産後の頭痛・吐き気の原因と対処法は?

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産後の頭痛や吐き気…。辛すぎます…

産後には様々な体調の変化があるものですが、中にはひどい頭痛や吐き気に悩まされる人もいます。こめかみの辺りや後頭部がズキズキと痛んだり、ひどいめまいに悩まされることもあります。

胃腸に原因がない吐き気の多くは、頭痛が原因になっていることが多いものです。この記事では、産後に起こりやすい吐き気を伴う、こめかみや後頭部の頭痛の原因と対処法についてお伝えします。

産後に起こる頭痛には2種類が!

産後に起こる頭痛には、2種類があります。

一つ目の頭痛は主にこめかみにあたりが痛む偏頭痛です。

もう一つの頭痛は、後頭部から首筋にかけて痛む緊張型頭痛になります。

それぞれの頭痛にはどのような特徴があるのか、見ていきましょう。

産後の頭痛 吐き気を伴う時もある偏頭痛

まずは偏頭痛がどのような頭痛なのかについてみていきましょう。

偏頭痛が起こる原因は、頭の血管が異常に収縮と拡張を始めることにあります。血管が収縮したり拡張したりするときに、感覚神経を刺激して痛みを感じさせるのです。

この血管の収縮や拡張の異常を起こす原因には、セロトニンという物質が関係しているといわれています。

ストレスを感じるとセロトニンが大量に放出されて、血管が収縮してしまいます。セロトニンがなくなると収縮した、血管が一気に広がって血液が流れ始めます。

この繰り返しが偏頭痛の引き金になってしまうのです。

産後の頭痛 緊張型頭痛

緊張型頭痛が起こる一番大きな原因は、首の後ろ側の筋肉が緊張してコリ固まることで血液の循環が悪くなってしまうことです。

首の筋肉がコリすぎると、筋肉の中に疲労物質が蓄積して、それが緊張型頭痛を引き起こす原因となります。

精神的な緊張が続いたり、長時間同じ姿勢で下を向いてうつむいていると、首の後ろがこってしまい、後頭部から首筋にかけてずきずき痛む緊張型頭痛が起こる原因となってしまいます。

吐き気はありませんが、めまいや倦怠感を伴うことも良くあります。めまいや倦怠感がある時には、緊張型頭痛と思って間違いないでしょう。

産後に頭痛が起きやすい原因とは?

偏頭痛も緊張型頭痛も、産後ではなくても起こりやすいものなのです。しかし、妊娠前にはめったなことでは頭痛を感じることはなかった人が、産後に突然頭痛に苦しむことも少なくありません。

産後に吐き気を伴うような頭痛が起こる原因というのは、一体どのようなものがあるんでしょうか。

産後に頭痛が起こりやすい原因を、偏頭痛と緊張型頭痛それぞれに分けて見ていきたいと思います。

【産後の頭痛の原因①】ストレス

まず、偏頭痛と緊張型頭痛どちらも共通して産後に起こりやすい原因から見ていきましょう。

産後に頭痛が起こりやすい原因には、まずストレスがあります。

偏頭痛の緊張型頭痛も、どちらもその原因にはストレスがあります。

産後というのは、出産によって体力を大きく消耗した体を回復させながら、家事や慣れない育児をしなくてはいけません。

産後の生活というのは何かとストレスをためやすくなりがちなので、そのストレスが原因で頭痛を起こしやすくなります。

【産後の頭痛の原因②】寝不足

頭痛を引き起こす大きな原因となるストレスの大元の一つには、産後の睡眠不足があります。

赤ちゃんというのは、夜中でもおっぱいを求めて泣くもので、どうしてもお母さんは寝不足になります。

睡眠不足が続くと、ストレスや疲労が体に溜まっていき、それが頭痛などの体調不良の原因になります。

また、夜泣きが始まるとなかなか泣き止んでくれないことがストレスとなり、ますます頭痛が起こりやすくなります。

【産後の頭痛の原因③】肩こり

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