寝るだけで出来る三つ編みパーマ
美容院でパーマをかけると、簡単にパーマが作れますが、お金もかかるし髪も傷みますよね。とはいえ、家でパーマを作ろうとヘアアイロンで巻いたりするのもヘアスタイルが上手く決まらなかったり、時間がかかったり、髪の毛も傷んできます。
そこでおすすめなのが、三つ編みパーマです。別名貧乏パーマとも呼ばれますが、お金もかからずに髪も傷まず、寝ている間にゆるふわパーマが出来ちゃうという夢のようなパーマです。
この方法を使えば、ロングやミディアムヘアだけでなく、ショートカットでもボブヘアでも三つ編みさえ作ることが出来れば、どんなヘアスタイルでも関係なくゆるふわパーマを作れます。
三つ編みにすることで寝癖も付きにくくなりますし、寝ている間にパーマが完成すれば、朝のヘアスタイルのセットも時間短縮できますよね。
というわけで、さっそく三つ編みパーマのやり方を見て行きましょう。
三つ編みパーマのやり方
三つ編みパーマは小さな子でもできる簡単アレンジ。貧乏パーマなんて言われますが、アレンジ次第で素敵なヘアスタイルにも変身可能!バカにできないんです!
では、髪の長さ別に三つ編みパーマのやり方を見ていきましょう。
ロング、ミディアム編
①髪を軽く濡らす。
風呂上がりにドライヤーで軽く乾かした半乾きの状態でもいいですし、霧吹きなどで濡らしてもいいです。あまり濡らしすぎるとパーマが伸びてしまうので、軽く湿った状態にしておくことで、パーマがつきやすくなります。
②髪を二つに分けて、三つ編みする。
両サイドに分けて、パーマをつけたい位置に三つ編みします。毛先の方は毛先が揃ったボブのようなヘアスタイルの方以外は、ギリギリまで編み込むと毛先がパサパサになってしまうので、10㎝くらい残すのがコツです。
残った毛先はくるんと輪っかを作ってゴムに入れ込むと、自然な仕上がりになります。なお三つ編みの下の方はパーマが細かくなってしまうので、髪を少し横に引き出しておくとウェーブが均一に仕上がります。
③あとは寝るだけ。
翌朝ワックスやスプレーなどをかけて、綺麗に整えれば完成です。
ショート、ボブヘア編
ロングやミディアムヘアの方はこのやり方でパーマが出来ますが、ショートカットやボブヘアのように髪が短い方だと、少し難しいという方もいると思います。そこでショート、ボブヘア用の三つ編みパーマのやり方も紹介します。
①トップの髪を適当に手に取ったら後頭部にかけて裏編み込みしていきます。
②サイドも同じように裏編み込みします。
③そのまま一晩寝るだけで完成です。
少し難易度高めなやり方ですが、裏編み込みが出来ればショートやボブでも三つ編みパーマが出来るようになりますよ。出来そうな方はチャレンジしてみてください。
三つ編みパーマが失敗する原因とは?
実は三つ編みパーマは失敗することもあります。三つ編みパーマをした翌日、髪がパサパサでチリチリになったり、変な寝癖がついて左右アンバランスになったり・・・。これの原因となるのが、髪を濡らして寝るという点です。
髪を濡らしたまま寝るという行為は、摩擦などで髪が傷む原因になり、結果的に髪がパサパサになってしまいます。
だからといって髪を濡らさずに三つ編みをしても、パーマは長持ちしません。髪を濡らすということはパーマがつきやすくなるということなので、貧乏パーマを長持ちさせるには重要なポイントになります。
それではどうすれば三つ編みパーマを失敗させずに済むのか、三つ編みパーマを失敗させないコツを見て行きましょう。
■参考記事:髪を乾かさないで寝るリスクって?コチラも参照!
コツ①濡らしすぎない
まず失敗しないためには、三つ編みをするとき、濡らしすぎず、少しだけ湿らせるというのがコツです。そのために霧吹きを使うのがポイントなのですが、さじ加減が難しければ、髪が湿った状態で三つ編みをしてからドライヤーで乾かしましょう。
先に乾かすことによって、寝るときの摩擦で髪が傷んでしまうのを防いでくれます。もし風呂上りにドライヤーで乾かす場合は、先に頭皮を乾かしてから三つ編みをしてください。頭皮が湿ったままだと、ヘアトラブルの原因になってしまいます。
またドライヤーの乾かし方にもコツがあります。ドライヤーを遠目に持ち、斜めから三つ編みに温風を当て、湿っぽさがなくなってきたら冷風に切り替えます。そして熱が取れるまで三つ編みを冷ましましょう。
髪は熱を持った状態だと変形しやすい、変な癖がつきやすい状態になります。早く冷ますことにより、余計な癖がつかず綺麗なパーマに仕上がるわけです。
ちなみにこの方法なら一度寝る必要もなく、そのままパーマが完成するので、時間のある朝にやってもいいと思います。
コツ②洗い流さないトリートメントで乾燥を防ぐ
また洗い流さないトリートメントを使用するのも三つ編みパーマを失敗しないコツです。ドライヤーで乾かすにしても熱でパサパサになってしまいますし、三つ編みの中は乾きにくいので、洗い流さないトリートメントをつけてパサパサになるのを防ぎます。
また寝るときに三つ編みがとれると失敗してしまうので、ビニールゴムを使うのがおすすめです。ビニールゴムを使うことによって、三つ編みが取れにくくなります。なければ輪ゴムで代用してもいいですよ。