妊娠中のセックスは問題ない?胎児への影響を解説!

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妊娠中に気を付けなければいけないことといえば、感染症です。

妊婦さんの子宮はデリケートで更に敏感になっており抵抗力も低下しているので、傷つきやすく感染症になる可能性もあります。

また、精液は子宮を収縮させるので早産や流産を起こしてしまいます。

更に精液は細菌を運び込んでしまうので「絨毛膜羊膜炎」という炎症性疾患を引き起こす危険もあるのです。

感染症を避けるためにも、妊娠初期から後期までコンドームは欠かせません。

妊娠中は妊娠しないから大丈夫、と安易に行わないように気を付けましょう。

絨毛膜羊膜炎とは?

早産の原因とも言われている絨毛膜羊膜炎。

卵膜は、脱落膜・絨毛膜・羊膜でできており、絨毛膜と羊膜に細菌が感染して炎症を起こすことを絨毛膜羊膜炎と言います。

大体早産の70%がこの絨毛膜羊膜炎と言われています。

免疫力が低下していたり、歯周病が原因で感染する可能性もあるようです。

絨毛膜羊膜炎を予防するためにも避妊具は必須です。

また、早めに歯の治療をしておくことをおすすめします。
妊娠初期から20週の間に治療したら早産のリスクも軽減することができます。

妊婦さんの身体だけでなく胎児への影響もあるので、妊婦健診も忘れずに受けて早産のリスクを減らしましょう。

妊娠中のセックスでの注意点②ソフトセックスで

妊娠中のセックスは妊娠前と同じようにはできません。

妊娠中は傷つきやすくなっているので、なるべく奥までの挿入は控え、ゆっくり優しくしましょう。

また、妊娠初期の悪阻が落ち着いてないときのオーラルセックスは、喉を刺激してしまうので気持ち悪くなることがあります。
なるべく避けたほうがいいかもしれません。

激しいセックスはなるべく避けて母体と胎児の安全を優先するほうがいいでしょう。

妊娠中のセックスでの注意点③胸への刺激はNG

胸、特に乳首を刺激すると子宮が収縮します。

絶対に触れてはいけない、というわけではありませんが刺激しすぎるとお腹が張ったり痛みを感じることがあります。

個人差はありますが、妊娠中に胸を触られると嫌悪感を抱く場合もあります。

胸は母乳がでる大事な部分なのでパートナーに伝え、理解してもらいましょう。

妊娠中のセックスでの注意点④出血に注意

妊娠中は特にデリケートで出血しやすいもの。

妊娠初期の15週くらいまでは胎盤形成の時期で、妊娠後期になってくると子宮口や頸管が柔らかくなるので出血しやすくなっています。

少量の出血ならば問題ありませんが、セックス後になかなか出血が止まらなかったり少量でも気になる場合は医師の診断を受けましょう。

妊娠中のセックスでの注意点⑤負担にならない体位で

妊娠初期ではお腹も大きくなく気になりませんが、中期~後期になるとお腹も大きくなり重みで腰が痛くなることもあります。

大きなお腹でのセックスは、お腹を圧迫しない体位がおすすめです。

もちろん、妊娠初期でもお腹を圧迫しない体位のほうが安全です。

特に仰向けはお腹への負担も大きいので、男女共に横向きで背後からの挿入がいいでしょう。

この体位なら、あまり奥まで入らず優しい刺激なので負担になりにくいです。

妊娠初期から後期までおすすめの体位です。

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