新生児の低血糖とは?原因と症状は?どう治療すればいいの?

赤ちゃんが産まれて初めての子育てではわからないことばかりです。そんな中、新生児の低血糖という病気があるのをご存知ですか?この記事で新生児の低血糖の原因や症状、治療や早期発見できなかった場合の後遺症のリスクについてみていきたいと思います。

新生児の低血糖とは?原因と症状は?どう治療すればいいの?のイメージ

目次

  1. 新生児の低血糖!!心配ですよね!!
  2. 新生児の低血糖とは?
  3. 新生児の低血糖の原因とは?
  4. 【新生児低血糖の原因①】妊娠糖尿病
  5. 【新生児低血糖の原因②】早産
  6. 【新生児低血糖の原因③】妊娠中の服薬の影響
  7. 【新生児低血糖の原因④】出産後のケア不足によって
  8. 新生児低血糖の症状とは?
  9. 新生児低血糖の診断法とは?
  10. 新生児低血糖の治療法とは?
  11. 新生児低血糖は診断が遅れると後遺症も!!
  12. 新生児低血糖は発達障害のリスクも!!
  13. 早期発見して新生児低血糖は治療しましょう!!

新生児の低血糖!!心配ですよね!!

赤ちゃんが産まれたばかりのお母さんは、これから始まる子育てに不安と期待を抱いているものです。

特に新生児というのは、自分の力で生きていくことは全然できなくて、看護やケアがとても大切になります。

そんな産まれたばかりの赤ちゃん、新生児の気になる症状の一つに、新生児の低血糖があります。

低血糖というのは、血液中の糖分が少ない状態を言いますが、産まれたばかりの赤ちゃんにも低血糖状態が起こってしまうことがあります。

通常は正常な値に戻ることが多いのですが、低血糖の状態が続いてしまう赤ちゃんもいます。

この記事では、初めての子育てで気になる新生児の低血糖が起きてしまう。原因や、治療法、気になる後遺症についてお伝えします。

新生児の低血糖とは?

まず、新生児の低血糖というのはどのような状態なのでしょうか。

ちまたでは、糖分控え目というのがもてはやされていますが、糖分というのは本来、脳を働かせるためのエネルギーとなるとても大切な成分です。

大人なら摂取しすぎた糖分が脂肪に変わってしまい肥満の原因となってしまうために、過剰な摂取は控えなければいけません。

しかし、糖分を控えすぎて低血糖状態になってしまうのもまた、体に悪い影響を与えてしまいます。


低血糖というのは、血液中の糖分が少なくなる状態で、脳の働きに悪い影響を与えてしまうのです。

子育ての中で子供たちに低血糖状態が続くと、脳や神経系に後遺症が残ることもあります。

赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時には、胎盤を通して血液から糖分を補給していますが、生まれた新生児となってからは母乳やミルクから補給するしかありません。

しかし、生まれたばかりの新生児は、へその緒を切られてから初めて母乳かミルクをもらうまでに時間のタイムラグが生じてしまいます。

そのために、出産後数時間は新生児の血糖値の一時的に大きく下がりますが、母乳かミルクを飲むことで正常値に上がってきます。

しかし、母乳やミルクをうまく飲めなかったり、飲めたとしても何らかの理由で血糖値が正常値まで戻らないことがあります。

こういった場合には、新生児の低血糖に対する治療が必要になります。


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新生児の低血糖の原因とは?

新生児の低血糖が起きてしまうのには、低血糖が起きやすくなってしまう原因があると言われています。

新生児の低血糖が起きる原因は一体どのようなものがあるのでしょうか。

ここから、新生児の低血糖が起きてしまう原因と考えられているものを見ていきましょう。

【新生児低血糖の原因①】妊娠糖尿病

新生児の低血糖が起きる原因の一つには、妊娠糖尿病が考えられています。

妊娠中にお母さんが甘いもの食べすぎると、必要以上に血糖値が上昇してしまう妊娠糖尿病になってしまいます。

お母さんの血液から栄養を補給をしている赤ちゃんの血糖値も当然高くなってしまいます。

すると、生まれた時に起きる低血糖状態との血糖値のギャップがお母さんが妊娠糖尿病ではない新生児とは比べ物にならないほど大きくなってしまい、その反動で低血糖が続いてしまうことがあります。

この低血糖状態を高インスリン低血糖といいます。

一過性の場合もありますが、持続する場合もあります。

持続する場合には遺伝子が関係する病気の場合もあります。


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【新生児低血糖の原因②】早産

早産で生まれた新生児も、新生児の低血糖を起こしやすいと言われています。

本来赤ちゃんは生まれる前にお母さんのお腹の中で胎盤から充分な栄養をもらってから生まれてこなければいけないのですが、早産で生まれた場合には、お母さんの体からもらうべき必要な栄養のすべてが足りない状態で生まれてきます。

