対人恐怖症の原因と症状とは!克服方法と接し方も解説します

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対人恐怖症とは?原因と症状は?治し方はあるの?

発言を求められると、途端に頭が真っ白になって、言葉が出てこなくなる。笑おうとしても顔がひきつって、ぎこちない表情になってしまう。

現代社会で対人恐怖症と診断されることは、決して珍しいことではなくなりました。ですが、対人恐怖症の原因がわからず、日々その症状や克服に苦しんでいる人がいます。

対人恐怖症になるはっきりした原因はわかっておらず、いくつかの要因が絡み合って発症すると言われています。

今回、対人恐怖症の原因として考えられることや症状についてお話するとともに、治し方や対人恐怖症患者との接し方について触れていきます。

■参考記事:人見知り・コミュ障を直すには?コチラも参照!

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人見知りを治す9つの方法!コミュ障の原因って何なの? | Lovely[ラブリー]
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心理的に原因あり?対人恐怖症の原因1

【持って生まれた性格や遺伝】

対人恐怖症は別名「社会不安障害」とも呼ばれており、いずれも発症しやすい人には共通の性格が見られます。俗に言う心配性や不安症がそうです。

生まれつき楽天的で、あっけらかんとした人が対人恐怖症を発症することは考えにくく、やはり不安や恐怖を感じやすい人、緊張しやすい人がなりやすいようです。

加えて、シャイであることや内気・内向的な性格は、特定の遺伝子と関連していることも研究結果として報告されています。

だからと言って、親が対人恐怖症だから子供も対人恐怖症になるというわけではありません。生まれ持った性格はあるにしろ、環境やまわりの大人の接し方で形成されていく性格要因の方が強いのです。

心理的に原因あり?対人恐怖症の原因2

【育った環境】

育った環境が性格や人格に与える影響は大きく、対人恐怖症を発症するか否かにも関わっています。特に恥の文化である日本の家庭では、発症率が高いとされています。

極端に世間の体裁を気にする親の元で育てられると、「恥をかくことはいけない」という心理が生まれ、人との接し方がわからなくなり、恐怖が芽生えます。

過保護な親に育てられると、失敗や挫折を知らないまま成長し、人とのコミュニケーション能力や対応能力が低下してしまいます。

親との接し方が、最も対人恐怖症の発症に関与していると考えられます。特に母親との関係は、父親以上に影響を与えることでしょう。

心理的に原因あり?対人恐怖症の原因3

【トラウマ】

生きていればもちろん誰しも失敗や挫折はありますが、失敗経験が克服できず、トラウマになってしまうことがあります。

そんな経験が強いトラウマとなって、人目を過剰に心配するようになったり、ちょっとしたことで心が挫けたりします。

いじめがいい例で、いじめられる原因がわからないままだと「他人は常に自分を痛めつけるだけ」という心理が根付いてしまい、心が開けなくなってしまいます。

対人恐怖症の発症歴が長ければ長いほど、克服するにもかなりの心理的根気や辛抱強さを求められます。

心理的に原因あり?対人恐怖症の原因4

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