だからこそ、しっかりと妊娠5ヶ月目に発生する、赤ちゃんや母体の変化を知っておく必要があるのです。
ではさっそく、妊娠5ヶ月目の変化について紹介していきたいと思いますが、様々な変化がありますので、1個1個しっかりと確認しておきましょう。
【妊娠5ヶ月目の変化①】安定期に入る
妊娠5ヶ月目の変化としては、安定期に入るという変化がまず挙げられます。
妊娠4ヶ月目から安定期に入る妊婦さんもいるため、必ずしも5ヶ月目から安定期に入るというわけではありませんが、多くの妊婦さんはこの時期に安定期に入るものです。安定期に入ったということは、胎盤がしっかりと完成したということです。
胎盤がしっかりと完成すれば、その分赤ちゃんはより効率よく栄養を受け取ることができるようになります。そのため、ここから赤ちゃんはぐんぐん成長していくものです。お腹の張りも感じる人が多くなりますし、体重も増えてきます。
お腹の張りは人それぞれで感覚があるため、あまり感じないという人も多いです。赤ちゃんの体重が増える時期といっても、まだまだ妊婦さんだと気付かれるか気付かれないか微妙、という時期でもあるため、まだお腹の張りをそれほど感じない人も多いのです。
【妊娠5ヶ月目の変化②】体重が増加する
妊娠5ヶ月目の変化としては、母体も赤ちゃんもですが、体重がかなり増加するという変化も挙げられます。
だからこそ、母体はお腹の張りを感じるのですが、胎児の体重としては250グラムほどとなります。ここからさらに体重は増加していき、お腹の張りも感じていくようになるため、今現在、あまりお腹の張りを感じていないという人や、体重が少ないという人も安心しましょう。
この時点での体重というのは、実はあまり参考になりません。妊娠5ヶ月目では体重が少なかったのに、生まれる頃には巨大児になっていた、という話もあります。
もちろん、あまりにも体重が少ないということであれば問題ですが、この時点では極端な体重でなければ、気にする必要はありません。ゆっくりと赤ちゃんの成長を見守りましょう。