飛行機の型名やマークにも注目!
この飛行機の側面に書かれた型名「C-3PO」にも注目してみましょう。これは、スター・ウォーズに登場するドロイド(ロボット)のC-3POからきています。「インディ・ジョーンズ」と「スター・ウォーズ」、どちらも原作者がジョージ・ルーカスだという共通点からきているんですね。
また、飛行機にはピラニアのマークが描かれています。この飛行機はピラニア航空のもので、飛行機の近くには同じくピラニアのマークが描かれた格納庫がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
小屋にある薬「キニーネ」にも時代背景が
ロストリバーデルタのつり橋のすぐ脇に、小屋があります。小屋を覗くと、ロストリバーデルタらしいものや荷物が並んでいますが、その中に十字マークの書かれた木箱があります。木箱には「QUININE(キニーネ)」とかかれていますが、これはマラリアの特効薬なんです。
マラリアといえば、熱帯地域で恐れられる感染症で、1930年代が舞台の未開の地ロストリバーデルタにも欠かせないものだったのでしょう。知らないと気づかないような、細かい部分にもきちんと時代背景が反映されているのはディズニーならではです。
聞いてみて!ロストリバーデルタで流れるラジオ
アトラクションの待ち時間やレストランなどで聞こえてくるラジオ。良く聞いてみると、ラジオの内容もさまざまで、神殿に関するニュースやコマーシャル、音楽などが流れています。神殿に関するニュースでは、インディ・ジョーンズ博士の調査の進捗や若さの泉、クリスタルスカルについての情報が流れています。
コマーシャルもこのエリアならではのもので、毒蛇特効薬セットやルカ印の万能薬など、探検家に向けた商品をジョークまじりで宣伝しています。待ち時間やレストランで、ちょっと耳を澄ませて聞いてみてくださいね。
レストランの設定も楽しい!
ロストリバーデルタには5つのレストランがありますが、それぞれのレストランには作られた由来があります。各レストランの設定も知っておくと、探検家気分でロストリバーデルタの食事も楽しめますよ。
ユカタン・ベースキャンプ・グリル
スモークポークやユカタンソーセージなどのグリル料理が食べられるレストランです。もともとは遺跡発掘をする調査団ペンシルバニア州立アンドリュー大学の考古学者のためのベースキャンプでした。
そのうち、美味しい食事を目当てにやってくる人が増えたため、「グリル」と看板に付け足してレストランにしまた、という設定です。レストランに入ると、遺跡発掘調査に使われた道具や、石碑や人骨がある発掘現場も見ることができます。
ミゲルズ・エメラルド・キャンティーナ
タコス、トルティーヤなどのメキシカン料理のレストランで、ドナルドモチーフのメニューも人気です。宝探しをあきらめた探検家、ミゲルがロストリバーデルタにある伝説の黄金郷「エルラルド」を探しに訪れた探検家のために作ったレストランです。キャンティーナは「カフェテリア」という意味で、店内には店主ミゲルのかつてのコレクションや採掘道具も飾られています。