セックスは何歳までするものなの?
「エッチ」と聞くと、すぐにイメージするのは「若い男女」が戯れている図だと思います。
でも、エッチしているのは若い男女だけではありません。
健康で素敵な関係を築いているカップルなら、何歳になってもラブラブで、夜の営みも怠らないはず。
そうはいっても最近は若者だってEDで悩んでいるくらいなのに、高齢のカップルでもエッチできるの?
そうですよね。
エッチは男女が愛情を確かめ合うのに最適な行為ですが、体力もそれなりに使います。
一体何歳までエッチできるのでしょうか?
高齢者セックスの実態に迫ります。
【何歳までセックス】男性の場合
それでは、実際何歳までセックスをしているのか、まず高齢男性から見ていきましょう。
2016年に50-60歳を対象に行われたインターネット調査でセックスの実態に迫っています。
その中で
「ここ半年以内にセックスをした人」と「ここ半年以内にマスターベーションをした人」の項目があります。
結果ではここ半年以内にセックスをした50代男性は4割半ば、60代男性でも4割近くとなりました。
50代ではおよそ2人に1人がまだまだセックスを楽しんでいることが分かります。
60代男性でも約4割の男性がセックスを楽しんでいるという数字は、想像を超えて多い印象ですね。
「ここ半年にマスターベーションをした人」に至っては50代で8割近く、60代で6割にもおよびます。
若者たちがセックスレスなんて言っている場合ではないですね。
60代で約4割の男性がセックスをしているという事は、70代でもそこそこの率でいるのだろうと推測されます。
目標は生涯現役!なんて言葉を時々耳にしますが、まんざらでもなさそうですね。
【何歳までセックス】女性の場合
それでは女性の場合、どのくらいの率でセックスをみなさん楽しんでらっしゃるのでしょうか?
女性で
「ここ半年以内にセックスをした人」の率は50代で2割半ば、60代では2割近くの方々がセックスを楽しんでいるようです。
ちょっと男女で数字がかなり違うのが気になりますね。
男女同じ年代の人でこれだけセックスをしている率が違うというのは、男女でパートナーに年齢差があるのでしょうか?
それはともかく、50代以上の女性もだいたい5人に1人の確率でセックスをしているという事が分かります。
また「ここ半年にマスターベーションをした人」の率では50代で2割近く、60代で1割以下と女性は男性に比べてずいぶん率に開きがあります。
女性はパートナーとセックスを楽しんでいるのだという事が分かりますね。
【何歳までセックス】高齢者のエッチは質が高い
高齢者のセックスは若い人たちと違って、イク事よりも、お互いの気持ちよさを優先するという実態があります。
特に年を重ねてくると男性は勃起不全や、射精不全の問題も出てきます。
子供を作るためのセックスでないのなら、射精をするのが目的でなくてもいいわけです。
自分もパートナーも気持ちよくなる。
射精できたらいいし、できなくても今日はそこまでという感じ。
射精が目的ではないので、お互いの身体を愛撫するという点では若い人たちのセックスよりも断然質が高いと言えるのではないでしょうか?
【何歳までセックス】おすすめの体位
セックスは大変体力を使います。
イギリスの調査では30分のセックスでなんと15分間のジョギングと同等のカロリーを消費するそうです。
男女比では、射精する時によりカロリーを消費しますから、女性に比べて男性の方が、よりカロリー消費が激しいと言えます。
当然、高齢者のセックスになると、動きも若者とは違いますから、ジョギング15分ぶんとはいかないでしょうが、それにしてもかなりのカロリー消費です。
そこで、セックスの際に腰を痛めてしまった、息が上がるという事例が見受けられます。
その場合、正常位でのセックスはお勧めできません。
セックスのスタンダードな体位の中で正常位が一番体力を消耗します。
高齢者におすすめなのはバックか、サイドからの挿入。
正常位よりもはるかに運動量が少なくてすみますから、途中で疲れてできなくなるという確率も減らすことができます。
【何歳までセックス】筋トレで性欲アップ
実際にセックスをしている高齢者の実態は想像していたものよりも多い印象ですが、それでも高齢になるにつれて、糖尿病などの生活習慣病を患う人が増えてきます。
また、男性ホルモンの量が年と共に減少していくと、筋肉量も減り脂肪がつきやすくなります。
生活習慣病はEDを発症させますし、筋肉が減少すると性欲が減退するとも言われています。
そこでお勧めなのが筋力トレーニング。
年々男性ホルモンの分泌量が減るのは仕方のない事ですが、筋肉量が増えると、男性ホルモンの分泌が活発になると研究で分かっています。
つまり、筋力トレーニングをして筋肉量が増えれば、男性ホルモンの分泌が活発になり、それに伴って性欲もアップするというわけ。
当然筋肉量が増えれば、若々しくなりますし、他の健康問題も解消されることが期待されます。
高齢になってもしっかりと筋トレで自分の身体のメンテナンスをしている男性は、見た目にもそして夜も元気で若々しいという事が言えるでしょう。
【何歳までセックス】EDの問題
何歳までもセックスを愛するパートナーと楽しみたいというのは男女ともに願う事ですが、実態調査では日本の成人男の3人に1人がEDの問題を抱えていることが分かっています。
3人に1人ってすごい率だと思いませんか?
それではEDと聞くとどのような男性を想像しますか?
白髪?お年寄り?
実は若い人の方がED率が高いのです。
これもびっくりですね。
現代の食生活の乱れ、不景気の続く過労気味のストレス社会。
現代の若者は疲れ切っているようです。
ストレスがたまると鬱になりやすく、鬱気味だと男性ホルモンの分泌が目に見えて減少します。
そのためにEDの問題がでてくるのですね。
また高齢になると生活習慣病も問題になってきます。
糖尿病や心臓病、高血圧、脂質異常症などでもEDになりますから、長くセックスを楽しみたいのであれば日ごろから健康管理が大切になってきます。