記事の目次
- 1.【母乳はいつから出る?】母乳で子育て
- 2.【母乳はいつから出る?】母乳には栄養がたくさん
- 3.【母乳はいつから出る?】母乳が出るのは出産後
- 4.【母乳はいつから出る?】出産前から母乳は出る?
- 5.【母乳はいつから出る?】最初に出る母乳~初乳~
- 6.【母乳はいつから出る?】一か所から出るわけじゃない!?
- 7.【母乳はいつから出る?】初産婦はまだ乳管が開通していない
- 8.【母乳はいつから出る?】母乳が出ない原因は?
- 9.【母乳はいつから出る?】原因①ミルクに頼ってしまう
- 10.【母乳はいつから出る?】原因②乳首の形
- 11.【母乳はいつから出る?】原因③ストレス
- 12.【母乳はいつから出る?】母乳を出やすくするには?
- 13.【母乳はいつから出る?】おっぱいマッサージ
- 14.【母乳はいつから出る?】赤ちゃんに吸ってもらう
- 15.【母乳はいつから出る?】母乳を絞る
- 16.【母乳はいつから出る?】母乳は血液
- 17.【母乳はいつから出る?】気負いすぎないこと
- 18.【母乳はいつから出る?】母乳の不思議
- 19.【母乳はいつから出る?】ミルクにもメリットはある
- 20.【母乳はいつから出る?】一人で悩まないで、大丈夫だから
初乳には免疫物質が含まれており、赤ちゃんが母乳を飲むときに、母体から赤ちゃんへ母乳を通じて免疫の情報が渡されます。
初乳に含まれる免疫物質のおかげで赤ちゃんをウイルスや菌から守り、病気になりにくい体を作ってあげることができるのです。
最初からミルク育児にしようと思っているママも、初乳だけはあげるようにしたいですね。
【母乳はいつから出る?】一か所から出るわけじゃない!?
この初乳には赤ちゃんが病気にかからないように、母体から免疫物質が母乳を伝って赤ちゃんに運ばれます。
免疫物質にはいろいろな情報が詰まっており、初乳を飲むことでウイルスや菌から体を守ることができるようになります。
初乳はもともと量が少なく、赤ちゃんが吸い続けることで母乳の量は増えるのですが、少なくても口に含ませることで、大切な赤ちゃんを病気から守ることができるのです。
いろいろな理由でミルク育児を選ぶママも、この初乳だけは赤ちゃんにあげるようにしましょう。
さて、母乳は赤ちゃんが吸う刺激によって活発に分泌され、量も増えるものですが...
母乳は乳首の一か所から出るものではないと知っていますか?
母乳を出す乳腺は一本ではなく、片方で15~20本ほど乳腺があるのですが、当然出口も複数あるので、母乳を絞ってみるとよく分かるのですが、四方八方に飛びます。
ちょうど水道の蛇口を指でふさぐと水が飛び散りますよね?
そんな感じ。
このように複数個所から母乳がでるのが正常で、そうでない場合は乳腺が詰まっている可能性があります。
乳腺が詰まると乳腺炎になり、痛みを伴いますからちょっと気にしてみて下さい。
【母乳はいつから出る?】初産婦はまだ乳管が開通していない
始めての妊娠ママはまだ乳管が開通していないので、赤ちゃんが吸っても母乳がなかなか出ない事が良くあります。
赤ちゃんが吸うことで自然に乳管が開通するのですが、開通しない場合は助産師さんが乳管を開くマッサージをしてくれるはずです。
母乳がたくさんできているのに、乳管が開通していないと大変な痛みを伴います。
乳房がはって「空気が入りすぎてぱんぱんに膨らんでいるボール」のようになっているので、そんな時に、マッサージされるととても痛いのですが、そこは我慢です。
思わず声が出るかもしれませんが(痛くて)我慢。
開通するとしっかりと母乳が出るようになります。
産院によっては妊娠中に乳管開通マッサージをするようです。
妊娠中にしておくと、産後スムーズに母乳が出るようになるらしいのですが、乳首への刺激で子宮が収縮され早産になる可能性もあるので、勧められない病院もあり、意見はまちまちです。
「乳管開通マッサージ」で検索すると開通させる方法を紹介するサイトがたくさん出てきますが、少しでも下腹部に違和感を感じたり、はるような気がするのなら、マッサージはやめておきましょう。
【母乳はいつから出る?】母乳が出ない原因は?
さて、本題。
妊娠すると、出産するまでの期間、母体は生まれてくる赤ちゃんのために少しずつ変化していきます。
母乳を出す準備も体がしているはずです。
それなのに母乳が出ない。
これは悔しいような、寂しいような、すごく悲しい気分になってしまいますね。
ほとんどのママは母乳が出るものです。
心配しすぎないで。
母乳が出ない原因を探っていきましょう。
最初母乳が出なくても、徐々に母乳の量は増えるものなので、気にしすぎもよくありません。
【母乳はいつから出る?】原因①ミルクに頼ってしまう
お産後、母乳がすぐに出ないのは当たりまえ。
そして、量がたくさん出ないのも当然です。
だからといって「私は母乳がたくさん出ないからミルクを足さないと」と、ミルクの量を増やすと、逆効果。
母乳が増えるどころか、どんどん母乳の出る量が減ってしまう結果になります。
ミルクに頼るという事は、赤ちゃんが母乳を吸う回数が減ってしまうという事です。
乳首から感じる刺激が脳に伝わらなければ、母乳の量が増えるどころか減る一方です。
コツは母乳が出なくても吸ってもらうこと。
母乳を出すことは母親の本能ですから、求められればたくさん出るようになります。
吸わせる間隔をあけずに、しょっちゅう口に含ませる方が、母乳の量は増えるので、少し気を長くして量が増えるのを待ちましょう。