高温期7日目ってどんな状況?
妊娠を希望している方にとっての高温期7日目の心境を例えるとするなら、
「やるだけのことはやった」
「受精していますように」
「無事に子宮に到着したかしら」
「赤ちゃん頑張れ」
と、何気に母親の気持ちになっていると思います。
毎月の生理周期や基礎体温を気にしだすと、本当に気持ちが落ち着くことがなくなってしまうものですが、そのストレスもあまり良くない気がしちゃいますよね。
そんな気持ちの落としどころを求めている人に、高温期7日目の体の中で起きていること、どんな状態にあるのかをまとめてみたいと思います。
(1)高温期のメカニズム
(2)高温期7日目は着床時
(3)着床の症状にどんなものがあるのか
(4)高温期7日目に体温が下がる原因は?
(5)フライング検査をして陽性反応がでる?
こんな感じでまとめていきますよ。
妊娠希望の女性の心に少しでも安らぎと希望を与えられますように。
基礎体温のことはコチラにも詳しくありますよ!
高温期のメカニズム
みなさんもすでにご存知だとは思いますが、高温期のメカニズムについて簡単に説明をしておきますね。
妊娠が成立するまでに私たちが感じられる変化は、ほんのわずかしかありません。
通常の生理周期は、排卵日を境にそれまでを低温期、それ以降を高温期という2層構造になっています。
そして、高温期は基本的に14日前後続き、体温が下がることによって高温期が終了する。つまりは生理が来るのですね。
排卵日に体温が上がるのは、排卵後にプロゲステロンという黄体ホルモンが分泌されるため。このホルモンが、妊娠を継続するために必要な役割を果たしてくれるのです。
高温期7日目とは着床するタイミング!
高温期7日目に体内でどんなことが起きているのかと言えば、着床し始めた頃かもしれないということです。
排卵日の翌日から体温が上がると高温期のスタートです。排卵日前にタイミングを取っておけば、精子は排卵された卵子に出会い、無事に受精卵になるチャンスがありますね。
受精卵はゆっくりと5日から7日ほどかけて分裂を繰り返し、子宮へ到達します。
そして子宮内膜に着床するかどうかの時が、高温期7日目あたりということになります。
排卵日を過ぎてから体温が上がるのをみると、ほっと一息つきますよね。ちなみに高温期7日目にみられる着床の始まりの頃は、まだ妊娠は確立できていません。
妊娠成立は、着床完了した時だということを覚えておきましょうね。
着床し始めた時って何か症状がある?
高温期7日目といえば、通常では特になんの体調の変化もみられないと思います。ですが、妊娠へ向けて体内で色々な変化があるのだとすれば、症状として感じられることもあるようです。
個人差が大きいので、必ず体温が上がるとか下がるとか、おりものが増えるなど、そのような決まったサインはないようです。
体験談として、高温期7日目の着床時に起きた症状についてまとめてみました。
【高温期7日目着床の症状】おりものの状態は?
高温期7日目、着床が始まった頃のおりものに変化を感じる人の意見は結構多いですね。
例えば、
「今まで白いペタペタした感じのおりものだったのが、透明の水っぽいものに変化した」
「おりものの量が増えた」
「白いクリーム状のおりものになった」
「おりものに茶色のものが混じった」
「おりものに少量の血、薄いピンクっぽいおりもの」
などの意見がありました。