記事の目次
- 1.妊娠中に明太子・たらこは食べていいの?
- 2.【妊娠中の明太子とたらこ】明太子とたらこって何?
- 3.【妊娠中の明太子とたらこ】明太子とたらこは食べられます
- 4.【妊娠中の明太子とたらこ】明太子とたらこの栄養素
- 5.【妊娠中の明太子とたらこ】ただし塩分に注意
- 6.【妊娠中の明太子とたらこ】妊婦の1日塩分摂取量
- 7.【妊娠中の明太子とたらこ】塩分を取りすぎは危険
- 8.【妊娠中の明太子とたらこ】浮腫み
- 9.【妊娠中の明太子とたらこ】妊娠高血圧症候群
- 10.【妊娠中の明太子とたらこ】塩分を摂りすぎたら...
- 11.【妊娠中の明太子とたらこ】カリウムの多い食品
- 12.【妊娠中の明太子とたらこ】食中毒にも注意
- 13.【妊娠中の明太子とたらこ】塩分や辛み成分で食中毒は防げる?
- 14.【妊娠中の明太子とたらこ】恐ろしいリステリア菌
- 15.【妊娠中の明太子とたらこ】食中毒と流産の関係
- 16.【妊娠中の明太子とたらこ】明太子は1/4腹を時々
- 17.【妊娠中の明太子とたらこ】リステリア菌は生魚だけではない
- 18.【妊娠中の明太子とたらこ】亜硝酸ナトリウム
- 19.【妊娠中の明太子とたらこ】コンビニのおにぎり
- 20.【妊娠中の明太子とたらこ】バランスの良い食事を心がける
妊娠中に明太子・たらこは食べていいの?
心待ちしていたベビーの誕生。
パパとママの最高に幸せな時間ですよね。
でも、その瞬間までママは大変な苦労をしてベビーをお腹で育てています。
体はだんだん重くなるし、疲れやすくなるし...
つわりのひどい人はとにかく大変。
そんな苦労をしても、辛かった日々が吹っ飛んでしまうほど幸せな瞬間がベビーの誕生。
妊娠が分かった瞬間から、ベビーが生まれてくる日を指折り数えているのではないでしょうか。
幸せな妊娠期間。
でも、そこには不安も伴います。
特に、初産婦さんは何もかも分からない事、知らない事だらけで妊娠期間を送ることになります。
生活習慣、日常でしていい事、控えた方がいい事。
それこそあげていけばキリがないくらい注意点があります。
食生活もその一つ。
今までは何気なく食べていたものも「あまり食べない方がよい食品」だったりするので、
「これは食べていいの?」
「これはやめた方がいい?
と心配になってしまいます。でもこれはベビーの事を思うパパ&ママなら不思議な事ではありません。
そこで、妊婦の食生活でよく質問に上がる「明太子とたらこ」について考えていきましょう。
妊娠中に明太子とたらこを果たして食べてよいのか。
そして、食べてよい摂取量はどのくらいかを解説していきます。
【妊娠中の明太子とたらこ】明太子とたらこって何?
まず明太子とたらこは両方魚の卵になります。
たらこはもともと日本のものでタラの卵の塩漬けのこと。
そして、明太子はたらこに韓国の唐辛子漬け(キムチのようなもの)して日本人好みに味付けしてあるものです。
両方同じものなのですが、唐辛子を使っているか、ただの塩漬けなのかという点が違います。
そして、「スケトウダラの卵」のみ、「辛子明太子」と名乗ることができるため、辛くてもあまり辛くなくてもスケトウダラか、否かで線引きされ事になります。
例えばたらこスパゲッティは塩漬けのタラの卵を使っている。
明太子スパゲッティは唐辛子漬けのタラの卵を使っているという具合。
後は、各製造元でアレンジされ、味に個性が出ます。
柚子で香りづけしてあったり、昆布だしに漬けてあったりして、味もマイルドから辛みが強いものまでたくさん市場には出回っています。
では、話を戻しましょう。
妊娠中に明太子やたらこを食べても良いのでしょうか?
【妊娠中の明太子とたらこ】明太子とたらこは食べられます
妊娠中に明太子やたらこを食べていいのか?という質問。
はっきり答えると、
「食べられます」
明太子や、たらこを自体を食べて、直接的に妊婦や胎児に悪い影響を及ぼすことはありません。
コンビニで人気の明太子おにぎりや、たらこおにぎりが食べられるので、ちょっとお出かけしたときでも気にしなくて済みますね。
これは助かる。
しかも魚の卵なので明太子とたらこには栄養素が詰まっています。
ただし!
妊娠中に明太子やたらこを食べるなら少し注意が必要です。
次の項で明太子とたらこに含まれる栄養素と、食べるときの注意点を解説していきましょう。
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【妊娠中の明太子とたらこ】明太子とたらこの栄養素
明太子やたらこはいわゆる「魚の卵」
だから、栄養素は豊富に含まれています。
DHA:青魚などに含まれる多価不飽和脂肪酸で、脳の活性化や記憶力の向上効果があります。
EPA:血液サラサラ効果
その他
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、リン、鉄分、カリウム、マグネシウムなど...
このようにたくさんの栄養素が詰まっています。
卵は生命の根源ですから、栄養をが豊富なのは言わずもがなかもしれません。
さて、ビタミンAは妊娠中に摂取を控えた方が良い栄養素です。
妊娠していない人にはとても必要な栄養素なのですが、妊娠中は、胎児に奇形を引き起こす原因になりますから、注意が必要です。
しかし、明太子やたらこに含まれるビタミンAの量は100gあたり37μg。
2500μg以上が危険摂取量と定められていますから、まず明太子やたらこを食べて胎児に奇形が出る事はないでしょう。