ここまで、腕を組む人の心について見てきましたが、腕だけではなくて、足を組む人もいますよね。
足を組む人というのは、また、腕を組むのとは違う心理や意味合いがあるのでしょうか。
足を組むという行為に対しては、腕を組むときのような、ネガティブな感情を抱く人はあまりないような気もしますが、腕を組むときと足を組むときというのは、いったいどんな違いがあるのでしょうか。
上半身の行動は、自分の意志で制御できるために、嘘をつくことができると言われていますが、下半身に出る行動には、嘘がつけないといいます。
足を組むときの心理も読み解くことができれば、その人の本音の気持ちがわかるかも知れません。
ここからは少し足を組むときの心理について見ていきたいと思います。
【足を組むしぐさの心理①】ストレスを感じている
足を組むときの心理の1つ目は、ストレスを感じているというものです。
特に、足を頻繁に組換えたり、組んで上に乗せている方の足の先をぶらぶらと落ち着きなく揺らし始めたら、その人はストレスを感じているために、足を組んでいるのだと考えて良いでしょう。
人に長く待たされていたり、不安な気持ちでいる人も、ストレスを感じているために、観察していると、頻繁に足を組換えたり、足の先をぶらぶらと所在なげにさせていることがよくあります。
自分と一緒にいる人が、突然、足を組んだり、組んでいた足を頻繁に組換えたり、足先をブラブラとさせ始めたら、何かストレスを感じ始めたという証拠です。
もしかしたら、あなたとの話が予定をオーバーしてしまったのかもしれません。
その人の様子に、よく注意を払ってあげることが大切です。
■関連記事:ストレスの理由や対処法は?こちらもチェック!
【足を組むしぐさの心理②】リラックスしている
足を組むときの心理の2つ目は、リラックスしているというものです。
1つ目のストレスを感じている心理とは、真逆のことになりますが、リラックスしているときにも、足を組む人が多くいます。
相手が深く腰をかけて、背もたれに体重を預けて、ゆったりとした動作で脚を組んだときには、それはリラックスしている状態だと思って間違いないでしょう。
人は緊張状態にあると、すぐにその場から逃げられるような体制をとるものです。
足を組んだ状態だと、すぐに動くことができませんよね。
足を組むというのは、緊張感や警戒心が強いときにはできない行動だと言われています。
あなたと話をしているときに、相手がゆったりとした状態になって、足を組んだら、あなたとの会話を心地よく感じていて、リラックスしているということを表しています。
【足を組むしぐさの心理③】自己防衛
足を組むときの心理の3つ目は、自己防衛の心理です。
腕を組むときと同じように、足を組む時も、相手に対して、警戒心を抱いて、相手を拒絶したい、相手を受け入れたくない、という気持ちが現れることがあります。
腕を組むのとセットになって、足も組んで、相手が体中に力を入れたことを感じたら、あなたに対する警戒心が高まったということを表しています。
特に、話し合いなどをしていて、突然相手が足や手を組みだしたら、相当あなたとの話し合いを警戒しているということの現れです。
その話し合いに、極度に緊張感が走っていることを感じたら、その日はいったん打ち切って、お互いに持ち帰って検討したほうがいいでしょう。
【足を組むしぐさの心理④】威嚇
Related article /
関連記事