母子手帳のデザインは全国で違う？選べるの？ディズニーやミッフィーなど

妊娠したお母さんが病院へ行くときに持っていく母子手帳。ふと待合室を見渡したら、自分と違うデザインの母子手帳を持っている人がいて、しかもそれが可愛い！という経験、した事がある人もいると思います。

「もしかして、母子手帳のデザインは自分で選べるの？」

そんな疑問も湧いてくることでしょう。できることなら、様々な種類のデザインの中から、自分にあった素敵な母子手帳を選びたいですよね。

実は、母子手帳のデザインは全国各地の自治体で異なります。つまり、同じ自治体の中で渡される母子手帳は同じデザインですが、すぐ隣の自治体では、まったく違うデザインの母子手帳が配布されることがあるのです。

表紙のデザインだけではなく、時にサイズも違うというのですから驚きですよね。

ただし、表紙デザインの異なる母子手帳でも、内容文や、書き込む欄の項目に大きな違いは見られません。妊娠したお母さんと赤ちゃんを守るために必要なものですから、内容は全国で統一性があるのですね。

さて、母子手帳のデザインが色々あることを知ると、自分の好みに合った母子手帳を選べるのかどうか、気になりますよね。

しかし、実際は、全国の自治体ごとに受け取る母子手帳が決まっており、基本的にはデザインを選ぶことはできません。ごくまれに母子手帳を選べる自治体もあるのですが、その自治体に申請をすることは非常に難しいそうです。

母子手帳のデザインを個人で選べる制度は残念ながらありませんが、全国各自治体のデザインをあれこれ見て楽しむことはできます。中には本当に可愛いデザインのものもあり、うらやましくなってしまうこともあるでしょう。

さらに、「母子手帳ならでは」のデザインを追及している自治体が多いので、一般向けの手帳にはない面白さがあります。

さっそく、全国の母子手帳デザイン一覧を見ていきましょう。

※2017年～2023年3月の母子手帳デザインです。現在は異なる可能性があります。

やはり人気の鉄板はディズニーの母子手帳です！赤ちゃんになったディズニーキャラクターたちが、あどけない表情で表紙に写っています。色調も柔らかく、見るたびに心がほんわりとあたたかくなるようなデザインです。母子手帳一覧の中でも、その可愛さは群を抜いているように見えます。

赤ちゃんになったディズニーキャラクターは、おなじみのミッキーやミニーだけではありません。全国各自治体によっては、ファインディング・ニモやプーさんのデザインもあるようです。こんなに可愛い母子手帳なら、たくさんの人に自慢してしまいそうですよね。

2023年現在確認できている、ディズニーデザインの母子手帳がもらえる自治体は次の通りです。

【ベビープー】
大阪府東大阪市
東京都品川区
東京都立川市
東京都西東京市
【ベビーミッキー】
東京都品川区
東京都立川市
東京都西東京市

スタンダードな可愛さのある手帳の印象を受けるミッフィーの母子手帳です。一般向けの手帳として売られていても違和感の無いデザインが、かえって人気を呼んでいます。

ディズニーやハローキティの母子手帳のデザインがやわらかい色相のものであったからこそ、ミッフィーのパッキリした黄色のデザインは、一覧の中でも目を惹きます。

母子手帳のデザインは、ミッフィーだけではなく、ライオン・くま・ペンギンなどのキャラクターも使われています。可愛いながらもスタイリッシュな印象を受けるのは、デザインのシンプルさが理由かもしれません。

2023年現在確認できている、ミッフィーデザインの母子手帳がもらえる自治体は次の通りです。

東京都世田谷区
東京都足立区
東京都中央区

また、2016年まではミッフィーを採用していた神奈川県横浜市は現在ペネロペのデザインとなっています。

ミッフィーデザインの母子手帳は、東京の23区で多く取り扱われているようです。