【産後になくなる性欲への対処法⑤】男女の違いも理解する
産後に妻の性欲がなくなることで訪れる夫婦の産後クライシスを乗り切るための対処法には、男性と女性の体の違いについて理解することも大切です。
女性が性生活を求めるのは、幸福ホルモンであるオキシトシンを分泌させたいからです。
一方で男性が性生活を求めるのは、女性よりも単純に精巣で作られた精子が溜まるから、発散させたいのです。
女性には発散させる、ということがよくわからないものですが、男女の身体には大きな違いがあり、夫が出産直後から妻を求めたくなるのも仕方がないことなのだという理解も大切になります。
身体では応じてあげられなくても、夫が発散させるお手伝いを時にはしてあげることも、後々の円満な夫婦関係を維持するためには大切なことになります。
産後の性欲は人それぞれ!なくなる人もいれば強くなる人も!
出産後には性欲がなくなる人が多いと言われていますが、中には、出産直後から妊娠前よりも激しい性欲に襲われる人もいます。
一般的には、出産直後というのは女性は性欲がなくなると言われているので、出産直後から性欲がありすぎると、自分はおかしいのではないかと悩んでしまう人もいると言われています。
しかし、出産後の体調の変化というのは、個人差がとても大きいものです。
特に、妊娠中から出産後というのは、大きく体の中のホルモンバランスが変化するために、ホルモンバランスの変化が性欲を増大させる方向へ向かう人がいてもおかしくはありません。
出産後に性欲が強くて困っているという人も、決しておかしいことではなくて、体の自然な変化だと思って大丈夫でしょう。
産後の性欲 性生活の開始はいつから大丈夫?
出産後に激しい性欲に襲われている人にとっては、出産後の性生活はいつから再開させたらいいのか、考えている人もいることでしょう。
出産後に性生活を再開させるのは、悪露が終わってからにしましょう。
出産後1ヶ月というのは、出産の際に傷ついた会陰の傷も治っておらず、子宮からの出血である悪露も出続けています。
会陰の傷が治ってないうちに、性生活を再開させてしまうと、傷からばい菌が入ってしまう可能性があります。
また、子宮の状態が戻っていないので、この時期に性生活を再開させてしまうのはとても危険なことになります。
少なくとも産後1ヶ月は性生活の再開は我慢するようにしましょう。
産後の性欲 オナニーがしたくなるのは異常?!
オナニーは男性だけではなく、女性でも好きな人が多いものですよね。女性のオナニーは語られることがありませんが、実に成人女性の9割もの人がオナニーの経験があります。
定期的にオナニーをしている人も半数を超えるという調査もあるほど、実は女性もオナニーが大好きなんですね。
産後には性欲がなくなる人が多いのですが、ホルモンバランスの変化で妊娠前よりも性欲が旺盛になってしまう人も中にはいます。
そんな人の中には、夫との性生活が可能になる前から、オナニーでも良いから性欲を発散させたいと思っている人もいるのですが、それは異常なことなのでしょうか?!
出産後にオナニーがしたくなるのは異常でも何でもありません。
性欲が戻ってきているのなら、オナニーをして発散させたいと思うのは自然なことです。安心しましょう。
ところで出産後のオナニーというのはいつから可能になるのでしょうか。
出産直後というのは、会陰に傷があるので、オナニーをしたいと思っても、触れる事すらできないものでしょう。
また悪露は子宮から胎盤がはがれた傷からの出血でもあるので、オナニーをすることでその傷からの感染の心配もあります。
オナニーをしたいと思っても、性生活と同じで産後1ヶ月は出来れば我慢した方がいいでしょう。
どうしてもオナニーが我慢できないという場合には、せめて会陰の傷がきちんと治ってから、手や指を清潔にしてからあまり激しくならないように気を付けてやりましょう。
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