TikTokに利用制限の可能性が|中国アプリは本当に危険?安全に利用するための対応策は?

7月28日、自民党議員連盟がTikTokをはじめとした中国アプリの利用制限を提言する方針を固めたことが明らかに。近年日本でも大人気のTikTokですが、中国アプリは本当に危険なのか、そして危険なアプリを利用しないためにできることは何なのかをまとめます。

TikTokに利用制限の可能性が|中国アプリは本当に危険?安全に利用するための対応策は?のイメージ

目次

  1. TikTokの利用を制限する動きが発生
  2. なぜ中国アプリが制限されているのか
  3. 中国アプリの利用で個人情報が流出してしまうのか
  4. 不正アプリ等の利用で起きる危険
  5. アプリを安全に使うために気を付けること

TikTokの利用を制限する動きが発生

TikTok等の中国アプリの利用制限へ各国が動き出す

  • 自民党議員連盟が利用制限のための法整備を政府に要求
  • アメリカを始め海外では既に利用制限へ大きく動き出している
  • 中国への情報流出が懸念されたことや海外の動きに合わせた対応か
  • セキュリティアプリや定期的なアップデートが安全利用のために必要

7月28日、自民党の議員連盟では中国アプリの利用制限について政府に提言する方針を固めました。中でも注目されたのが、今日本でも若者を中心に非常に人気の高いTikTokです。TikTokが使えなくなることで、SNSを中心に大きな議論を読んでいます。

現状は「制限」で禁止にはなっていませんが、TikTokの今後の利用が今後どう変わっていくのかは気になるところ。今回は、中国アプリの危険性と安全にアプリを使う上でのポイントをご覧ください。

アメリカやオーストラリアでも利用制限の動きへ

実は中国アプリの規制はすでに世界各国で始まっており、インドではすでに禁止が発表されています。また、アメリカやオーストラリアでも利用制限、禁止に向けての動きがすでに始まっています。

日本の中国アプリの利用制限への提言も、そのひとつとして考えられます。

TikTok日本法人は「中国へのデータ提供はない」と説明

中国アプリの利用制限の発表の理由でもあるアプリを通じてのデータ提供の可能性についてTikTok本社にも多くの利用者から問い合わせがありましたが、それを受けてTikTok日本法人は「中国へのデータ提供はない」と説明しています。

なぜ中国アプリが制限されているのか

中国アプリの利用制限、禁止の動きが高まっている理由の一つはアプリを利用することによる個人情報の流出です。スマホに蓄積されたデータがアプリを通じて流出しているのではないかという危惧が理由のひとつです。

そして、もうひとつが政治的な面を見てのことです。アメリカ、オーストラリアをはじめとした各国と足並みを合わせるため、各国の中国アプリへの対応と合わせた措置と言う意味でも、中国アプリの制限は始まろうとしています。

中国アプリの利用で個人情報が流出してしまうのか

中国アプリの利用制限の理由として挙げられているのが、個人情報の流出です。中国アプリを利用することは、本当に危険なのでしょうか?

実のところ、アメリカのポンペイオ国務長官などは「TikTokユーザーの個人データが中国共産党の手に渡っている」と発言していますが、中国アプリの危険性に対する証拠や根拠を正式に発表はしていません。

また、電子メールサービスを展開するProtonMailは7月23日、一連の中国アプリの危険性に対して「アクセスへの介入や情報操作などセキュリティの脆弱性がある」「TikTokは個人情報の収集や中国の検閲を拡大するためのツールとして利用しているのではないか」「中国アプリの利用者数が今後増加していくことで、データ収集可能な絶好のツールになる可能性がある」とコメント。

実際に情報の流出等があったかは定かではありませんが、こうした不安材料が利用制限の動きへ発展させてしまっているのでしょう。

不正アプリ等の利用で起きる危険

中国アプリに限らず、怪しいアプリは多くあり、インストールするだけでもスマホを通じて被害が出てしまうアプリも存在します。

トレンドマイクロ社の調査によると、200万以上のアプリを解析した結果30万ものアプリに「利用者に危害を加えるアプリ」として分類されました。

中にはGoogle Playの審査をくぐり抜けたアプリもあり、突然うっかりアプリを通じたネット被害に遭ってしまう可能性もあります。

不正アプリの利用により

・個人情報や電話番号が抜き取られてしまう
・スマホを通して個人の位置情報が特定されてしまう
・アドレス帳が抜き取られ、知人の連絡先が流出してしまう
・スマホが乗っ取られ、遠隔操作されてしまう
・ネットやブラウザの履歴が読み取られてしまう

などといった危険が及ぶ可能性があります。

アプリを安全に使うために気を付けること

中国アプリはもちろん、どんなアプリを使う上でも、安全に使うために気をつけることがとても大切です。そのためには、個人がスマホを利用する上で気をつけることが様々あります。

これらを意識しながら、安全にスマホを活用してくださいね。

公式ストアでも不正アプリがある

トレンドマイクロ社の調査でも遭ったように、Google Playストアをはじめとしたスマホの公式ストアだとしても、不正アプリが紛れ込んでいる可能性は十分にありえます。

公式ストアにあるからといって安心しきらずに、そのアプリの提供元やレビューなどをよく確認して、怪しいアプリはインストールしないよう気をつけましょう。

最新のセキュリティ・ウイルス対策アプリやソフトを入れる

不正アプリの危険からスマホを守るために、最新のセキュリティアプリやウイルス対策アプリを導入することも大切です。これらを活用して常にスマホに危険なアプリが入っていないかどうか確かめましょう。

もちろんセキュリティアプリやウイルス対策アプリについても、安全性の高いソフトを活用するようにしてくださいね。

アプリは最新のものにアップデートする

SNSをはじめとした有名アプリも、危険なアプリにより乗っ取られてしまう可能性は否めません。しかし、アプリにはそれぞれにセキュリティ対策が取られており、アップデートの度にアプリとしての脆弱性はカバーされています。

万が一不正アプリによりスマホが危険に晒された時のために、普段使っているアプリも最新のものにこまめにアップロードしておきましょう。

作成者や提供元が不明なアプリはダウンロードしない

不正アプリとしてまず警戒したいのが、作成者や提供元が不明なアプリです。有名アプリではなく、作成者や提供元が不明なアプリは、レビューやネットの評判を確認し、その安全性を確認できるまでダウンロードは控えるようにしましょう。

「アプリの権限」で必要以上な情報提供になっていないか確認

不正アプリをインストールした時、データを抜き取られてしまう危険性が高まる原因のひとつが「アプリの権限設定」のミスです。

アプリによっては位置情報をはじめとしたスマホのなかのデータをアプリに提供するか、設定することができます。その設定がオフになっているか確認することも重要です。

Androidアプリの「アクセス許可」を確認

Androidアプリの場合、アクセス許可設定の確認についても怠ってはいけません。位置情報、SNS連携、音声やキーボード連携など、様々なアクセス許可設定が存在します。

新たなアプリをインストールする際は、そのアクセス許可設定についてもしっかりと確認して置くことが必要です。

公開する写真や動画に自宅の位置情報が付かないようにする

安全なアプリを使うとしても、万が一不正アプリによってスマホが乗っ取られた場合、SNSに公開した写真や動画に位置情報のデータが記録され、自宅の場所を特定されたり、自分の位置情報が抜き取られたりする恐れもあります。

それの情報が詐欺や金銭の要求に利用されてしまう可能性もあるので、スマホの位置情報管理には十分に気をつけましょう。

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