新生児の低血糖!!心配ですよね!!
赤ちゃんが産まれたばかりのお母さんは、これから始まる子育てに不安と期待を抱いているものです。
特に新生児というのは、自分の力で生きていくことは全然できなくて、看護やケアがとても大切になります。
そんな産まれたばかりの赤ちゃん、新生児の気になる症状の一つに、新生児の低血糖があります。
低血糖というのは、血液中の糖分が少ない状態を言いますが、産まれたばかりの赤ちゃんにも低血糖状態が起こってしまうことがあります。
通常は正常な値に戻ることが多いのですが、低血糖の状態が続いてしまう赤ちゃんもいます。
この記事では、初めての子育てで気になる新生児の低血糖が起きてしまう。原因や、治療法、気になる後遺症についてお伝えします。
新生児の低血糖とは?
まず、新生児の低血糖というのはどのような状態なのでしょうか。
ちまたでは、糖分控え目というのがもてはやされていますが、糖分というのは本来、脳を働かせるためのエネルギーとなるとても大切な成分です。
大人なら摂取しすぎた糖分が脂肪に変わってしまい肥満の原因となってしまうために、過剰な摂取は控えなければいけません。
しかし、糖分を控えすぎて低血糖状態になってしまうのもまた、体に悪い影響を与えてしまいます。
低血糖というのは、血液中の糖分が少なくなる状態で、脳の働きに悪い影響を与えてしまうのです。
子育ての中で子供たちに低血糖状態が続くと、脳や神経系に後遺症が残ることもあります。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時には、胎盤を通して血液から糖分を補給していますが、生まれた新生児となってからは母乳やミルクから補給するしかありません。
しかし、生まれたばかりの新生児は、へその緒を切られてから初めて母乳かミルクをもらうまでに時間のタイムラグが生じてしまいます。
そのために、出産後数時間は新生児の血糖値の一時的に大きく下がりますが、母乳かミルクを飲むことで正常値に上がってきます。
しかし、母乳やミルクをうまく飲めなかったり、飲めたとしても何らかの理由で血糖値が正常値まで戻らないことがあります。
こういった場合には、新生児の低血糖に対する治療が必要になります。
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新生児の低血糖の原因とは?
新生児の低血糖が起きてしまうのには、低血糖が起きやすくなってしまう原因があると言われています。
新生児の低血糖が起きる原因は一体どのようなものがあるのでしょうか。
ここから、新生児の低血糖が起きてしまう原因と考えられているものを見ていきましょう。
【新生児低血糖の原因①】妊娠糖尿病
新生児の低血糖が起きる原因の一つには、妊娠糖尿病が考えられています。
妊娠中にお母さんが甘いもの食べすぎると、必要以上に血糖値が上昇してしまう妊娠糖尿病になってしまいます。
お母さんの血液から栄養を補給をしている赤ちゃんの血糖値も当然高くなってしまいます。
すると、生まれた時に起きる低血糖状態との血糖値のギャップがお母さんが妊娠糖尿病ではない新生児とは比べ物にならないほど大きくなってしまい、その反動で低血糖が続いてしまうことがあります。
この低血糖状態を高インスリン低血糖といいます。
一過性の場合もありますが、持続する場合もあります。
持続する場合には遺伝子が関係する病気の場合もあります。