三つ編みは、子供限定のアレンジではありません!
ひと昔前までは「三つ編み」というと、子供がお母さんにしてもらう真面目なヘアスタイルというイメージが強いアレンジでした。でも最近は、大人の女性も三つ編みをポニーテールやハーフアップの中に加えて、アレンジする人も増えてきましたね。
サイドやトップに三つ編みを加えることで、短いミディアムヘアの人や、硬い髪質の人には崩れないという利点があります。私自身、多くて硬い髪質だったので、学生時代から三つ編みは簡単に出来るアレンジとして重宝していました。
ただし最近の三つ編みは、昔の子供みたいに、きっちり編めば良いわけではありません。やはり、ただ三つ編みするだけだと子供っぽくなりがち。それでもカワイイのですが、大人でも素敵なヘアスタイルに仕上げるやり方を押さえておきましょう。
ロング以外も大丈夫! 基本的なサイド三つ編みのやり方
サイドの三つ編みは、ミディアムやロングのように長いヘアスタイルの人はもちろん、ミディアムよりも短いショートボブでも簡単にアレンジができます。
そして、サイドで三つ編みをすることで、自分でも編んでいる部分を見ながら三つ編みができるので、やり方さえ覚えてしまえば簡単にアレンジできますよ。
慣れてきたらただ三つ編みするだけでなく、編み込みやポニーテール・ハーフアップなどとのアレンジにも、挑戦してみてくださいね。
まずは、基本中の基本、三つ編みのやり方を確認しましょう。簡単に三つ編みの方法を説明しますね。
まず、三つ編みアレンジしたい部分の髪を3つに分けます。次に3つに分けた毛束の内、外側にある束を右左交互に、中心へ持ってくる…これの繰り返しです。編み終わったら、ヘアゴムなどでまとめる、というのが基本的な三つ編みアレンジです。
この際、毛束が3等分になっていないとか、細かいことは気にしなくて大丈夫です。むしろ気にしない方が可愛く三つ編みアレンジに仕上がります(笑)
サイド三つ編みが崩れる?崩れないようにするには…
ルーズ感が可愛いサイド三つ編みでも、実は最初からルーズに三つ編みするわけではなく、崩れないように、まず一度、ある程度しまりのある、キチンとした三つ編みを作ります。
でも、小さなお子さんの髪をアレンジする時や、ミディアムやボブなど髪が短い人、または硬い髪質の人などで、そもそもきちんと三つ編みするのが難しい髪質の方もいますよね?
そんな時は、水やスタイリング剤、ワックスなどで、髪を落ち着かせてからアレンジします。硬い直毛の髪質なら、あらかじめカーラーで巻いてクセをつけておくと崩れないし、多少飛び出しても可愛くアレンジも簡単になります。
お子さんが自分でアレンジの練習をするときなど、それでも三つ編みが難しい時は、三つ編みの前に髪を3つに分けた時に、それぞれの毛束の先を小さいゴムでまとめてしまうと簡単ですよ。
垢ぬけるサイド三つ編みのポイントは、ルーズ感♪
まずは、基本中の基本、三つ編みアレンジのやり方をご紹介しました。
真面目にきっちり頑張ったアナタ。鏡で自分のアレンジを見たら子供っぽくなっていませんか?特に黒髪の人なら、残念な「おさげ」になってしまった人も多いと思います。
ミディアムでもロングでもヘアスタイルに関係なく、可愛いサイド三つ編みのヘアスタイルにするには…ズバリ!ルーズ感が必要です。
画像の女性も、三つ編みしていない部分を残していたり、三つ編み部分の毛束がきっちりまとまらず、あえて少し出ていたりしています。毛先も程よく散らばっています。
サイド三つ編みのルーズ感は、毛束の引き出し方が重要!
垢ぬけない三つ編みおさげのアレンジから脱出するポイントは、毛束の引き出し方・ほぐし方です。ほぐし方にはやり方がいくつかありますので、是非この動画・画像をみて下さい。とってもわかりやすいです。
ご覧いただいた通り、ゆるふわルーズに見せるにしても、基本は昔ながらのきっちりおさげなのです。きっちり編んであるからこそ、少し毛束を引き出しても崩れないんですよね。やり方はとっても簡単でしたね。
後はサイド三つ編みを主役にするのか、ハーフアップやポニーテールに加えるのか、やりたいアレンジによって、やり方と引き出す毛束の量を選べば簡単に仕上げられますよ。
ルーズに見せるやり方1.2段階で毛束を引き出す
サイド三つ編みへ簡単にルーズ感を出す方法を、いくつか紹介しますね。まずは、ハーフアップやポニーテールのわき役ではなく、サイド三つ編みをヘアスタイルの主役にするアレンジで特に活躍するやり方です。
真面目に三つ編みをした後、トップに遠い方から、毛束を少し引き出します。その引き出した毛束からさらにもう少し毛束を引き出します。
色々沢山の毛束を引き出すよりは、少量の毛束一つを2段階で引き出す方が、よりルーズ感が出ると思います。