当然、血液中の糖分も足りない状態で生まれてくるので、低血糖が起こりやすくなります。

【新生児低血糖の原因③】妊娠中の服薬の影響

妊娠中にお母さんが服薬していた薬が原因で、新生児の低血糖が起こってしまうことあると指摘されています。

特に、新生児の低血糖と因果関係が強いと言われている薬が、抗てんかん剤のデパケンという薬です。

デパケンだけではなく、妊娠中にはお母さんが服薬する薬がどのように影響するか、まだ把握しきれていない部分が沢山あります。

やむを得ない場合を除いて、できるだけ薬は飲まないようにした方がいいでしょう。

【新生児低血糖の原因④】出産後のケア不足によって

妊娠糖尿病や、妊娠中の服薬といった新生児の低血糖が起こる原因が特に見られない場合に、新生児の低血糖が起きてしまった時には、出産時のケアや看護が不十分だったことが考えられます。

ケアや看護が不十分で出産後に飲ませた母乳やミルクの量が足りなかったり、新生児の体温の管理や看護をきちんと行わなかったために、体温が下がりすぎてしまい、低血糖が起きてしまうことがあります。

新生児低血糖の症状とは?

初めての子育てで新生児の低血糖が起きてしまうと、心配になってしまいますよね。

一体、新生児の低血糖というのは、どのような症状が現れるのでしょうか。

新生児の低血糖というのは、軽度の場合には症状は現われずにほとんど見た目だけではわかりません。

また、軽度で、母乳やミルクをよく飲んでいる場合にはすぐに回復することが多いのでそれほど心配いらないでしょう。

しかし、低血糖が重度の場合には、症状が顕著に表れることが多いので気を付けましょう!!

元気がなくてボーっとして泣き声も小さかったり、母乳やミルクの飲みが悪かったり、痙攣やチアノーゼを起こしたりします。

ほとんどの人は、病院か助産院で出産するので、産まれたばかりの新生児のケアというのは、お母さんや家族ではなくて、看護師さんや助産師さんが行ってくれることがほとんどですよね。

赤ちゃんに何らかの症状がみられたら、すぐに看護師さんや助産師さんが対応してくれるので、何か心配なことがあればすぐに相談しましょう。

新生児低血糖の診断法とは?

新生児の低血糖が疑われる場合には、どのように診断をするでしょうか。

新生児の低血糖の診断方法は血液検査によって行われることがほとんどです。

低血糖を疑う血液検査では、血糖値を調べることが多いのですが、低血糖とともに起こりやすい電解質の異常も調べる検査が行われることもあります。

新生児低血糖の治療法とは?

新生児の低血糖の治療法は、どのような治療を行うのでしょうか。

新生児の低血糖の治療には、まずはブドウ糖を点滴することが基本になります。

ブドウ糖の点滴だけでは症状が改善しない場合には、ステロイドを投与したり、血糖値を上昇させるためのホルモンや、インスリンの働きを抑えるための薬を投与することもあります。


他の病気が低血糖を起こしている原因になっている場合には、血糖値を上昇させるための治療のほかに、そちらの病気の治療も並行して行われます。

血糖値と体調が良くなってきたら、母乳やミルクの量を増やして、点滴の量を減らしていきます。

血糖値の値が安定して、点滴の必要がなくなるまで入院が続きます。

新生児低血糖は診断が遅れると後遺症も!!

新生児の治療の開始が遅れた場合には、後遺症が出ることがあります。

新生児の低血糖の後遺症というのは、首のすわりやつかまり立ちといった赤ちゃんの発育に遅れが見られます。

ある程度大きくなってから判明する後遺症には、細かい作業が苦手だったり、人の顔を見分けるのが苦手になったりする傾向が見られます。

また、てんかんのような発作や、斜視等の目の異常、言葉の遅れなどが出ることがあります。

子育てする中で赤ちゃんの様子が何かおかしいと思ったら、後遺症のリスクが高まる前にすぐに病院でお医者さんや看護師さん、助産師さんに相談しましょう。

新生児低血糖は発達障害のリスクも!!

新生児の治療の開始が遅れた場合の後遺症には、発達障害のリスクもあると考えられています。

糖分というのは脳を動かすための唯一の燃料になります。

そのために、生まれてすぐに低血糖の状態が続いてしまうと、脳の発達が阻害されるために、脳に何らかの障害が起きてしまうリスクが高くなります。


発達障害の危険因子には、新生児仮死、重度の黄疸、低血糖があります。

このうち、低血糖というのが一番症状がわかりにくく、授業が遅れるために、発達障害のリスクとして、最も危険なものだといわれています。

早期発見して新生児低血糖は治療しましょう!!

子育てには、いろいろとわからないことや、自分たちではどうしたらいいのか、迷ってしまうこともよくありますよね。

新生児の低血糖も、知識として知っていれば、早期発見できるかもしれませんが、知らなければついつい見逃してしまいます。

初めての子育てで、この程度のことで病院で相談してもいいのか心配になることもあるかもしれませんが、新生児の低血糖は早期発見早期治療が大切になります。

赤ちゃんの状態で何か心配なことがあれば、すぐに病院の先生や看護師さんに相談しましょう。

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